今日もご訪問ありがとうございます
久しぶりの着物キモノと色々と…の記事です。
ご興味のある方は、
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ
華道の先生から
「時間があるのなら、自宅でお教室を開かれたら
どうかしら?ご自分の勉強にもなるわよ」と
提案がありました。
しかーし、まだまだ修行の身。
恐れ多い事でございます
私には、学ばなければならない事が
まだまだ たくさんあります。
先日、華道のお稽古の延長線上にある
「師範研究会」に参加してきました
まずは、
美術に携わる先生の「線の多様性」についての
講義がありました。
線の美しさを養う目を育てて、
型を勉強して、線の美しさを抽出する。
それが、自由な造形に繋がるのだそう…
美術と華道…
あまり繋がりがない様に思いますが、
「創り出す」「造形」のキーワードは
同じだったんですね。
基本の型を学ぶ。
その型が自然に表現できる様になる。
その型から離れて自由に表現する。
「守破離」について、お話しされていました。
(そう言えば、守破離については、
以前もどこかの記事で書きましたね)
何事もそうですよね。
例えば、お料理なんかも同じだと思います。
基本が出来ないと、
アレンジの幅も出ないもんね
最近は、時間に余裕があるので
料理に時間をかける様になったけど、
なかなか幅が出ないのが悩みのタネです
さて…。
華道をしていると、
「着物を着る機会があって、おしとやかでいいわね」
と、良く言われますが、
お稽古の時間は、着物は全く相応しくないのです。
お水が飛んだり、花の花粉が付いたりと
とにかく、着ている物が汚れます
太い枝だとノコギリを使ったりするし、
手もガサガサになるしね
仕事帰りに着物姿でお稽古に行っていた頃は、
お稽古の度、たすきをかけていましたが、
袂が水盤に浸かるんじゃないかと
いつも気にしながら過ごしていました
完成した作品は、美しいけど
そこまでの道のりは決して優雅ではありません
そう言えば仕事を辞めてから、
すっかり着物を着なくなったなぁ〜
仕事をしている時には、
「着物を着る機会が無いのよね」と仰る方に
「ご自分のお気持ちひとつですよ」
…なんて、偉そうな事言ってたけど
ごめんなさい反省です。
もう少し過ごしやすくなったら、
また着物デビューしたいと思います。
講義の後は、実技の時間…
私にとっては、ハードルの高いお題でしたが、
先生方の細やかなご指導を受けながらの
悪戦苦闘の2時間でした
日々の精進を重ねるのみなのだと
痛感した1日でありました
その日の気分や気持ちが型に現れる華道…
穏やかな気持ちの時には、
大らかでゆったりした作品が出来上がるし、
そうじゃない気持ちの時には、
上手くできません。
不思議ですね…
最後に…。
講義をして下さった先生からの言葉です
日本人の良い所…
良いと思えば徹底的に続ける事ができる。
だから「伝統が続く」のだそうです。
「学ぶ事を怠らず
しっかり勉強する機会を作りましょう」
今、皆さまは何を学んでいますか?
〜展覧会にて〜
素敵な作品ばかりで、
心洗われる気持ちになりました
ランキングに参加しています
応援して頂けると、とても励みになりますので、
ポチッとクリックよろしくお願いします
にほんブログ村
にほんブログ村
こうして 時に「腎がん」を離れて日々の生き様を語られると
ますます ステキなmokaさん が現われますね。
> 日本人の良い所…
> 良いと思えば徹底的に続ける事ができる。だから「伝統が続く」
含蓄深いことばでした。
以前 京都御所の営々とつづく維持管理を伝えるTV番組で
職人さんが匠の技を駆使して修理修繕される様子をみて
初めて「天皇家・御所は日本文化の源泉」の意味がわかりました。
まさに「伝統が続く」「伝統は続く」と あたり前に...。
展覧会の作品、左下は 「ほおずき」でしょうか?
穏やかな明るさが とてもいいですねぇ。
mokaさんのますますのご活躍をお祈りします
趣味的な記事にお付き合いいただき、
ありがとうございます〜
時には、病気の事を忘れる時間を作って
元気に生きる時間も必要ですね。
なるほど、「天皇家・御所は日本文化の源泉」
職人の匠の技…正に伝統ですね。
永く続いている事柄には、
全て意味があって、
受け継いでいかれるものなんですね。
「いけばな」をしていると、
その時期にしか出回らない花に出会います。
「ほおずき」もそうですね
花によって季節を愛でる事ができる庭があれば、
幸せなのでしょうけど…
デ某さん宅のお庭が羨ましいです。