私が滞在していたトュール付近にはロワール河が流れています。この河は全長1020㎞でフランスで最も長い河です。
この河の流域は中世時代には豊かな農業地帯として栄え、主に15世紀前後に建築されたお城が田園の中に32もあります。ひとつひとつ個性があって、まさにおとぎ話の世界。 私が訪れたお城のいくつかを紹介します。
ロワールのお城訪問第一弾は学校の遠足に参加して行ったロッシュ城。
他のお城に比べて無骨で質素なこのお城はシャルル7世の愛人アニエス・ソレルのお墓があります。またこの女性はフランス初の王の公認愛人第一号だったそうです。 公認ってスゴイですね~。1429年にジャンヌダルクがシャルル7世に謁見しにこの城を訪れています。
また地下には牢獄として使用された独房もあります。
私が訪れた日は天気が良くなかったのですが、このお城の雰囲気には合っていました。
本当日本の木造建築とは全然雰囲気が違いますよね~。昔の王様は愛人の一人は二人いて当たり前って感じなんでしょうね。今よりずっと自由というかオープンというか・・。
ヴェルサイユ宮殿の中なんてよっぽど破廉恥なんて聞きますから一体中で何が行われていたのやら・・。