トュールでは週末になると旅行に出かけてました。ヴィシーに帰ったこともあったし、ヴィシーの語学学校カヴィラム時代の友達がトュールに遊びに来たこともありました。
その友達AちゃんとSちゃんがトュールに遊びに来たとき、ロワールのお城を巡ってアンジェとナントにも行きました。ナントはトュールから電車で2時間くらいの大西洋に近い都市です。トュールより大きい都市で活気がありました。昔はアフリカの人たちの奴隷を使って行った三角貿易で発展した都市でもあります。街中にはトラムが走ってますが、道はトュールより複雑というより入り組んでる感じでした。そんな入り組んだ道でも難なく歩けたのはこちらもカヴィラム時代の友達Yさんがナントに住んでいたからなのです。Yさんはカヴィラムでフランス語を勉強したのち一旦日本に帰国してワーホリのビザをとってナントでカヴィラムで知り合ったメキシコ人の友達と同居しながら生活している逞しい女性です。
実は彼女と私はこの旅行で会うまで学校で喋ったこともなかったのですが、AちゃんとSちゃんがYさんと友達でそれを解して紹介してもらいました。初対面なのに同郷のよしみかとても親切に接してくれて（同居人のメキシコ人も不在ということで）家にも泊めてくれてとってもサンパな女性です。
ナントといえばやっぱりこれ？世界一美しい？パッサージュ・ポムレー。私は見たこと無いけどカトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画の舞台にもなったところです。
土曜の昼間に行ったので明るいし人が多くてなんですが、夕暮れで人がいなかったら恐らくもっとロマンティックであろう・・。中はショッピングモールざます。
ブルターニュ大公城は残念ながら改装中だったので見学できず・・。それ以外の見所はサン・ピエールポール大聖堂やナント美術館。美術館はなかなか見ごたえがあって面白かったです。回廊型で見やすく展示してあります。確か4時半を過ぎたらお安く見学できた気がします。
夜はYさんのお家で一緒にごはんを作って食べました。メニューは焼肉。そしてナントワインとアンジェのロゼを飲んだ。女だらけ4人でワインの酔いもあってケラケラといつまでも笑ってた夜でした・・。
ところで・・
トュールに行ってから気になってることがありまして。それはコレ↓
マリモがくっついてるみたいな木
トュールやナントに限らずフランスの至るところに生えてるのですが、葉っぱが綺麗にまん丸に枝に残ってるってのが不思議なんですよね～。決して鳥の巣なんぞではありませんよ？私はマリモ木と読んでいたのだが、どなたか植物に詳しい方、なぜこんな風に葉が残るのか教えていただきたい。。
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