内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

スペシャリスト

2019-07-18 22:24:54 | ビジネス境界線
時間で働くこと

成果で働くこと


自分にとっての答えは
シンプルに出ていますが




一緒に働く人たちの悩みが

組織的な問題として

時間で働かせれること
成果で働かされること

この観点の不一致から起こっているのではと
他人の悩みから感じる事がありました








これは例え話


スペシャリストとは
研究をしたい人たち


それは時には仕事と認めてもらえない側面を
含んでいることもある




スペシャリストの時間軸は歪んでいる

一日のなかで「働く時間」という概念は
スタートにない

「突き詰めたい」という
人生のテーマくらい長い長い欲望の方が
スタートにある




スペシャリストにあるのは
時間よりも「プライド」である



突き詰めたい意欲は
プライドと関係している事は多い







一つに
認められたい もある




一つに
本当にたどり着ける自信を
自分に持っていて感じている もある




前者のように
精神的な偏りから
スペシャリスト思考になる人も多い


ただこれはうまくいかない
すぐに諦める

もともと長い大きな欲望ではないから




本当のスペシャリストは
後者の方である


人間生物の境界の一番外側で
何で何で
どうしてどうして
不満だ不満だ

が基本にあり



自分だったらそれを解決できる

解決してみせる

自分のためにも
他人のためにも




この自信こそ
スペシャリストの核ではないかと思う




損得勘定が
自分の生物感で自然と考えるような価値観







そして本当のゼネラリストにも
実は同じことが言えるところが面白いところ

























まとっている鎧

2019-07-17 22:09:47 | ビジネス境界線
仮面だとか

上っ面だとか

色々な防御手段がありますが


「重い鎧」


となったらどうでしょうか



何か重い鎧をまとっていると
人から言われるという状態



自分でもそれは痛いぐらいにわかる
分かりすぎていてそれをどうしたらよいか



それに頭を悩ませているのだけれど


人から見てもそうなんだなと
改めて気づかされました





何かから何かを守りたいから
何かが何かの時に
鎧をまとっているのですが

これが分かっているようでわからない




そもそも主体が心でなく
体よりの物質由縁であれば
悩んでもしょうがないとも思う




でも重い鎧をまとっている自分だけは
いつでも自分に感じられる

感覚というより症状としてあらわれる









プライドを守りたいのだと思う


命を守りたいかと思ってきたが
どうやら違う



プライドには色々な種類がある




例えば
倫理もプライドの一つ
先祖への意識もプライドの一つ
家族を守るもプライドの一つ
仕事の自信もプライドの一つ


自分にとって
間違っていることに触れないこと
それはプライドである




表向き正しい世界のルールと
表向き正しくない世界のルールの間に
挟まれたときに

その境界線の上に立ったとき


片方を拒絶するのは当然のことである









でも現実

今自分が経験している現実


その中で正しくないものが
当たり前の顔をしている世界


そのリアルタイムの自分の現実は



果たしてそれを正しくないと
受け止めきれるのでしょうか



自分自身だと思っていた人たちが
それを受け止めきれる現実もまた
リアルタイムの「中の」世界





自分の根元がそこにかすかな救いを求める


体はただただついていかない 壊れる






どうしてあんな事が起こったのか

どうしてあんな事を経験したのか


それがただただ繰り返される問いとなって
自分に戻ってくる





恐怖や不安は
自分の正しいものを
ただただひたすら正しいと主張する





嬉しさや安心は
自分の正しいものを
ただただひたすら正しいと主張する





感情の奴隷でいいのか


扁桃体は進化の歴史

生物である私は物凄い影響を受ける




それは果たして私が決める境界に

沿っているのでしょうか




重い鎧とは

自分のルーツと
新しい生き方の自分との間に生まれるもの

覚悟は必要です

















100円世界と200円世界

2019-07-17 00:17:06 | ビジネス境界線
一つの単位が100円という世界に

生き続けてきました



ジュース
アイス
ポテチ
野菜いろいろ
豆腐
納豆
かさ
ゴミ袋
スポンジ
ラーメン
きのこ
コロッケ2個



100円というのは
とてもキリがいい数字でみんな大好きです


100Yenショップというのは
この感情に合わせたビジネスです




世の中の売っているものが
全て高く感じる

それを買うと損した気分になる







でも現実は違う


一つは100円では手に入らない



時代の変化にあわせて
200円を一単位に自分を設定できると




とたんに全てのもものが安く感じる



これもあれも凄く安い



得した気分になる




美味しい野菜をたべたければ


200円でも足りない




でも得した気分になるのです




幸せは自分の設定している枠の大きさに
左右される





食費が2倍になることは
フィナンシャルプランナーは
許さないけど




私が許す





それが幸せ









健康であることの理由

2019-07-12 23:49:50 | ビジネス境界線
他人に影響を与えられる絶対条件


そうしたいと思うなら尚更の条件




健康とはフラットでいられること





フラットな状態は




人を内側に巻き込むことも


人を外側に巻き込むことも




同じだけの距離で

自分を誘導させる事ができる立場にいること





どうやってフラットでいるか


フラットでない自分を正しく認識できるか


味の世界

2019-07-12 23:28:34 | ビジネス境界線
舌が感じる全て


歯と顎が感じる全て


鼻の内側が感じ全て





でも何かにいつでも繋がっている





そう司令塔がやっぱりある


反応を伝えられ


それはこうだと思うよ


と判断を下す司令塔が








全ての美味しいものを知り尽くしたら

幸せなのでしょうか




魯山人は幸せそうではありませんでした






味という世界は

この「司令塔」の喜びであるとも言えます



舌とか歯とか鼻とかではなく


この司令塔の喜びなのであります





これは味だけでもなく


全ての感覚器官は


この司令塔の喜びにお伺いをたてながら


それを判断している





この司令塔は頭がいい


一度経験すると

それを「分類」するのです




何もなかったところに

境界線が設定されるのです



司令塔はこの
「自分主体で行われた境界線の設定」


が堪らなく気持ちいいのです



それを永遠に続けていくと



もう境界線はひけなくなるのです


悲しい



魯山人はこの境地を味わったのかもしれません