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くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

ヘクソカズラ、ノブドウ、ヤブガラシ、ツルウメモドキ、アケビ、センニンソウ

2018-07-12 | 日記
近所の電車を見下ろすフェンスに絡んだつる性植物が小さな花を咲かせていた。

ヘクソカズラ アカネ科ヘクソカズラ属

遠くに電車が走っているのを見ると楽しい。小さな男の子は電車が走るのを眺めるのが好き。フェンスのヘクソカズラの花などどうでもいいことだ。


つるの巻き方は左肩上がり(S字型)。


花冠は長さ約1cmの釣鐘状で先は浅く5裂して平開し内側は紅紫色。この花は紅紫色が内から花冠にまで及んでいて美しい。


葉柄の基部に托葉がある。これがあれば花がなくても見分けられる。


ノブドウ ブドウ科ノブドウ属

ノブドウの葉がフェンスを覆い尽くしている。


果実はまだ緑色をしているが、そのうちに紫色や碧色に変わっていく。これはブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることによるらしい。


花弁と雄しべは5個、雌しべは1個。


ヤブガラシ ブドウ科ヤブカラシ属

葉は5小葉からなる鳥足状複葉のヤブガラシ。どこにでも生えて厄介者。




午前中早い時間にすでに花弁と雄しべが落ちたのだろう。4枚あったはずの花弁と雌しべはもう脱落していて、黄赤色の花盤だけが残り淡紅色に変わりつつある。


ツルウメモドキ ニシキギ科ツルウメモドキ属

写真にはツルウメモドキ、アケビなどが写っている。


ツルウメモドキは落葉つる性木本で雌雄別株。


花期は5、6月だったのだろう、もう果実を付けている。ツルウメモドキは右肩上がりらしい。




アケビ アケビ科アケビ属

アケビは落葉つる性木本で掌状複葉で小葉は5だからわかり易い。つるの巻き方は右肩上がり。


こんなところにアケビがあるなんて不思議。このあたりも30年ほど前までは林だったからなあ。


センニンソウ キンポウゲ科センニンソウ属

この場所には真夏にはセンニンソウの白い花が一面に咲くのを知っているから、葉を見ればすぐわかる。センニンソウは常緑つる性半低木、奇数羽状複葉で小葉は3〜7。左にはノブドウ。

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