晴天にのどかに浮かぶ雲を見ていると外がこれほど寒いとは思わなかった。この冬一番の寒波がやってきたようだ。

郊外の田んぼの脇道を走っていたら水田に溜まった水が赤く色づいていた。早速外に出て確認。空の青とのコントラストが美しい。

一面が赤褐色で、ちょうどテニスの赤いハードコートのように見える箇所もある。一体なんだろう?


近づいてみる。


ネットで検索するとアカウキクサ属の一種の浮草のようだ。日本産のものとしてはアカウキクサ(Azolla imbricata)とオオアカウキクサ(Azolla japonica)があるが、これらは減少傾向でむしろ珍しく、最近はラテンアメリカ原産のアメリカオオアカウキクサ(Azolla cristata アゾラ・クリスタータ)が勢力を伸ばしているらしい。その区別はとても難しいので素人には無理。この房総半島にももう進出してきているだろうから、これはアゾラ・クリスタータかなあ?

びっしりと密生しているところはまるでわざと凸凹をつけた壁のような感じに見える。

落ちていた棒で泥と一緒にすくってみた。

全部が赤褐色ではなくてはじめは緑色だったものが紅葉して赤くなったのがわかる。


手に取ってみるとこんなに小さいウキクサであることがわかる。

つまんで観察。ヒノキの葉のように鱗片状の葉が重なっていることがわかる。ウィキペディアによればアカウキクサ属のアゾラ類は水田や湖沼などに見られる浮遊性のシダで、葉は鱗片状で茎に2列に互生し上下2片に分裂する。この上側の裂片基部の空洞に藍藻類のアナベナが共生し窒素固定能力がある。そのため緑肥として用いられ、また合鴨農法でアイガモの餌としても用いられるらしい。冬には紅色になる。

郊外の田んぼの脇道を走っていたら水田に溜まった水が赤く色づいていた。早速外に出て確認。空の青とのコントラストが美しい。

一面が赤褐色で、ちょうどテニスの赤いハードコートのように見える箇所もある。一体なんだろう?


近づいてみる。


ネットで検索するとアカウキクサ属の一種の浮草のようだ。日本産のものとしてはアカウキクサ(Azolla imbricata)とオオアカウキクサ(Azolla japonica)があるが、これらは減少傾向でむしろ珍しく、最近はラテンアメリカ原産のアメリカオオアカウキクサ(Azolla cristata アゾラ・クリスタータ)が勢力を伸ばしているらしい。その区別はとても難しいので素人には無理。この房総半島にももう進出してきているだろうから、これはアゾラ・クリスタータかなあ?

びっしりと密生しているところはまるでわざと凸凹をつけた壁のような感じに見える。

落ちていた棒で泥と一緒にすくってみた。

全部が赤褐色ではなくてはじめは緑色だったものが紅葉して赤くなったのがわかる。


手に取ってみるとこんなに小さいウキクサであることがわかる。

つまんで観察。ヒノキの葉のように鱗片状の葉が重なっていることがわかる。ウィキペディアによればアカウキクサ属のアゾラ類は水田や湖沼などに見られる浮遊性のシダで、葉は鱗片状で茎に2列に互生し上下2片に分裂する。この上側の裂片基部の空洞に藍藻類のアナベナが共生し窒素固定能力がある。そのため緑肥として用いられ、また合鴨農法でアイガモの餌としても用いられるらしい。冬には紅色になる。