前日の夜ワゴン車で東京を出発したチームの方たちが翌朝ホテルに迎えに来てくれたので合流し、陸前高田に向かった。 途中の窓から見ると、一昨年瓦礫拾いをした長部(おさべ)の集落には水産加工工場が数棟立ち並び、生産活動が本格的に再開したようだ。 奇跡の一本松は枯れたので代替の物が建ち、観光客の立ち寄り地となっている。 老舗のホテルは高台に移転して建設が始まっていたが、平地は地盤沈下して田んぼのようになったままだった… . . . 本文を読む
市内に戻って南町の仮設商店に行ってみると、日曜日の夕刻とあってビアパーティーが開かれていた。 南町は市民や漁船の船員が多く集まる繁華街だったところで、由緒ある料理店や歴史的な建物が多くあったらしいが、今は何もなくなっている。 広場のステージでは市民の軽音楽バンドが演奏し、多くの人がビールを飲みながら楽しんでいた… . . . 本文を読む
一旦ホテルに戻って自転車を借りて市内を回ってみた。 JRの駅から市役所までの下り坂に沿った街並みは震災前に来たときと変わりなかったが、港の周辺はすっかり街が無くなている。 大島への連絡船の桟橋は海に落ちたままだ。 ここには待合室の建物があったはずだが全くなくなっている。 少し離れたところにある魚船の水揚げ場とセリ市場は再開されていたが、その隣の観光用魚市場は廃墟のようで、フカヒレラーメンを食べた2階のレストランもなくなっていた… . . . 本文を読む
日曜日から2泊3日で陸前高田、気仙沼でのボランティア活動に参加した。 企画、コーディネートは「気仙沼にバッティングセンターを作るプロジェクト」を支援しているSさん。 参加を呼びかけてくれたのは震災以来陸前高田を継続的に支援しているミュージシャンのEさん。 そのお二人の仲間3人と、私と同年配で遠路奈良から来られたTさんと総勢7名のチームで短期間ながら密度の濃い活動をした… . . . 本文を読む