つれづれ雑記

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府中駅伝

2014-02-14 | スポーツ
多摩川堤防のサイクリングコースを走るのでコース上の雪は溶けていたが、スタートや中継をするエリアは人工芝のサッカー場なのでまだたっぷり雪が残っていた。 しかし重機を入れて除雪ができないので、コースを変更せざるを得ない。 急遽狭い遊歩道でスタートや中継をすることにし、周辺の雪を重機で取り除いて本部や記録室のテントを設営した。 大勢のチームが無事にスタートできるか、応援するチームメイトや観客が両脇から遊歩道に入ってランナーと接触しないか、等々危ぶんだが、ランナーや観客の協力で、事故もなく無事に全チームがゴールできた。

コースを変えたことでタスキの中継場所は大混雑し、決められたポイントでの中継ができなかったり、次走者がなかなか現れず何分もタイムロスをしたチームもあった。 しかし各区間の順位やタイムは正確に計測され、大会運営は全く支障なかった。 これは4年前から導入された電子計測システムのおかげで、タスキに埋め込まれたICチップの情報を中継点で読み取るので何チーム走っても大丈夫。 お金はかかるがもはやこのシステムなくしては最近の駅伝やマラソンは成り立たない。 各区間を走り終わったすぐあとに、チームの順位や個人のタイムが発表できるので、記録掲示場所は黒山の人だかりになる。 この駅伝の魅力の一つだ。

表彰式が終わった後、恒例の親睦会には市長や議員も大勢出席し駅伝の無事成功を祝った。 市長は50歳半ばで若い頃はラグビーをしていて今も時間を見つけては走っているそうで若々しい。 私とは電子計測システムのことやラグビー・ワールドカップのことを話したが、災害ボランティアで行った釜石では地元のシーワールドチームのホームグラウンドになっている競技場に仮設住宅を作らなかったのは、市民が熱烈にラグビーを愛しているからだと言ったら、感激した面持ちだった。 府中には東芝、サントリーのラグビー強豪チームがあるが、市民と一体になているのは釜石の方がずっと上だろう。 お互いに感慨深い話が出来て握手を交わした。

体育館での開会式


狭い遊歩道でのスタート




記録の掲示場所には大勢の人が


表彰式


高校の部で優勝したW校の生徒は、毎年最後まで残ってゴミ集めをしてくれる 駅伝が強いだけでなく躾の良さにいつも感心する

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