つれづれ雑記

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味の素スタジアム

2012-04-26 | スポーツ
米軍関東村の跡地に2001年に東京都が建てたもので、2003年からは味の素が命名権を取得している。 これまではFC東京をはじめ、サッカーのスタジアムとし使われてきたが、400mトラックを持つサブグラウンドの整備が完了し、今回の東京選手権で陸上競技場としての杮落しとなった。

名前だけは超一流の国立競技場はサブグラウンドがないので、実質的には第1種競技場とはいえない。 このため2007年の世界陸上は大阪の長居で行なわれ、毎年のスーパー陸上は横浜スタジアムや、川崎の等々力競技場で行なわれている。 東京で国際陸上が行なわれたのは1999年のスーパー陸上が最後で、以来10年以上東京では国際陸上は行われていなく寂しい限りだ。 

味スタは競技場とともに計測設備も最新式のものが設置され興味深かった。 トラック競技の決勝の写真判定はスタンド最上部の固定カメラだけでなく、トラックの内側にもカメラを設置し、両側で判定している。 走り幅跳びややり投げなどのフィールド競技の距離測定は光学的に行い、パソコンに接続して瞬時に掲示されるので観客も早く結果を知ることが出来る。 追い風や向かい風を測る風速計は始めてみる新型だった。 どんな原理で、どんな内部構造なのか知りたい。 ともあれここで国際大会が開かれるのが待ち遠しい。

味の素スタジアム


新装成った競技場


女子やり投げ


スタンド最後部に固定された写真判定カメラ(左の窓の中)


トラック内側からもカメラで判定


今まで見たことの無い風速計


計測器はディジタル化されてもハードルの設置は手作業


面白い注意書き

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