つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

羽黒山

2013-07-13 | 旅行
奥の細道で芭蕉も参詣した羽黒山は、少々お天気が悪くても何時か行ってみたいと思っていたところだ。 ちなみに一昨年に酒田に来た時も今回も、出羽富士と言われる美しい鳥海山は半分から上は雲に隠れて見えなかったが、芭蕉もまた酒田、象潟に滞在中、ついに鳥海山は見ることができなっかたようだ。 まあ風景はお天気次第、いつか見える時もあるだろう。 羽黒山随神門を通って階段を下ると朱塗りの神橋がある。 周囲の緑と先に見える滝に調和してとても綺麗だ。 さらに進むと国宝の五重塔が木立の中にひっそりと立っている。 白木造りで均整のとれた美しい塔で、とても素晴らしい。

ここから一の坂、二の坂と急な階段が続き汗だくになってひたすら登る。 二の坂を登りきって一休みしようと思うとちょうど良いところに茶店があり、うまくできている。 ここで名物の力餅とお抹茶をいただき、汗も引いたところで再び歩き出すが雨がだんだん激しくなってきた。 2446段の最後の坂、三の坂を登りきって頂上の拝殿に着く頃には土砂降りの雨。 この拝殿は月山、湯殿山、羽黒山の出羽三山を合祀してあるので、とりあえずここだけ参拝してズブ濡れになりながらバス停に急ぐ。 ゆっくりできれば見るべき所がたくさんあったのだろうが、今回はパス。 ちなみに芭蕉はここから数日かけて月山、湯殿山に登っているが、修行者の掟として詳しいことは話していけないとのことで「奥の細道」には書かれていない。

庄内平野の中に立つ大鳥居


羽黒山参詣入口


石段を下るといくつかの祠がある


下り切ると朱塗りの神橋


神橋からは滝が見える


国宝五重塔は均整のとれた白木造り


石段の急坂が続く


二の坂を登りきると茶店がある


頂上の拝殿は三山の合祀


芭蕉像

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