つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
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町田で足湯

2014-02-08 | 災害
日本財団での東北被災地足湯活動は昨年3月で終了したが、その後足湯器具を引き継いだ方々が個別に活動を継続されており、時々活動案内のメールをいただいている。 今回は主に千代田区で足湯活動を続けているKさんが声をかけてくれたので参加した。 Kさんが町田FMIの方と千代田区の足湯の時にお会いしたとき、一度町田でもして欲しいということで今回の活動になったとのことだ。 ボランティアとして集まったのはKさんと私の他に、足湯の超ベテランで私も2度ほどご一緒したIさん、遠野まごころネットで何回か足湯をしたという町田市民のSさんの4人で、13人の方々に初めての足湯を楽しんでいただいた。

私は3人のご婦人に足湯をしたが、福島で家を流された方、家は残ったが原発近くで帰宅はできない方、仙台市のマンションが大きく壊れたが管理組合が脆弱で建て替えの話が進まず、いずれも帰宅の見込みが立たず、将来ともにこちらで暮らさなければならない方々だった。 また偶然3人の方は国立、八王子、小金井とこの周辺の出身のため古い友人に会えるなど比較的恵まれた環境にあるが、それもなぜこんな生活をしなければならなくなったのか、天災とは言え理不尽なめぐりあわせにやりきれなさを話された。 新たな家族関係に悩まれる方、新しい仕事でご苦労されている方、最終的な住まいをどうするか見込みの立たない方、皆さんそれぞれに大きな問題を抱えておられる。

今まで足湯をしたのは東北各地の仮設住宅で、元の居住地に近い方々が一固まりで暮らしておられるが、東京では皆さんバラバラなので、この会で知り合った方が案外近くに住んでおられて親しくなったというお話も伺った。 都内の各区や市に同じような集まりがあるのだろうが、プライバシー保護で外部には知らされていないので、足湯も口コミで広がるしかない。 町田市民のSさんはこの会にこれからも顔を出し、地元の情報などをお話しして少しでも生活のお役に立ちたいとのこと。 被災者の方々だけでなく地元の人とのつながりの場にもなれば、なお良いことだろう。 町田には200人、八王子には300近くの方々が避難生活をされているとのことなので、八王子でも足湯の機会があれば参加したい。

町田FMI




足湯会場



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