抽選箱

理事の選挙管理委員を務めている競技審判の先輩にお聞きした。　この人は自治体出身で、こういうこともあろうかと事前に市会議員選挙などで使う抽選箱を用意していったと、立派な木箱の現物を見せてもらった。　普通は滅多にお目にかかることのないものだ。　案の定３人で抽選を行うことになり、この抽選箱の出番になった。

最初に抽選箱の棒を引く順番を決める抽選を行い、次に抽選箱の１０本の棒の先に書かれた番号の小さい順に当選とするルールを説明した。　結果３人の中で最も若く現在理事を努めている人が落選した。　有能な人だけにお気の毒で不運としか言いようがない。

市会議員や国会議員でも同得票数の場合は同じような方法で決めるらしい。　人生、最後はくじ引きの運次第と言うことか。

抽選棒の入った抽選箱




棒の先に１～１０の数字が書いてある