つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

鹿島神宮

2012-12-20 | 旅行
境内の配置図を見ると一の鳥居は参道を遥か離れた北浦の湖岸にあるが、神社の入口にあるはずの大鳥居(二の鳥居)がその位置にない。 後で調べると昨年の震災で完全に倒れ、再来年の再建を目指しているとのことだ。 境内のその他の鳥居もたくさん倒れようたが今は復元されていた。 江戸時代に作られた朱塗りの楼門がどっしりした構えで迫力がある。 楼門を入ると本殿は正面ではなく右側にある。 あまり大きくはないが簡素で端正な社殿だった。

森の中を真っ直ぐに伸びる道を行くと左の鹿園には鹿島の由縁の鹿がたくさん飼われている。 道の突き当りに歴史を感じる苔むした奥宮があり、その脇を抜けてしばらく行くと地震を鎮めるという要石がある。 大鳥居が倒れたのでこの要石の力を持ってしても昨年の地震は抑えきれなかったのだろう。
奥宮に戻って左に行くと禊をする御手洗池がある。 この池の水量はいつも一定で枯れることは無いそうだ。 歴史では鹿島、香取の両神宮は平安時代以前からあったようだが、さすがにここの神域を歩くと何やら神聖な空気が漂っているように感じた。  

神宮を出て神社の森の塀沿いに車で裏に回ると国道に出る。 大洗に続く道で、40年ほど前はここで東日本実業駅伝が行われたので何回か来たことがある。 当時は片側1車線の細い道だったが今は広くなっていて2kmほど先にはサッカーのカシマスタジアムがある。 昔は多分防砂林が延々と続いていたあたりだろう。 ついでに立ち寄ってみたが立派なサッカー専用スタジアムだ。 ジーコの銅像や選手の足型がたくさんあった。 ここでサッカーを見てみたいがちょっと遠いな。

華麗で豪壮な楼門


鹿島神宮本殿


鹿島の名の由来の鹿園


苔むした奥宮


水の枯れない御手洗池


カシマスタジム


ジーコの銅像と足型



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