つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

越後村上

2013-07-19 | 旅行
村上はずっと以前の城跡を訪れた記憶があるが、車で連れてきてもらったので街並みは全く覚えていない。 最近になってJRのPR誌で塩引き鮭を軒から吊るして保存するユニークな街として紹介されていて、古い町並みも残っているようなので行ってみたいと思っていたところだ。 駅前の観光案内所で主な見所などを教えてもらい、レンタル自転車を借りて見物に出かけた。 京都の町屋と同じような間口が狭くて奥行の長い古い町家を2~3軒拝見したあと、今はコミュ二ティーホームとして使われている町家でひと休みさせてもらった。

ここに集まっていた元気の良い年配の女性たち4~5人に混じって、お茶おいただきながら村上の街の話、今日から始まるお祭りの話、東京に行った時のことなど、一緒におしゃべりさせてもらった。 さて次へ移動しようと腰を上げると雨が降り出したので自転車を預けて徒歩で回ることにしたが、雨はだんだん激しくなる。 井筒屋という町家のカフェで雨宿りしたが、ここは芭蕉が2泊したとこだった。 雨が少し止んだので、黒塀小路や寺町を歩いてコミュニティーホームに戻り、雨がまた降り出さないうちにと早目に自転車で駅に戻ったので、結局町外れの城址には行くことができなかった。

駅前のレストランで鮭づくしのお昼を食べた。 塩引鮭もいくら丼もとても美味しかった。 今年が羽黒神社御遷座380年ということで、特別に駅前にお祭りの山車が集まっている。 昔にならって村上城主にご覧いただくといいう趣向で、特急電車で着いた東京在住の城主の子孫が真っ白な礼服を着た駅長の先導で着席し、セレモニーが始まった。 廃藩置県から150年経った今でも城主の子孫は特別な存在らしい。 セレモニーが終わる頃また雨が激しくなり、山車は急いで帰り始め、こちらも特急で村上をあとにした。

日本海パークライン


村上の町家




塩引き鮭の吊るし


芭蕉が泊まった井筒屋




塩引鮭やいくら丼がついた鮭ずくし定食


村上の大祭


城主の子孫を迎えてセレモニー

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