つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

地獄谷野猿公園

2012-12-25 | 旅行
長野から湯田中までは長野電鉄で行き、そこからバスに乗る。 このルートは昔、志賀高原へのスキーでよく来たことがある。 夜行列車で朝5時頃長野駅に着き、長野電鉄の1番電車に乗り換え湯田中につく。 ここでも寒い中バスに乗り換えて志賀高原には7時頃ついて宿に入り、朝食をいただいてスキー場に行った。 寒かった思い出しかないが、今は長野電鉄も地下駅になりラグジュアリーな特急電車が運行されている。 あの頃の国鉄長野駅は屋根が善光寺を思わせるような作りで趣があったが、長野オリンピックで駅舎も建て替えられ、近代的だが趣は全くない。

バスは上林温泉で降り、そこから遊歩道を30分くらい歩く。 ところどころ雪解け道で凍りついているところもあり滑りやすい。 やがて視界が開けると地獄谷温泉が見えた。 ものすごい勢いで温泉が吹き上げている。 吹き出している温泉は高温でとても触れないが、飛沫は凍りついてつららのようになり美しい。 そこから少し階段を上ると野猿公園の入口で、入園料500円を払って中に入ると早速サルが何匹も山の斜面や河原にいる。 餌を食べたり毛づくろいをしたり、喧嘩をして走り回っていたりする。 その奥に人がいっぱい集まっているところが温泉で、サルが何匹も入浴している。 周りを取り囲んだ観光客が盛んに写真を撮っている。 90%は外国人だ。 日本人は私のような変わり者くらいか。 サルはのんびり温泉を楽しでいるように見えるが、何かの拍子にいきなりザバッと飛び出てくるので観光客に飛沫が大量にかかるが、みんな笑って楽しそうだった。

ここには後楽館という1件宿があり、日帰り入浴もできるというので入ってみた。 内風呂と混浴露天風呂があるが、露天風呂には男性側からしか行けない。 混浴というのはサルとの混浴で、実際この日も露天風呂に行こうとすると既にサルが5匹ほど来ていた。 しかし内風呂も露天風呂も熱くて入れない。水は少ししか出ないので一向に冷めず、洗い場で全身に手桶でお湯をザブザブ掛けただけで、とうとう湯船には浸かれなかった。 サルも露天風呂に入った形跡はなかった。 いや、大変な温泉だった!

神林温泉から野猿公園に向かう


遊歩道はところどころ凍っていた


吹き上げる天然記念物の地獄谷温泉




温泉の周りには観光客がいっぱい




温泉に入るサル




1軒宿の後楽館




内湯


露天風呂


サルも熱くて入れなかったようだ

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