北のはげおやじの徒然日記

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オーパスワン2013

2020-01-10 21:41:25 | 日記
昨夜、長男家族をよんでワインの夕べを開いた。

数カ月前に親友から頂いた高級な赤ワインを、妻と二人だけで
いただくのがはばかられ、長男にも味わってもらおうと考えての
こと。

私には、とても気軽にいただくことが出来るようなワインではな
いので、いつどのような時にいただこうか思案を重ねているうち
に、随分日にちは経ってしまっていた。
それが、先日贈って頂いた親友から、「あのワイン、飲んでしまい
な」と電話があり、私の優柔不断な心にも、いただくことを決断さ
せるいいきっかけになった。
そう言うわけで、長男に一緒に呑もうと誘いをかけ、昨日は、その
家族と一緒に楽しいひと時を過ごした。

料理(?)は、生ハム、チーズアラカルトにクッキー、鶏の唐揚げ、
そしてチーズフォンデューで各種食材をチーズにからめて頂く
というもの。

おどろいた事に、チーズ嫌いだった長男の長男が、「美味しい」と
チーズをからめて色々な食材を食べていた事。特に子供達の
事を考えて妻が用意したイチゴは評判が良かったようだ。

飲兵衛組の私と長男は、まずシャンパンで乾杯し、頃合いをみて
予めデキャンタージュしておいた件の赤ワインを酔いすぎない
うちに口にした。
第一印象は、「舌に乗せると、とても優しいふくよかな(決して
尖っていない)味覚が口の中にふくらむ。」と表現すれば良い
のか。普段飲みつけているワイン(1000円しない)と比べる
と、いい意味で「濃い」とも感じさせた。

実は、このワイン贈って頂いた友人とは、想い出の一品。
50歳代になっていた頃だったろうか。このワインを頂く機会
があり、「酸味と苦味のバランスが良く、のど元を通過したと
きには、わずかな甘味さえ感じた」と二人して感激した物だった。
贈ってくれた彼も、あの時に感じ印象は感じなかったと言って
いたが、確かに、酸味と苦味、甘味などは舌で分析的には捕ら
えられなかった。年齢を重ね、味覚の感覚が劣化している所為
もあるような気がする。

オーパスワンを頂いたあと、デイリーワインとしていただいてい
るチリ産ワインをいただいたが、金額的には相当の開きはある
ものの、舌の上では、それほどの違いを感じられなかったと言う
のが本当の所。

贈って頂いた友人には贈り甲斐のない人間で申し訳ない気持ち。

飲んでしまえば、あっという間、とてもはかない。この種のワイン
は気軽に頂くことができる物の方が、私には合っているなと感じ
た次第。