退職以来、殆ど読書らしい事はしていなかったのですが、
世間で話題になっている新刊を、わたしも読んでみたくなり、
ハードカバーは殆ど買わないのに、思い切って買ってしま
いました。(笑)
どんな本だと思いますか?
マスメディアで大活躍し、自身も派手な生活をして、今年
1月に亡くなられたタレント(?) そうです、「やしきたかじん氏」
とその最後に結婚した女性の、なくなる2年前から臨終までの
足跡を再現した百田尚樹氏が書き下ろしたセミドキュメント風
小説「殉愛」です。
なぜ、このような本を読む気になったのか?
一つには、やしきたかじんさんは、わたしと同じ年であること。
此の年になって、ターミナルステージをどう過ごすべきか、い
ろいろと考えを巡らす様になって来た事。
などで、自分の今後を考える上で何か参考になる事があるの
かなというような意味合いです。
内容は、わたしに言わせれば、偏った情報に基づいて偏った
見方で書き下ろされた、ある編集意図のもとに作られた読み物
というように感じられて、後味の悪いものになりました。
詳しくは述べません。
百田尚樹氏の執筆によるものですから、一気に読み進めて
行けます。わたしも2日で読みました。
題材が題材なだけに、売れることを意識して作られたと勘ぐり
たくなるようなものでした。
退職後、殆ど読書もせず、読みたくなった本がこれで、いささか
残念な気がしましたが、火・水と本を読んで自宅にこもっていた為、
(風邪気味のため、プールも行っていません)、身体がむずむずして
ドライブに出かけたくなりました。
この時期に、どこにドライブに出かけると言っても、宛などありま
せん。思い出して、9月だったと思いますが、妻と二人で見た
映画「ぶどうのなみだ」のロケ地だった所に出かけてみようと
思い立ちました。主役の大泉 洋さんはわたしの町出身のスタ
ーで、大学の後輩になります。
妻に誘いをかけましたが、「する事があるからあなた一人で行
って」との事で、一人でカメラを抱えて出かけました。(わたしが、
妻に誘いもせずに単独行動すると、後の仕返しが恐ろしいので
す。)(笑)
場所は、岩見沢市郊外の宝水ワイナリーです。自宅から30km
程度の所です。
確かに、映画で使われたと思われる景色が広がっていました。
しかし、ブドウ栽培の面積が狭い。あれだけの面積で作られる
ぶどうをもとに作られるワインは少量だろうと思いましたが、
醸造施設を見せて頂きましたが、思った通り、数千本も瓶詰め
すれば亡くなってしまうようなタンクで作っていました。
訪問した記念に、ワインを買って帰ろうと考えていましたが、
値段を確認すると赤ワインが2800円を超えます。ロゼワイン
で1600円しました。基本的にロゼは飲みませんので、赤なんで
すが、現役時代なら買っていたでしょうが、年金生活の身、今は
それをするとだめでしょうと心の中で叫ぶ声が聞こえます。対応
してくれた女性は、美形でわたし好みの人だったので、気が引け
ましたが、「ひやかしにきてしまったようで申し訳ない」とお断りし
て、帰って来ました。その女性も、「気にしないで、またお越し下
さい」とお声がけしてくれて、気分は良かったですね。(単純です)
映画のロケ地になったという事でしょう。平日にもかかわらず、
何組かの人が訪れていました。
宝水ワイナリーの醸造所とクラウンアスリート
マイカーは11月6日にスタッドレスに履き替えました。
(ホイールはBSのエナジーライン、タイヤはミシュランXーICE)
純正ホイールで夏タイヤの時のマイカー