先月中頃に最高気温が30度を超えるようになってから今日まで気温の低下は見られず、3週間ほども暑い夏が続いている。毎年のことながら夕刻になると過ごしやすい気温になってくれるが、寝室の窓を全開にしてもここ2〜3日は寝汗が引かない。クーラーは必要無い派だったが、高齢化に向かっていく我々夫婦の体の事を考えると、導入も視野に入れなければと思案し出している。
北海道にいてこうなのだから、本州以南におられる方々のことを思うと、くれぐれもご自愛をと祈らずにはいられない。
コロナワクチンの2回の接種を終えたのを機に、感染予防に心がけながらも少しづつ活動を再開することにした。
ということで、8月1日に避暑を兼ねて釧路の孫に会いに行ってきた。さすが釧路は、気温が7〜8度ほどわが町より低くかった。
6ヶ月ぶりに会う孫は人見知りするようになっていた。会う早々、
我々の顔を見て泣き出す始末。じきに慣れて泣かなくなってくれたが、別れ際まで抱っこはしてくれなかったなー。
2月に出かけた時には、帰りに「丹頂の親子」や「エゾシカの雄」などに遭遇することができたので、2番煎じを狙って、高速道路を避け、太平洋岸の白糠、音別を通って浦幌に抜ける道を選らび、途中「丹頂」や「エゾシカ」との遭遇を目論んだ。が、残念ながら今回は1度も実現できなかった。
帰りの宿泊地は、然別峡菅野温泉。山奥の1軒宿で、我が国の温泉学者として著名な松田忠徳氏による北海道の温泉地番付では西の横綱にランクされたところ。ちなみに東の横綱は登別温泉とのことだった。
山奥の1軒宿で所々、車が交差できないのではないかと思われるほどの狭い道と通ったが、動物などには1度も遭遇しなかった。
これで、今回の旅行の印象記は普通なら終わるところだが、そうではなかった。
到着し、早速温泉に浸かりに出向いた。幾種類もの湯舟がある中で、まずは外と湯船を仕切るガラス扉が全て開け放され、半露天風呂風になった「イコロ・ポッカの湯」と名付けられたところから入ることにした。湯温は40度くらいであろうか、長く浸かっていてものぼせない丁度いい湯加減。名古屋から一人できて自家用車で旅をしているという若者と話をしながら、ドライブ疲れを癒した。若者が上がった後、湯船から3段ほど高いところにある洗い場で洗髪しようと、椅子に腰掛けようとしたところ、洗面器などをのせる台の上に黒っぽい長いものが横たわり、ゆっくりと動いているのが確認された。眼鏡を外している私は、すぐにそれが何であるのかを認識することはできなかったが、目を凝らし、じっくり観察するとどうも蛇で「青大将」のようである。彼は、私を認識していないのか、認識していても無視しているのか、素早い行動で逃げたりせず、ゆっくりと頭を持ち上げ、温水のでる蛇口に絡み付こうとしているように見えた。私の持っている杖より若干長かったように見えたので、1m以上はあったのでは。
私は洗髪をせずに、蛇を刺激しないようにしてその湯船を後にした。上がって、フロントの女性にそのことを話すと、大変怖がり、そのようなことは1年に1度も経験したことがない。湯守が外出してるので、帰り次第捕まえると話しておられた。
アオダイショウ(ホームページから借用)
(湯船にスマホは持っていかないので、蛇の写真はない。)
そんな出来事があった。
オリンピックは始まって、読書には気が向かなくなっている。日本選手の活躍に目が離せない。この開催は国際公約なので、なんとかやり終えてくれることを心から願っている。
ピークは過ぎたが我が家のアジサイ