涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

薬師寺を堪能して、駅ナカで昼食を買って自宅で昼食

2019-05-04 15:00:08 | お出かけ

境内をうろうろしているうちに気づくと12時過ぎ。

もしかしてそろそろ順番かもと思って東塔に行ってみると、
既に22700番。

もうだめかと思っていたら、職員さんが入ってくださいと言ってくれました。

どうもホワイトボードにかかれた番号よりも若い番号の整理券を持っていれば
次々と順番関係なくは入れるようです。

こんなネットを手渡され、これをかぶった上からヘルメットをかぶります。

どんどん階段を昇って6階まで。
ここには東塔の一番上の屋根。

そしてわずかに水煙。

もう一階昇って相輪と水煙。

ヘルメットと相輪・水煙。

ここから見えていた玄奘三蔵伽藍。
ネット越しなので画質は今一つ。

1階まで降りてきました。

金堂と今昇ってきた東塔の覆い屋。

覆い屋。

この部分から玄奘三蔵伽藍を見たわけです。

覆い屋と金堂。

玄奘三蔵伽藍へ向かう途中にシャガ。

玄奘三蔵伽藍の手前では夜の万灯絵に向けて灯籠を設置中。
来る途中には無かったのに。

どうも学生さんが設置しているようです。
上からのぞき込んでみます。

さて近鉄大和西大寺駅で乗り換え。

そこには現在平城宮跡朱雀門ひろばで開催中の「平城京天平祭」の案内。
歩いても15分程ですが、無料シャトルバスが出ているようです。

まあ毎年行っているのとちょっと疲れていたんで天平祭はパス。

奈良行きの列車が到着すると、前二両を切り離すということで、多くの職員が寄ってきて切り離し。
時間がかかりそうなので駅ナカの「うめもり」さんで昼食を購入です。

戻ってくるとまだ作業中。

部屋に戻っておいしく頂きました。

 

元気だったら、この後天平祭へ行くところですが…

 


白鳳伽藍内をあちこち

2019-05-04 11:50:00 | お出かけ

一番北にあるのが食堂。

ここは今特別公開しているのですが、前回見たのでここの拝観券は買っていません。

そこから進むと薬師寺東塔修理所現場特別公開が行われているようで、整理券を配布しています。
一度に100人ずつ現場に昇れるらしいです。

時間があれば行ってみようと、整理券をもらいます。

今日は27000番からの配布とホワイトボードに書いてあって自分橋27573番。
一度に100人ずつだとすると6番目のグループ。
1グループ20分とすると2時間後?

無理かなぁ。

現場はこんな様子らしいです。

確か東塔の解体が始まった時には某グループの特待で、公開していない時期に昇りました。
その時は相輪が外されていて、現場に置かれていたのを覚えています。

今回は塔の上に相輪が取り付けられているのを見ることができるようですね。

鐘楼。

まず東院堂を訪れます。
回廊の外側にあります。

回廊と西塔。

回廊から東院堂。

遠目に四天王像が見えています。
ちなみに御本尊は聖観音菩薩立像。厨子の中に安置されています。

靴を脱いで入堂。
美しい聖観音、四天王、などの仏像を観て今度は中門・南大門を目指します。

回廊と東塔の工事現場の覆い屋。

中門と西塔、東塔の覆い屋。

手水舎と西塔。

二天王像の阿形と、踏みつけられた邪鬼。

吽形と踏みつけられた邪鬼。

南門の外にある石碑。

手水舎と東塔覆い屋。

中門には線香がモクモク。

中門ごしに金堂。

中門の南東に勧進所。
ここで無料で僧侶による説法を聴くことができます。

説法は昭和42年から31年間にわたって管主を務めた高田好胤師がはじめました。
東寺副住職時代に修学旅行生相手にユニークな説法を始め、その話術は「究極の語りのエンターテイナー」と呼ばれました。
その高田好胤師は、白鳳様式の伽藍を復興させたことでも有名です。

仮堂のままだった金堂の復興に着手。
建築に10億円がかかると知った高田好胤師は、浄財を集めるため、その話術をもって全国の市町村を回り説法を行い、
お写経勧進に努めました。
お写経により安らいだ心の中で生き方を見つめ直すと同時に、一巻1,000円(当時)の永代供養料を募りました。
薬師寺は檀家を持たない寺なので建設費の捻出は大変なのです。

自分も10巻写経をして、奉納しています。

今日の説法師は大谷轍さんです。
意外と関東弁での説法。
声に張りがあって大きな声で、立て板に水という言葉がぴったりの説法でした。

説法を聴いて金堂へ。

途中に「東塔解体修理事前調査報告」というパネル。

堂々とした金堂。
金堂には、本尊として国宝・薬師三尊像が安置されています。

その写真は僧坊に掛けられていましたね。

何年か前、東京国立博物館で行われた「薬師寺展」にここの日光菩薩、月光菩薩が出展されました。
金堂内は基壇の上に設置され、しかも光背が付いているのですが、
博物館では基壇や後輩は無く、
全ての方向から観ることができるように、階段状になったところから観るように工夫されていましたね。

写真向かって左から金堂、東塔覆い屋、西塔。

金堂の北側には大講堂。
堂内に安置されているのは、重要文化財の弥勒三尊像

また、日本最古で国宝の仏足石が北側に安置されているのも必見です。

大講堂の北側から食堂。2017年に再建されました。

その南側には多くの蓮鉢。

境内には二つの歌碑。

一つは佐々木信綱(明治5~昭和38)の歌碑。

 ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲

もうひとつは会津八一(明治14~昭和31)の歌碑。

 すゐえんのあまつをとめがころもでのひまにもすめるあきのそらかな

西塔。

西塔も初層が特別公開中。
これもこの前に訪れているので拝観券は買っていません。

西塔の水煙にも飛天。

回廊にはお釈迦様の生涯を描いた相の絵が描かれています。
西塔の内部にも描かれています。

たしか、龍谷ミュージアムでも同じような絵を観た覚えがあります。

回廊に燕。


薬師寺の白鳳伽藍へ

2019-05-04 09:55:05 | 観光地

受付でチケットを買って白鳳伽藍へ。

今、食堂・西塔内部を公開しているのですが、それは前回見たので今回はパスして、安い方のチケット。

途中にこの前訪れた時に咲いていた梅の木に実が生っていました。

僧房に展示されていた古い釘類。

そこには金堂の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩の写真。

そして薬師如来の台座のレプリカが設置されています。

南側の「朱雀」

西側の白虎。

東側の青龍

北側の玄武。

台座の意匠はインドやペルシャ、ギリシャ、中国の影響を受けていて、
奈良はシルクロードの終着点ということを思い起こされます。

大講堂、伽藍回廊を再建した時の柱を、一つの樹から繰り出したようで、その模型。

 

記念スタンプ。

さて、薬師寺の仏像を観に行こうと思います。


朝から薬師寺へ

2019-05-04 09:35:06 | 観光地

朝から薬師寺へ出かけることにしました。

駅に向かう途中、植え込みに小さな花がいろいろと咲いています。

平城宮跡朱雀門

平城宮跡大極殿と復元建築中の南門。

 

近鉄大和西大寺駅の南北広場をつなぐ歩行者専用道路「南北自由通路」の工事、
駅の上を跨ぐ通路ができていますが、まだ工事半ば。

「南都まほろば証券」なんてのができている!

橿原神宮前行き急行に乗って西の京駅へ。
まだ薬師寺が荒れていたころ、各駅停車の列車しか止まらなかったのに、
今は特急列車まで停まるようになっています。

途中西側に垂仁天皇陵。

この前に小さくうかぶ島は、天皇のために不老不死の果物を探した「田道間守」の墓です。

この垂仁天皇陵は、サギ類とカワウの集団繁殖地となっています。
ここ数年その数が増加していますが、大和郡山市の慈光院近くにある小泉大塚古墳に生息していたものが、
近隣住民の苦情で古墳の樹木が伐採されて、ここで繁殖していたサギ類が、ここに移動したと言われています。

西の京駅を降りて東に向かいます。

そこには今春早くに訪れた時に咲いていた桜に実が生っています。

玄奘伽藍に向かう道を入ってゆきます。

そこにはツツジと牡丹。

そこから白鳳伽藍にむかいます。