涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

大阪歴史博物館で「あやしい絵」展

2021-07-29 11:45:05 | 美術館・博物館

できるだけ外を歩かないようにと、中央大通りは地下道で渡ります。
そこに「あやしい絵」のポスターが4枚。

地下道を上がると肌に日差しが痛い。

大阪歴史博物館。

構内の樹に蝉。

飛行機の音がすると思うと、もう車輪を出したJ-AIRの飛行機。

「あやしい絵」展のちらし。

 

明治期に政治、経済、文化、思想といったあらゆる方面において西洋から制度、知識、技術がもたらされるなか、美術界では、西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の思想に裏打ちされたさまざまな表現が創出されました。

そのような表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいというだけの言葉では決して言い表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受ける一方、文学などをバックグラウンドとして大衆に広まっていったことも事実です。

本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画や版画、雑誌や書籍を中心に、歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、個性・自我の尊重、「新しい女性」の出現、社会の底辺層への眼差しなど時代の諸相と紐付けながら、こうした「あやしい」表現が生まれた背景に迫ります。

HPより

ちなみに公式HPはこちら

展示は前期・後期で少し違うのですが今日はもう後期でした・・・

図録を買うかとも思ったのですが、重いしなぁ。

で、絵葉書を4枚購入。
そのうち3枚は今回展示されていたのですが。

谷崎潤一郎の「人形の嘆き」。その挿絵を描いたのが水島爾保布。

これは東京展だけでしか出なかったようなのですが橘小夢が描いた安珍と清姫。

そしてちらしにも出ていた「淀君」 北野恒富画。

6階会場までは「エレベーターでどうぞ」だったのですが、帰りは「エスカレーターをご利用ください」。
なんでやねん。

エスカレーターの踊り場から大阪城。

会場を出てきました。

会場の外に、「ワタとアイを育てていますと植木鉢が並んでいました。

ワタ?アオイじゃないの?と思ってスマホで検索すると・・・

「ワタは、アオイ科ワタ属の植物で…」 知らなんだ~。

すだれの下にアイ。こちらはまだ芽を出したところ。

 

さて、と。まだ昼にもなっていないし、この後天王寺まで出てみます。



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