涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

大阪市立美術館で「揚州八怪」展

2021-07-29 18:48:22 | 美術館・博物館

あべのハルカスを出て、天王寺公園まで歩いてゆきます。

5分ほどで天王寺公園。

オーシャンブルー(西洋朝顔)が咲いていますね。

「てんしば」を横切って大阪市立美術館へ向かいます。
あまりに暑かったのですが、ところどころにミスト。
浴びると気持ちいい。

ひまわりからもミスト。

向こうにスパワールド、少し手前に天王寺動物園。
さらに手前に散水機。

通路にいろいろな車での店舗や、お楽しみコーナー。

天王寺動物園のてんしばゲートまでやってきました。

すぐ隣で工事が行われていました。

後ろを振り返ると、先ほどまで居たあべのハルカス。

大阪市立美術館に到着です。

現在開催されているのは「揚州八怪」展。

揚州八怪は、清時代18世紀に揚州という都市を舞台に、先進的で個性あふれる創作をおこなった書画家たちであり、後世の批評家が選んだ8人の呼び名です。日本において揚州八怪の芸術がまとまった形で紹介された機会はごくわずかであり、大阪市立美術館では1969年以来、じつに52年ぶりの開催となります。揚州八怪の魅力は、洗練された筆墨による創意あふれた制作はもちろんのこと、ときに挫折や身の不自由に苦しみながら、それらを芸術に昇華していった各個の人間性にあります。本展では、日本国内に収蔵される関係作品を含めた73件と、中国屈指の収蔵を誇る上海博物館の協力のもと、精細な画像によって八怪の名品を補い、揚州八怪の全容に迫りたいと思います。中国書画の伝統を近代まで切り開いた先進的な彼らの芸術を、この機会に存分にお楽しみいただければ幸いです。

HPより

入館すると正面に「揚州八怪」の文字。

そして揚州八怪の描いた墨絵と文字。


受付でもらったちらし。
あれ?前に貰ったのとは違う。

ちなみに以前貰ったのはこれです。

HPによると、
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
来日の予定であった上海博物館の作品は、画像でのご紹介となります。」
なので「上海博物館から名品がたくさん来日!!」との文言の入っているちらしが変わったんですね。

そのせいではないとは思うのですが、
特集展示として「美の殿堂の85年」として
何も展示していない部屋が公開されていました。

たとえばこんな感じ。

次回の展示のちらしを貰えました。

「聖徳太子 日出づる処の天子」
「聖徳太子」は先日奈良国立博物館で特別展があり、今東京国立博物館に巡回中ですね。

「メトロポリタン美術館」展

 

そういえば昼食食べてなかった、と帰りにあべちかで昼食。

天王寺駅からJR大和路線で奈良まで帰ろうと思っていたのに、
間違って大阪メトロに乗ってしまいまして、
そしてここでも間違って谷町九丁目駅で下車してしまって。

仕方ないので地下道を近鉄上本町まで歩いてゆくと、意外と近かった。

奈良行きの列車を待っているとそこにひのとり。

帰ってきて、近くのスーパーまで車で出かけてきました。
駐車場側からの入り口を入るとでっかい西瓜。
後ろの買い物かごと比べると大きさがわかりますね。
値段が書かれていないので、単なる展示?

でも三角西瓜ってのも売っていて一個一万円を超える値段でした。

このスーパーにある奈良市美術館も観てきました。

部屋に戻ると空に飛行機と飛行機雲。

東の山の上には夕焼けに染まる雲。


あべのハルカス美術館で「ポーラ美術館コレクション展」

2021-07-29 13:23:37 | 美術館・博物館

地下鉄谷町線でのりかえなしに天王寺駅へ。天王寺駅からあべのハルカスへ。

 

エレベーターで美術館のある16階まで。

美術館へ向かう途中に記念撮影スポット。

美術館は目の前。

ちけっと売り場の向かって右に大きな看板。

チケットを買って。
美術館へ入る前にいろいろ撮影。

美術館前に近鉄特急「しまかぜ」のミニチュア。

キリンのハルカスちゃん。

展望階のチケット売り場、みごとにガラガラ。

ここにも無料の展望階がありまして。
ここからみえる大阪市立美術館。

夏らしい空と雲。

いつもとは反対側から見る生駒山と電波塔、生駒山上遊園地。

今日の美術展は「ポーラ美術館コレクション展 モネ、ルノワールからピカソ、シャガールまで」

2002年9月、箱根・仙石原に開館したポーラ美術館のコレクションは、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具など多岐にわたり、総数は約1万点におよびます。
本展はポーラ美術館の珠玉の西洋絵画コレクションから精選した74点の絵画に化粧道具を加え、総数86件の作品をご紹介します。

HPより

多くの作品が出展されている中、唯一このルノワールの「レースの帽子の少女」のみが撮影可能でした。

今後のここでの美術展のちらし。

「コレクター福富太郎の眼」

そしてイスラエル博物館所有「印象派・光の系譜」。
日本人印象派好きですよね。

ここで奈良市の美術館のチラシを2枚ゲットしました。

大和文華館での「旅の美術」展。

もう一つは、松柏美術館での「下絵と素描に見る上村松園」展。

 

 

 

 


大阪歴史博物館で「あやしい絵」展

2021-07-29 11:45:05 | 美術館・博物館

できるだけ外を歩かないようにと、中央大通りは地下道で渡ります。
そこに「あやしい絵」のポスターが4枚。

地下道を上がると肌に日差しが痛い。

大阪歴史博物館。

構内の樹に蝉。

飛行機の音がすると思うと、もう車輪を出したJ-AIRの飛行機。

「あやしい絵」展のちらし。

 

明治期に政治、経済、文化、思想といったあらゆる方面において西洋から制度、知識、技術がもたらされるなか、美術界では、西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の思想に裏打ちされたさまざまな表現が創出されました。

そのような表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいというだけの言葉では決して言い表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受ける一方、文学などをバックグラウンドとして大衆に広まっていったことも事実です。

本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画や版画、雑誌や書籍を中心に、歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、個性・自我の尊重、「新しい女性」の出現、社会の底辺層への眼差しなど時代の諸相と紐付けながら、こうした「あやしい」表現が生まれた背景に迫ります。

HPより

ちなみに公式HPはこちら

展示は前期・後期で少し違うのですが今日はもう後期でした・・・

図録を買うかとも思ったのですが、重いしなぁ。

で、絵葉書を4枚購入。
そのうち3枚は今回展示されていたのですが。

谷崎潤一郎の「人形の嘆き」。その挿絵を描いたのが水島爾保布。

これは東京展だけでしか出なかったようなのですが橘小夢が描いた安珍と清姫。

そしてちらしにも出ていた「淀君」 北野恒富画。

6階会場までは「エレベーターでどうぞ」だったのですが、帰りは「エスカレーターをご利用ください」。
なんでやねん。

エスカレーターの踊り場から大阪城。

会場を出てきました。

会場の外に、「ワタとアイを育てていますと植木鉢が並んでいました。

ワタ?アオイじゃないの?と思ってスマホで検索すると・・・

「ワタは、アオイ科ワタ属の植物で…」 知らなんだ~。

すだれの下にアイ。こちらはまだ芽を出したところ。

 

さて、と。まだ昼にもなっていないし、この後天王寺まで出てみます。


奈良国立博物館で「奈良博三昧」展

2021-07-18 15:58:41 | 美術館・博物館

朝から洗濯をしたり掃除をしたり。
梅雨明けしてから毎日猛暑日。

昼食はぶっかけそうめん。
茹でたそうめんの上にトマト、茗荷、胡麻を振って、そこに素麺つゆをぶっかけて。

天気もいいし、昨日から始まった奈良国立博物館での「奈良博三昧」展に行ってみようと思います。

ところが部屋を出ると空に雨雲が沸き上がってきていました。

慌てて傘を取りに帰って再び部屋を出ると俄雨が10分ほど。
すぐに上がって青空が広がりました。

歩くこと30分で奈良国立博物館に到着。

高円山と奈良国立博物館。

御蓋山と奈良国立博物館。

立派な角の鹿。

鹿と奈良国立博物館の入り口。

博物館の壁には大きな看板。

博物館の前の池に噴水と蓮。

入り口に向かって左に大きな看板。

今回の特別展のちらし。

 奈良国立博物館は、明治28年(1895)にわが国2番目の国立博物館として開館して以来、古都奈良の社寺に伝わった仏教美術の保管や展示公開につとめ、「奈良博」の愛称で広く親しまれてきました。約2000件にのぼる館蔵品は先史から近代まで多岐にわたりますが、とりわけ仏教、仏画、写経、仏教工芸に優れた作品が多く、まさに「仏教美術の殿堂」と呼ぶにふさわしい内容となっています。

 本展では、奈良博コレクションの中から選りすぐった合計245件(うち国宝13件、重文100件)の作品によって、日本仏教美術1400年の歴史をたどって行きます。展示は全10章からなり、日本仏教黎明期の古代寺院の遺宝、密教や浄土教が生み出した仏像・仏画、神とほとけが織りなす神仏習合の造形など、各時代にわたる名品によって構成されています。「三昧」とは、一つの対象に心を集中することを意味する仏教由来の言葉。熱心にほとけの姿をみることを特に「観仏三昧」と呼びます。ぜひ本展を通じて、奈良博の仏教美術コレクションの魅力を心ゆくまでご堪能下さい。

HPより

 

博物館の入り口。

入館すると正面に大きな垂れ幕。

いろいろ制限はあるものの、
会期中いつでも、展示しているすべての作品や解説パネル、展示室内の風景などを撮影することができます。

なので鑑賞を終えていいなぁと思ったものを撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二階の会場から一階に降りてくると、そこに撮影スポット。

歩いて近鉄奈良駅まで向かいます。

国立博物館の北にある氷室神社。
このころなら池に睡蓮が咲いているのですが、
水を抜いて池の掃除をしたためか、今年は全く睡蓮の葉がありません。

いつもは大行列の釜めしの「志津香」。
昼の営業を終えて、現在閉店中。

空き地になっているところにアザミの綿毛。

県庁東の交差点に看板。

奈良県庁までやってきました。

鹿が横断歩道を渡っています。


奈良県立美術館で「ウィリアム・モリス  原風景でたどるデザインの軌跡」

2021-07-15 20:56:47 | 美術館・博物館

夜中ずっと雷鳴がとどろき、雷警報、大雨洪水警報が出ていたのに、
その後も天気がいいので、昼食もかねて奈良県立美術館に行くことにしました。

北西の空に入道雲らしき雲が青空の中に沸き上がってきています。

近鉄線に京都市営地下鉄がやってきました。
これに乗って近鉄奈良駅まで。

近鉄奈良駅から地上に上がったところ、行基広場に今回の展覧会の大きな看板。

阪奈道路(二条大路)を東に上ってゆくと、展覧会の看板。

奈良文化会館の前の林。緑がきれいです。

ここにも看板。

奈良県庁の建物の中を北に横切ると、奈良県立美術館の建物。
南側の壁にも大きな看板。

少し西に戻って県立美術館の正面へ。
そこにも大きな看板と、せんとくん。

この展覧会のちらしです。

 

モダン・デザインの父と称される才人ウィリアム・モリス。その生涯と軌跡をたどる。

芸術家、詩人、作家、思想家、社会運動家など、多彩な分野で活躍したウィリアム・モリス(William Morris 1834~1896)は、19世紀のイギリスを代表する偉人として知られています。モダン・デザインの父とも称され、芸術と生活の統一を目指してモダン・デザインを提唱したアーツ・アンド・クラフツ運動を先導しました。
本展では、これまで顧みられることのなかったモリスの幼少期や学生時代にはじまり、晩年に至るまで、デザイナーとしてのモリスの生涯を紐解きます。モリスの制作活動は「住まい」「学び」「働いた場所」など、その時々の環境と深いつながりをもちました。本展ではモリス自身および彼の仲間たちによるデザイン・工芸作品80点に、写真家・織作峰子氏が撮影したモリスにちなむ風景を組み合わせ、そのデザインの軌跡をたどります。

同時開催[第6展示室]「ウィリアム・モリスを愛でた富本憲吉─館蔵品から 」
奈良県出身で近代陶芸の巨匠・富本憲吉(1886~1963)の作品を展示いたします。富本はモリスの芸術思想に傾倒して20世紀初頭にイギリスへ私費留学をし、モリスを日本へ紹介した先達の一人です。洋の東西を越えて近代デザイン・工芸に注がれた情熱をご鑑賞ください。 (ウィリアム・モリス展の観覧券でご覧いただけます)

(美術館HPより) 

 

入館するとそこにも大きな看板。

全くこのデザイナーのことは知りませんでした。
作品の一部は、奈良県立美術館のYouTubeででも紹介されています。
https://www.youtube.com/channel/UC76CH7kmRhdelx2Yy8tgcpA

出口の記念撮影コーナー。
モリスの壁紙ですね。

奈良駅まで歩いて帰る途中に咲いていた花。

学園前南口行きのバスがやってきたので、食事をする予定を忘れて乗り込んでしまいました。
部屋に戻って、ぶっかけそうめん。

千切りの大葉、茗荷を茹でて冷水で冷やしたそうめんの上にのっけて、麺つゆをぶっかけました。