涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

例の如く興福寺に寄って南円堂でお参りをしてきました

2018-12-30 21:00:18 | 散歩

国立博物館を出て、興福寺を目指して歩いてゆきます。

青銅器館前には柵の向こうに鹿がくつろいでいます。

 

 

青銅器館の南側にある春日大社東塔跡には沢山の鹿。

国立博物館の仏像館(左)と、青銅器館(右)。

青銅器館の南西にある春日大社西塔跡。
ここにも鹿がのんびりと。

細い角を生やした鹿も。

興福寺へ向かう途中に咲く白い山茶花。

「興福寺」と書かれたヘルメットを被った作業員が、柵の向こうで草刈りをしたり、刈った草を吹き飛ばしたり。

南円堂が見えてきました。
まずは南円堂の観音様にお参りをして。

今年も脳腫瘍が再発せずに終わることに感謝し、
早いけれど、来年も自分の、そして家族の無事をお願いしました。

おんはんどまだらあぼぎゃじゃやでいそろそろそわか
おんあぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん

 引き返して中金堂へ。柵の外から

この御本尊の釈迦如来像は江戸時代に作成されたものです。

これに新しく金箔を貼りなおして、今回の中金堂再建を迎えました。

柵の外からですが、ここでもお参り。

のうまくさんまんだぼだなんばく

大宮通へ向かう途中、中金堂の裏に仮金堂がみえていますね。
改めて両者を比べると、その規模の違いは圧倒的です。

仮金堂の裏にNHKの車両が数台。「ゆく年くる年」のテーマは「平成最後となる年越し」。
そこで「興福寺・創建の輝き」として紹介されるので、その為の先乗りなのでしょうか。

 

大宮通からの入り口にある木製の看板が設置されて今した。

道路沿いから、樹々越しに北円堂(右)と南円堂(左)。

同じく仮金堂と中金堂。

鹿と南円堂。

ホテルに立派な門松と注連縄。

注連縄は関西らしくごぼう注連と前垂れ、裏白、橙ですね。

 

遅めの昼食は寒くて寒くてたまらなかったので、またまた「釜粋」さんでちく天とり天カレーうどん 。
ポカポカ体が暖かくなりました。

 

歩いて戻ってくると、太陽が沈もうとしているところでした。
空の色と夕焼けの色が美しい。

東の空も浮かぶ空が少しオレンジ色に染まっています。

春日山と御蓋山、そして高円山。

 

近鉄奈良駅の観光案内所で貰ってきた奈良県立美術館のちらし。
1/19~3/17に「肉筆浮世絵」。


年末休暇の初日は奈良公園散歩

2018-12-30 14:30:31 | 美術館・博物館

今日から二連休。
というわけで、昨夜は撮りためたテレビ番組を遅くまでみていて、
眠ったのが朝の3時ごろ。

で、目が覚めたのが午前9時。
いつもよりも3時間も遅くまで寝てしまいました。

毎年、今頃は電気毛布を使っているのですが、
今年は湯たんぽを使いだしました。

寝る1時間ほど前に胸のあたりの布団の中に置いておき、
布団に入る時に足元へ。

朝起きると、まだ湯たんぽの湯は暖かく、それを洗濯に使います。

さて、久々に昨夜、ホームベーカリーを稼働。
今朝8時に食パンが焼けるようにセットしておきました。

勿論9時には焼きあがっていて、部屋中にパンが焼ける匂いが漂っています。

珈琲豆をミルで挽いて、ネルドリップで淹れて、
パンにリンゴジャムをのっけて一緒に。

そしてもちろん薬を飲むのを忘れずに。

さて、今日どうしようかと思っていたら、今日も国立博物館は開館しているとネットで観て、
散歩を兼ねて出かけてきました。

博物館の東にある「鴎外の門」

猿の來し官舍の裏の大杉は折れて迹なし常なき世なり」

と、門のすぐ南隣にある石碑に刻まれています。
そしてパネルには

 森鴎外は、明治時代から大正時代にかけての小説家・評論家で、軍医としても名高く
近代日本を代表する知識人のひとりです。
 鴎外は大正六年十二月に帝室博物館の総長に任命され、大正十一年七月に亡くなるまでその職に
ありました。帝室博物館館長は、東京・京都・奈良の帝室博物館を統括する要職でした。
 大正七年から十年まで、秋になると鴎外は正倉院宝庫の開封に立ち合うため奈良を訪れており、滞在中の宿舎は
奈良国立博物館の東北隣、この場所にありました。公務の合間には奈良の古社寺や旧跡を精力的に尋ね、
 「寧楽訪古録」や「奈良五十首」を残しています。また祭祀に宛てた手紙や絵葉書を頻繁に送っていますが、
その中には博物館周辺の略図を描き、宿舎の位置に「パパのいるところ」と書き込んだものもあります。
 宿舎の建物はすでに取り壊され、ただひとつ残されたこの門だけが鴎外をしのばせてくれます。

国立博物館の北側の道路は、東大寺や春日大社に至る道路なので、
初詣のための露店の設営が始まっていました。

ここのバス停にこんなのもあって、今どのバスがどこを走っているかリアルタイムでわかります。

奈良国立博物館。

博物館周りや博物館内には、前回訪れた時にはまだ無かったおん祭に使われるものが展示されています。

笹竹

太刀

風流傘

今回は「おん祭と春日信仰の美術」に加え、

「新たに修理された文化財」も観ようと思って。

数点の、傷んだ文化財の下の様子、修理の様子とともに蘇った文化財が展示されていました。
素晴らしい技術です。

1時間ほどして博物館を出ました。

国立博物館と若草山、御蓋山と春日山。