涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

奈良国立博物館で特別陳列「おん祭と春日信仰の美術」

2017-12-14 16:30:00 | 美術館・博物館

 

 

 おん祭は、奈良の春日若宮社の祭礼です。その歴史は古く平安時代に遡り、保延2年(1136)9月17日に始まったとされ、後に祭日は移り変わりながらも、祭礼は古儀の伝統を守り続け、今年で882年目を迎えます。一年のうち一日だけ(現在は12月17日)、御旅所に遷座する若宮神の前では様々な芸能が奉納され、そして祭礼の参列者が御旅所へ向かう風流行列は、冬の奈良の風物詩として定着しています。 
 この特別陳列は、このように伝統ある春日若宮おん祭の歴史と祭礼の様子を、絵画や文献史料、芸能資料等を通じて紹介する展覧会です。今も昔も盛儀を誇る南都の一大祭礼を展示室でじっくり鑑賞し、あわせて、人々が崇敬を寄せた春日社への信仰について理解を深める機会となることを企図しています。本年は、風流行列を描いた絵巻物を展示するほか、かつて春日社の神官を務めた旧社家に伝来した史料を交えつつ、若宮の歴史や春日社の造替について概観します。

(ちらしより)

一点だけ重要文化財があります。

若宮おん祭の写真、そして1階ではビデオも流れていて、
大混雑のおん祭ですが、実際に観に行けないので、楽しめます。

一方同時に開催されているのが、名品展「珠玉の仏教美術」

こちらは絵画・書跡・工芸・考古に分かれていて国宝7点、重要文化財26点。
こっちの方が見応えあったかな。

一階にはいつもいろいろと飾られているのですが、
おん祭が終わってからかな。

 

次回の奈良国立博物館での展示予定。

 

 

いよいよ明日から春日若宮おん祭。

 

もう無理かもしれませんが、特別桟敷席なんてあるようです。

 


奈良市ではあすから春日若宮おん祭ということで

2017-12-14 15:00:00 | 観光地

奈良国立博物館では例年恒例の「おん祭と春日信仰の美術 -特集社家史料と若宮-」展が開かれているので、
朝から掃除、洗濯をして午前11時半に家を出て、歩いてJR奈良駅まで。
JR奈良駅前にある銀行に立ち寄って、近くで昼食です。

壁に鹿と民家を描いた手ぬぐい。
軒先に身代わり猿が吊り下げられているところからすると、ならまちなのでしょうね。

肉メニューのランチ、魚メニューのランチが750円、両方のメニューのランチが1000円、
ということで1000円のランチです。

三条通を東に歩いて、ダラダラと坂を上ってゆきます。

以前観光案内所だったところがずいぶん様変わりしています。
スペースのほとんどがカフェになっていて、観光案内はごく一部です。

その南東角に鹿のキャラクターグッズの店。(以前は無かったです)

そしてその隣に奈良人形一刀彫白鹿園。
ショーウインドーに達磨。そしてひな人形。

以前ぜいたく豆だった、古民家がなんとローソンになっている!

以前映画館だったところが・・・

登録有形文化財の今なお現役の南都銀行本店。

さらに東へ向かうと高速餅つきで有名な「中谷堂」。
そこから上を眺めるとこんな案内。

ちょっと寄ってみますね。

春日若宮おん祭一色です。

 

細い路地を入ってみると意外に広い大宿所。

御湯立に使われる釜と稲穂が置かれていますね。

南市恵比須神社に寄ってみました。

そこから猿沢池南側へ出てきます。
池の向こうに興福寺。
南円堂、中金堂、五重塔が見えています。

五重塔と九重石塔。

五十二段の階段を上ると、南大門跡の向こうに南円堂。

興福寺の境内を東に突っ切って、奈良国立博物館に到着です。