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池田駅から点線の通に歩いて「池田文庫」に到着です。南側の門から入ってみます。
門の向こうに枝垂桜。
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大小庵、古彩庵という二つの茶室があります。
その北側にあるのが池田文庫、図書館です。
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庭にナンテン。
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マンリョウ。
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「妙見山道」の石碑。妙見山には日蓮宗の寺院の能勢妙見堂があるそうです。
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そこから逸翁美術館へ向かいます。
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今開催されているのは開館60周年記念展の第四幕である「ひねもす 蕪村展」です。
ちなみに第五幕は「応挙は雪松、呉春は白梅」来年1/20~3/11
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与謝蕪村は南画の大成者の一人であるだけでなく、俳句と絵を合わせた「俳画」の創始者でもあります。
絵画の師を持たなかった蕪村ですが、中国の画家が描いた文人画の世界に、叙情性を加えた南画からは、独自の境地にたどり着いたことがわかります。また「はいかい物の草画、凡海内に並ぶ者覚無之候」と、俳句に画を添えた「俳画」に対して、強い自負を持っていた蕪村。その軽妙洒脱な俳画は、南画とはまた違う魅力を私たちに強く感じさせてくれます。
また、蕪村の俳句を物語る上において、松尾芭蕉の存在を欠かすことはできません。芭蕉への敬慕の念は、芭蕉庵を再興する際の詳細な指示を送った書簡や、芭蕉の紀行文「おくの細道」を全文書写し、そこに挿画を加えた「奥の細道画巻」を生涯に複数点制作したことにも現れています。
本展では、逸翁が集めた蕪村コレクションの中から厳選した作品を一堂に展示し、「奥の細道画巻」を中心に、蕪村の「絵と俳句」の魅力をご紹介します。「ひねもす(終日)のたりのたりかな」の如く、蕪村の世界をごゆるりとお楽しみください。
(ちらしより)
この美術館は与謝蕪村・呉春・円山四条派のコレクションが名高いのですが、
なかなかすばらしい美術展となっていました。