今日は午前で仕事終わり。そして夜に研修会。
どこかへ行こうかな、近場で。
畝傍御陵前にある県立橿原考古学研究所付属博物館で秋季特別展が行われていたっけ。と思い出し、
近鉄電車に乗って出かけてきました。
近鉄畝傍御陵前駅の構内に、秋季特別展のポスターと、博物館のマスコットキャラクター「イワミン」。
駅を出るとそこには畝傍山と博物館の案内。
畝傍御陵前駅。
博物館まで徒歩10分ほど。
途中にアロエの花。
ダチュラやダリアも咲いています。
畝傍山。
博物館に到着です。
博物館の玄関にもイワミン。
秋季特別展のちらし。
『日本書紀』垂仁天皇32年の記事では、皇后日葉酢媛命の葬儀に際して、野見宿禰の提案によって、それまであった殉葬の風習を止め、人や馬、種々の物を写した土製品で代替したという、埴輪をたてるようになった伝承が書かれています。 今回の展示では、円筒埴輪のはじまりから約100年後、最初の人物埴輪の出現について考えます。まず盾持埴輪が登場し、その後さまざまな姿態の埴輪群像が出そろっていく過程を、考古学的に検証していきます。
(ちらしより)
古墳に囲まれたところに住んでいるのに、日葉酢媛命陵まで、自転車で20分ほどのところに住んでいるのに、
埴輪にはまったくといっていいほど知識がありません。
そうなんだ、最初に出現したのは、殉葬の人の代わりにした円筒埴輪なんだ。
盾持埴輪?知らなかった。
その他巫女埴輪とか、甲冑を身に着けた武人埴輪とか、力士埴輪、笛吹埴輪、胡弓弾埴輪やら、
もう頭の中がグチャグチャです。
奈良県(奈良市、天理市、桜井市、大和高田市など)や大阪府(藤井寺市など)、福岡県など、各地からの埴輪がいっぱいです。
特別展内では写真撮影はNGです。
ちなみにちらし表の写真は、桜井市の茅原大墓で見つかった盾持埴輪です。
一方常設展「大和の考古学」コーナーは、基本的に撮影OKで、
信仰に関わるものなど、一部には写真撮影禁止の札がついています。
巨大な埴輪群。
三角縁神獣鏡。
天理市の黒塚古墳では30枚以上の鏡が出土しましたね。
万城目学氏の「鹿男あをによし」にも三角縁神獣鏡が重要なアイテムとして登場しますが、
この黒塚古墳展示館もロケ現場になっていました。
斑鳩の藤ノ木古墳。そこの発掘で様々なものが出土したのが1988年。
その出土品がこの博物館で展示、保存されています。
出土品と復元品。
博物館が取り囲む庭には、以前埴輪があったはずだけれど、どこへ行ったのか思っていると、
博物館の外の庭にありました。
さて、帰ろうとすると、博物館の入り口に山茶花。
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