涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

兵庫県立美術館で「ブータン展」

2017-07-27 16:00:00 | 美術館・博物館

ブータン展。

昨年から上野の森美術館→愛媛県美術館→岩手県民会館→山梨県立博物館と巡回してきました。
11月からは広島県立美術館に巡回します。

今回のちらし。

 

ブータン王国とは

ヒマラヤ山脈の南にあり、面積は九州とほぼ同じ、人口は約75万人。四季があり、未開の自然が残る豊かな国です。1972年に四代国王がGross Nationa Happiness(国民総幸福)を提唱。無理な開発をせず自然環境を大切にし、人々の暮らしの中にある伝統文化を守りながらゆっくり近代化を進めるという考えの国です。2005年の国勢調査では「幸せ」と回答した人が約97%を占め世界が驚きました。彼らが感じている幸福感は、ブータンの人々が信仰するブータン仏教、豊かな自然環境、国民からの信頼と尊敬の念が厚い王室と密接な関わりがあるのかもしれません。本展ではその根源となる伝統文化や思想にも迫ります。

「いまあなたはしあわせですか―?」

(ちらしより)

 

入口にあった看板。

一部の展示品は写真撮影可能です。

入り口で壁に掛けられた色鮮やかでエキゾチックな仮面の数々。
ブータンはチベット系仏教を国教とする敬虔な仏教国です。
仮面は、民衆に仏法や高僧の逸話を分かりやすく伝えるため考案された聖なる踊り「チャム」で使われます。
人々は祭りで、動物や道化、仏教の聖人の仮面をつけ、カラフルな衣装をまとい、舞い踊る。

その様子の映像が流されています。

生活用品。

女性の衣服である貫頭衣。
貫頭衣には二種類あり、サイドが縫われただけのもの(左)と、三角の当て布のあるもの(右)。

  

そのうえに「キラ」という一枚布を、ブローチやピンで留めて衣装にします。

こちらは男性用の衣装。

いろいろなところで映像が流されています。

難点はその音が大きくて、会場がとても五月蠅いことです。

しかし、その映像に出てくるブータンの人々、特に子供たち。
本当に日本人そっくりです。

ワンチュク国王の国会での演説も流されていました。
美しい英語でしたね。

1階の記念撮影コーナーでは巨大なマニ車があり、実際に回すことができました。
回す方向は時計まわりです。

回しているところを撮影してもらったのに、その画像が壊れていて見ることができません。
残念。



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