朝は少し曇りがちだったのですが、昼からよく晴れてきたので、高畑にある入江泰吉記念奈良市写真美術館にでかけてきました。
近鉄奈良駅から市内循環外回りバスに乗って「破石町(わりいしちょう)」で下車。
坂道を上って10分くらいで到着です。
「冬の東大寺とお水取り」
1949年、入江泰吉は本格的に奈良大和路の風物と向かい合うべく、東大寺旧境内の水門町に居を構え、ここを拠点に撮影を始めました。なかでも東大寺は地の利を活かし天平仏の撮影、「お水取り」を長い年月をかけて 取材するなど、入江の大和路の思いが凝縮された場所であったといえます。「四季の東大寺の彩りは、私の心のうちに、色濃く染みこんでいる」と語っています。今回は、入江の冬の東大寺とお水取りを紹介します。
「有元伸也写真展 チベット・草原 東京・路上」
今回の展示は有元伸也のデビュー作から最新作にいたるまで、20年間の制作の中から特にポートレート作品を中心に構成した内容となります。5年に渡るチベットでの制作をまとめた『西蔵より肖像』、 東京国立近代美術館にて発表した『ARIMOTO TOKYO』や、自身で運営するギャラリーにて連続展を開催している都市の路上でのシリーズから200点以上の作品を展示します。
「冬の~」は今まで何度か見た記憶のある写真。
「有元伸也写真展~」の方はチベットのポートレートは、素朴なチベットのポートレートが素敵なのですが、
東京のポートレートは多くが浮浪者、路上生活者、入れ墨姿で、ちょっと嫌な気分になりました。
美術館を出てしばらく散歩。
桜はまだこんな状態。
椿は満開に近い。
東の山には山桜?
飛鳥中学校の前には桜や辛夷が満開。
その近くにはこんな大きな桜の木。
梅と高円山の「大」の火床。
田んぼにはレンゲ。
バスで帰る途中、まだほとんど蕾のソメイヨシノと興福寺五重塔。