goo blog サービス終了のお知らせ 

涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良市写真美術館と奈良国立博物館

2016-04-22 12:00:00 | 美術館・博物館

午前中仕事がオフだったので、午前中奈良市写真美術館へ。
現在開催されているのは入江泰吉「春の大和」展。

チラシの写真は1965年ごろに撮影された「斑鳩春日」
向こうに見えているのは法隆寺ですね。 

「大和路を歩くときに、もうひとつ、心に留めて観て欲しいと思うのは、その自然の中に咲く花である」と入江泰吉は語っていました。
その背景には万葉集に傾倒し万葉びとの自然観照の深さに驚き共感したことが挙げられます。
そして花を求めて大和の山野を歩き回り「花のある風景」を精力的に撮っていました。
今回は「春」をテーマに大和を彩る花の風景や楚々と咲く野の花を加えて紹介します。
                                                 (ちらしより) 

何度も見たことのある写真が多かったですが、
入江泰吉が感動した一瞬一瞬が感じることができてなかなかいい展覧会でした。

このあと市内循環バスに乗って奈良国立博物館で再度の「信貴山縁起絵巻」展へ。

今日は初めてのお披露目となった「復元模写」を中心に観てみました。

文化庁の事業として2008年から勧められた復元模写。
復元に当たっては、その紙の復元に苦労したようです。
紙の復元・制作に2年も費やしたとか。
そしてその絵具も金・銀、そして金よりも高価だった群青も使われていることもわかり、
その復元された絵の鮮やかさはまた格別です。

前回買った絵葉書にあった、「延喜加持巻」の剣の護法童子」
雲は金、剣は銀に塗られていて、その衣服にも鮮やかな彩色がされていたそうです。 

 そして「山崎長者巻」。
金色に輝く鉢がゆらゆらと長者の蔵を載せて飛んでゆく場面。
この場面も絵葉書かいましたね。 

なかなか絵葉書ではわかりにくいのですが、この鉢の後ろにはゆらゆらと揺れるさまを現す線がかかれているんですね。
漫画チックな手法。
ここでも群青が多用されていますね。
そして着物の模様もはっきりとしています。 

そのほか後になって修正された部分をもとに戻したという場面もあるようです。
「延喜加持巻」の勅使、袴の部分に注目です。

  

 

何度も通うといろいろな発見がありますね。

この話をすると、美術館の好きな仲間が一緒に行こうよ、と誘ってきたので、
また来週訪れる予定です。 


奈良国立博物館で「信貴山縁起絵巻」展

2016-04-14 19:00:00 | 美術館・博物館

その後、奈良国立博物館へ。
現在開催されているのは「信貴山縁起絵巻 朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝」展。

なんと、全三巻、全場面、開催期間中展示されています。

「信貴山縁起絵巻」といえば、 伴大納言絵巻、源氏物語絵巻とともに三大絵巻として有名です。
(鳥獣戯画を加えて四大絵巻というようです)。 

鳥獣戯画は昨年京都国立博物館で全巻公開されましたね。
前期、後期とに分かれてでした。
しかも長蛇の列でした。

さて、平日の午後、どうでしょうか。 


電車に乗って出かけようと思っていたら、JR・近鉄奈良駅行きの奈良交通バスがやってきたので、
それに飛び乗ってJR奈良駅まで。
そこから市内循環バスに乗り換えて奈良国立博物館に向かいました。

今日も中国人や韓国人、その他大勢の外国人であふれている奈良公園でした。

氷室神社も一部の八重桜を除くと葉桜となっていて閑散としています。
氷室神社の水連の池のほとりに咲く八重桜。

 

国立博物館の前のソメイヨシノと鹿。
ご覧のように列なんて全くありません。 

  

博物館玄関前には張子の虎。

 

 

博物館に入ると、米俵が鉢に誘われて空を飛んでいました。

 例によって図録は購入せず、絵葉書を3枚買いました。
上から順に山崎長者巻、延喜加持巻、 尼公巻の一部分です。

 帰りのバス停前から見た春日山。
夏を思わせるような雲。 

バスで近鉄奈良駅まで坂を下ってきました。 
行基広場。

「祝 全国制覇おめでとう! 智辯学園高等学校」の垂れ幕。 

 駅前のパン屋「capital」でパンを買い、焼きあがったばかりのクルミパンとコーヒーをイートイン、

 新聞記事に今回の展示のことが紹介されていました。

 


八重桜を探して夕方散歩

2016-04-12 16:30:00 | 美術館・博物館

あんなに暖かかったのに、昨日・今日と寒の戻り。
コート、クリーニングに出さなくってよかった。

仕事が終わったのが午後4時。
佐保川沿い、芝辻四丁目緑地、奈良市役所、イトーウヨーカドー前に八重桜が咲いているという事で、
近鉄新大宮駅からイトーヨーカドーまで歩いて行ってきました。

先日病院で、少し体重増えたようですね、と血圧・体重・体温を記入したメモを渡した時に言われたので、
ちょっとでも歩くようにしています。

いつまで続くかはわかりませんが・・・ 

いつもの橋の上から上流側。
随分桜が散ってしまいました。 

この橋の両側の南側の土手、すぐに八重桜が咲いています。

  

芝辻四丁目緑地に向かう道にも八重の桜。

ひところは夜まですごい人だったのに、閑散としています。

芝辻四丁目緑地。

少しずつ色の違う八重桜が数本あります。

 
 
 
 
 

狭い道を通って奈良市役所へ。

ソメイヨシノも少し残っていますが、

 

咲いているのは濃い紅色の八重桜。

  

薄ピンクの八重桜。

 

他にも赤い花水木。

イトーヨーカドーへ向かいます。

道端の植え込みはこの辺りはパンジーですね。

   

今日もイトーヨーカドーのエントランスに広目天がいらっしゃいました。

 

 


NHK大阪放送局1階アトリウムで「あさが来た」セット公開

2016-04-08 10:45:00 | 美術館・博物館

さて、帰ろうとすると、NHK大阪放送局の方に人の列が見えたので行ってみると、
先週最終回を迎えた朝の連続テレビドラマ「あさが来た」のセットを公開していました。

 

たしか、「ごちそうさん」や「てっぱん」のセットも公開していたような気がします。
そうそう、「カーネーション」は通っている病院でロケがありましたね。

加野銀行の正面。

  

中庭越に初。

 

銀行店内。
あさ、そしてあさの衣装も。 

  
  

加野商店

小物類。
ぱちぱちさん。
梅の木でできているんですよね。
五玉が二つ、一玉が五つ。
どうやって使っていたんだろう? 

 

伍代から手渡され、九州の加野炭鉱で暴発した拳銃。

新次郎が振り回していた巾着。

あさが集めていた「テケツ」。
「おほさかからこうべまで」とか「しんばしからよこはままで」などと書かれています。
出発地と到着地が記載されいたんですね。 

五代が書いたペングインの絵。

看板。

暖簾。

さて、昼ごはんでも食べて帰ることにします。


 


京都市美術館

2016-04-05 15:00:00 | 美術館・博物館

再び烏丸御池駅まで向かい、
そこから京都市営地下鉄東西線で東山駅まで。

白川沿いに京都市美術館へ向かいます。

いつもは静寂な道なのに、今日は観光客で結構混雑しています。

しかし、桜が見事。 

 

 

 

 

平安神宮の鳥居が見えてきます。

 

枝垂桜。

  

琵琶湖疏水を行く観光遊覧船。そしてその脇にも桜、桜。

  

すぐに京都市美術館。

  

先月モネ展を観に来ましたが、現在、「ルノワール展」も同時に開催されています。

  

 フランスの印象派を代表する画家の一人、ピエール=オーギュスト・ルノワールは、人物画、特に女性や子供たちを好んで描いたことで知られています。 ルノワールが描く女性たちは、支援者や友人の夫人や子供、女優、街で見かけた見知らぬ女性など、年齢や社会的地位も様々です。彼女たちは時にはポーズをとって、時には日常生活の一場面としてその姿を遺しています。 “人生は長く終わりのない休暇である”という彼の言葉が示すようにルノワールは自分が目にしたものの中に人生の美しさと幸せを見つけて表現してきました。本展では、女性たちの透明な肌、色鮮やかな頬と唇などルノワールの描く光溢れる美をご堪能ください。   (ちらしより)

例によって、図録は買わずに絵葉書を購入です。
16枚入りで1300円でした。 

 
 
 
 


 

 

 

そして、前回は「印象 日の出」が出展されていましたが、今回は「テュイルリー公園」が出展。
日の出も印象的でしたが、このテュイルリー公園も非常に印象的。

さて、この後、細見美術館にでも行ってみますか?