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物価が日本の1/3の国から来た夫との国際結婚ほどほど節約生活

豪州ワーホリ→独ワーホリ→ポーランド日本語教師1年→アメリカ2ヶ月→地元で国際結婚生活。
無理しすぎない節約が好き。

2dollars man

2007-06-17 11:24:30 | Weblog
私がシティに行くとき途中でよる街があるのですが、
そこで何回か見かけたことがある人の話です。

20代後半か30代前半の彼は道をうろうろして、
"Excuse me. Do you have 2 dollars?"
といろんな人に聞きます。
最初に私が話しかけられたときは「何この人?!」と思いながら
「ごめん、持ってない」と律儀に答えていたのですが、
その街のいたるところでいろんな人に尋ねる彼を見て、
「あぁ、そういう人なのか」と思って、それ以来無視するようにしました。

こっちではホームレスが街の通りでダンボールをしいて
”私は家がありません。あなたの援助が必要です。”
なんて書いた紙を持ってじっと座っています。
そういう人は実際どういう暮らしをしているのか知りませんが、
少なくとも長いことお風呂に入っていなくて、ひげも剃れなくて、
服もきれいな服に着替えられない人たちです。

でも、この"2 dollars man"は、
いつも違う服を着て、ひげもきちんと剃っていて、散髪もできて、
この前なんかコーヒーを飲んでお金を求めていたのですよ。

いったいなぜ、そんな普通の生活をしているような人が
見ず知らずの人にお金を求める必要があるんでしょうか。

そんな彼を、今日シティで見かけました。
この前とは違う服を着た彼を。
いつもの街から歩くのにはかなり距離があって、バスか電車か車でないと
来れないようなシティで。
そんな彼に2ドルを差し出す人がいるのでしょうか。