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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

立科行って、女鳥羽見て、田溝行って...

2008年04月19日 21時17分08秒 | 今日の出来事
雨の影響で今日はどこの川へ行っても水量が多いか濁りがきついかで釣りにならないと思い、早朝の釣りは昨日からあきらめてました。

そこで、たまには遠出をしてみようと立科町へ遊びに行きました。目的は温泉での癒し。『たてしなの里・権現の湯』にゆっくり浸かって帰るだけですが、のんびり過ごすことも大事です。

東信地方へはあまり行かないので、不慣れな道路を地図を頼りに目的地へ向かいました。自宅から1時間ちょうどで目的地に到着。見晴らしのいい丘の上に温泉はありましたが、浅間山は雲に隠れて見えませんでした。

まだ午前中だったのですぐには温泉に行かずに子供と近くの公園で遊びました。公園の先を見るとため池がありました。そうそう、東信地方はため池が多いんですね。多分ブラックバスがいるんだろうなと思いつつも、ため池は釣り禁止の所が多いので、今日は我慢我慢。


<立科町・権現山運動公園・風の子広場>

昼飯を食べて3時半頃まで温泉でゆっくりのんびり。温泉に来ている人は地元の人ばかりのようで、田舎臭くて私は落ち着けました。下伊那の田舎町に似ていていい雰囲気でした。

帰り道、三才山トンネルを抜けてすぐの駐車帯で停車。道路横を並行して流れる女鳥羽川の源流がどんな様子なのか知りたかったのです。ここは地図で見ると「本沢」となっています。土砂が堆積した荒れた川ですが、昨日までの雨で水が勢いよく流れていました。ここは永年禁漁区です。


<白樺の木が繁茂する本沢>

さらに下って、今度は一の瀬集落の近くの駐車帯から「中の沢」方面を見ました。川の水がゴーゴーと音を立てて流れている姿が遠巻きに見えました。当然ここも永年禁漁区。この川の先は美ヶ原高原へと向かっています。

私が死ぬまでにこの女鳥羽川上流域で渓流釣りが解禁になるのでしょうか。いつかきっとそんな時代が来ることを信じて、楽しみに待っていようと思います。


<未開の地・中の沢>

今度はいつもの通い慣れた場所、洞橋です。水量は多いけど濁りはほとんどありません。釣りはできると思いますが、歩き慣れた私でもこの水の勢いを見ると、川の中を遡行するにはちょっと気が引けます。明日の日曜日なら釣りができるくらいの水量になって、何か変化が起きるかも。



夕方4時半。冬に比べて日が長くなってきました。暗くなるにはまだ早いので、田溝池へ行って来ました。30分くらいやるつもりで来ましたが、やはり釣り人は多いですね。水位がさらに上がって、ここ2・3年で最高の水位になっているのではないでしょうか。

魚影が確認できたのは岸際に漂っているブルーギルばかりで、バスの姿は確認できませんでした。当然ノーヒット。田溝池のバス釣りはまだまだ難しそうです。



明日の朝はどこへ出没しようか?濁りが少なそうな女鳥羽川?薄川?梓川?それとも...?

無呼吸症候群の精密検査

2008年04月12日 20時02分31秒 | 今日の出来事
人間ドックの時に無呼吸症候群の検査をオプションでやってもらったら見事に引っ掛かりました。その時は簡易検査だったのですが、「中等度以上の異常がある(睡眠中1時間に5回以上は無呼吸または低呼吸の状態がある)」とのこと。

医者の話では、すぐにでも精密検査をしたほうがいいというので精密検査の予約を入れられたのですが、検査費用を聞いてビックリ。2日間連続の病院泊まりの検査なのですが、保険を利かせて1日目は1万1千円、2日目は1万円とのこと。

高っ!!。いいように乗せられた感じがしましたが、10年以上も前から無呼吸の自覚があったし、日中眠くなったり、記憶力が極端に悪くなってきたかなという自覚症状もあったので、この際だからどの程度ひどいのか知っておこうと思い、高い検査費用ではありましたが、4月9日と10日の2日間検査してきました。

1日目の検査は本当に無呼吸症候群なのかを脳波等の状態を検査して見極めること、2日目の検査は、機械を使って鼻から空気を強制的に送り込んで無呼吸状態が解消されるのかチェックをするとのことでした。

病院の部屋の中は下の写真の感じです。



ベッドの横に脳波や心拍数や寝ている時の体の向きを表示する機械があり、もう一つは空気を送り込む機械です。夜7時半には頭や体にいろんなセンサーをつけて身動きが取れない状態にされてしまいます。

1日目は普通に寝られたのですが、明らかに無呼吸状態になっていたのが自分でも分かったので、2日目の機械をつけて本当にぐっすり寝られるのかどうか、凄く気になりました。

実際に2日目に機械をつけて検査をした結果の感想を端的に言うと、『余計に息苦しくて全く寝られません!!!。』

最低の空気量にしてあると言われたのですが、鼻の中がツンとする程痛くなってしまい、また、鼻から入った空気が口から吐き出される時にどうしても大きなイビキをかくような状態になってしまうため、その音が気になって全く寝付けませんでした。

自分がどんな状態にされているのか気になり、ネタ提供のために撮ってみたのが下の写真。


<ご愛嬌で一部にモザイクかけてます>

頭や顔に貼り付けたセンサーが寝ている間にはがれ落ちないように頭からネットをかぶせられ、鼻につけたマスクにチューブをつながれて空気を送り込まれる仕組みです。かみさんには大笑いされました。

結果の説明は15日に受ける予定なのですが、この2日間の検査は何だか無意味だったような気がします。

個人的な意見としては、こんな機械を毎日つけて寝なければ無呼吸の症状が緩和されないようであれば、本当にひどい重度の無呼吸でない限り治療する必要はないと思いました。

無呼吸で悩んでいるのは間違いないのですが、もっと他にいい方法があればねえ...。

気持ちの整理

2008年03月21日 21時07分19秒 | 今日の出来事
やっとモヤモヤ気分が吹っ切れました。

先日、復職前の職場面接に行ってきました。今まで味わったことのないような特別な緊張感を抱きながら、職場に向かう車の中で、「うまく話せるだろうか?」「自分のいない間、仕事はどのように進められていたのだろうか?」「同僚と顔を合わせた時にどんな顔をして挨拶をすればいいのだろうか?」など、色々考えてしまいました。本当に落ち着きのない車中でした。

いざ、久しぶりに上司と顔を合わせて話し始めてみると、自分が極度の不安や焦りを感じていたという話と、周囲が私を見て感じていた状態とまるっきり正反対だったよという話に、かなり戸惑いました。

結局のところ、自分が思っているほど周囲は深刻に考えていないし、そんな風に見えてはいないのです。自分で自分を追い込んでしまうことで自滅してしまったのが今回のうつ状態だったのではないかと思います。

ただ、早くから自分の精神状態に気付き、このままではまずいと思って休暇を取り、肉体的にも精神的にもゆっくり休めた事が私の場合は幸いだったと思います。

面接が終わってからは、モヤモヤしていたものがスーっと晴れたような気持ちになりました。

休暇中は仕事のことを考えずにゆっくり休むべきなのに、家の中でじっとしていると、どうしても仕事のことが頭から離れませんでした。すでに誰かが自分に代わって仕事を進めているはずなのに、あの仕事はちゃんと進んでいるのだろうか、この仕事はもう終わったのだろうかと、考えても無駄な事を真剣に考え込んでしまい、さらに落ち込む羽目になりました。

逆に、外に出て大好きな川を見て歩いたり釣りをしたりしたことで、明らかに早い時期に気持ちが楽になりました。この時は全く仕事のことが頭に浮かんでこないのです。不思議なものです。

週明けの24日から職場復帰します。年度末の仕事の後片付けが残っていますが、焦らず慌てず、まずは自分の体調と精神面を整えて体を慣れさせていくことの方が大事だと思っております。

『あまり深く考え込まないで気楽にやりましょう。なんとかなるよ。』


<追記:写真の場所は犀川・田沢橋上流左岸側のテトラ帯です>

皆さんに感謝しています

2008年03月02日 12時01分13秒 | 今日の出来事
私の昨日の記事に関して色々なコメントを頂き感謝しています。

さとみさん。

あなたのこれまでのブログを見ていて、何度か考えさせられることがありました。1日だけしか公開されていなかった記録もたまたま目にしたことがあります。人には話せない、けれど誰かに相談したい、気持ちが痛い程よく分かりました。

ノートにメモを書く、私も少しずつ書いていました。気持ちを前向きにさせる言葉がいくつもあります。不安な気持ちを抱えながら仕事に向かう時、ノートに書いた言葉を思い出しながら行ったこともありました。

限界が見えた時、何も考えられず手が進まなくなってしまいます。結論を出すのに自分では判断ができなくなってしまうのです。

なかなかうまく言えませんが、気楽に物事を考えていくしかないかなと思っています。さとみさんのブログにおける語り方も気楽に考えようよと言っている、そんな感じがします。

さとみさん、今後もアドバイスよろしくお願いします。

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しゅんさん。お久しぶりです。

しゅんさんとはバス釣りが縁でよくお話をさせていただきましたね。お互いの釣果を報告しあい、しゅんさんの活躍を見て私も負けじとこのブログを続けてきました。

しゅんさんのおかげで、職場仲間にもこのブログのことが広まっているようですが、うつ病のことについてここに書くべきかどうか悩みました。

ご承知のように、私たちの職場は異常な程忙しい部署や、人によって仕事の内容が異なり、過剰な負担を強いられて精神的に参ってしまう人が数多くいるのは事実です。頑張ってもできないものはできない、そう言える人はいいのでしょうが、そう言えない人もいる。私はその一人でした。

今まで使っていたメールアドレスが使えなくなってしまったので、またあとでメールしておきます。しゅんさんからも色々なアドバイスをお願い致します。

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tesyokumasさん。

本当に釣りをしていて良かったです。この趣味(スポーツ?)は基本的に一人で行うもの。一人になって色々考えるには良い趣味です。

釣りをしていると嫌なことは忘れるのが常ですが、他の案件で不安が強すぎると釣りをしていても楽しめなくなることがあります。

自宅にいてジッとしているだけではますます考え込んでしまい、近くにいる家族まで同じ病気に引きずり込んでしまいます。だから、できるだけ外へ出ようと思っています。

自然の中を一人になって歩き回り、青空を見上げたり澄んだ水の流れを見つめていると、自分の悩みがホントにちっぽけなものに思えてくるのです。

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mtyari3180さん。

愛知県に単身赴任で、週末にこちらへ帰省されているのでしょうか。日々大変なこととお察しします。

mtyari3180さんも無理なさらないように。最後まで守ってくれるのは職場でもなく友人でもなく、家族しかいません。家族の笑顔がずっと見られるよう、旦那は元気でいなければなりませんね。

気負うつもりはありませんが、ボチボチやれるように気楽に考えていきたいと思います。

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これまで通り、釣行記は続けていきます。
川から生きる気力をもらいたいから。

お久しぶりです 飯田から

2008年02月11日 21時46分34秒 | 今日の出来事
久々のブログ更新。

いよいよ今週末から渓流解禁ですが、今は全く嬉しい気分になりません。仕事仕事の毎日で、はっきり言って現在うつ状態。休日の気分転換もままならない状態です。

そんな中、この3連休は1日だけ休日出勤して残りは飯田で休養しました。連休初日は大雪で、飯田では珍しい25㎝以上の積雪。でも次の日にはすぐ解けちゃいました。

今日11日、一度行ってみたかった天竜川総合学習館『かわらんべ』へ家族で見学に行きました。


天竜川総合学習館『かわらんべ』

館内には水槽がたくさんあって大好きなお魚さんがたくさん泳いでいるのかと思って行ってみたのでしたが、中は以外とあっさりしていてちょっと拍子抜け。

目の前に広がる天竜川の景色。目の前には36年災害の時に川の水がここまできたよという記念の石碑が目の前に建っていました。



来週からここ天竜川でも各地から来た釣り人が竿を片手にドラマを繰り広げるのでしょう。

お茶の時間の午後3時。今度は阿智村の昼神温泉の最奥にある、地元では有名な喫茶店『十字屋可否茶館昼神店』でお茶しました。



ここの名物ホットケーキとおいしいコーヒーで気分転換。さびれた雰囲気のお店で初めて来る人はなかなか入りにくいお店かもしれませんが、あまり飲んだことのないようなコーヒーを出してくれるので毎回違うコーヒーを飲みに来る楽しみがあります。値段はかなり高めの1杯650円くらい。

子供と一緒に久しぶりにパフェも食べました。今回はいちごパフェ。



このお店の前には阿智川が悠々と流れています。阿智川ではまだ釣りをしたことはありませんが、水が綺麗で夏は水量も多いので、ここから上流へ遡行していくといい魚に出会えるかもしれません。

辛いことばかりが続く毎日ですが、自分に言い聞かせている言葉があります。無責任な言葉ですが、自分にはホッとする言葉です。

「なんとかなるさ。」

あけましておめでとうございます

2008年01月06日 14時05分13秒 | 今日の出来事
2008年になり、久々に長い休暇を取ってリフレッシュしました。

今年は良い年になりますようにと新年早々色々なところに出掛けてきました。最近物忘れが激しいので日記がわりに記録に残しておきます。

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☆1月1日(火) 松本市・護国神社

弟の家族と初詣。ここ数年は護国神社への初詣が続いています。ここへ来る楽しみは、信濃毎日新聞でも取り上げられたことのある、干支をテーマにした大きな絵馬です。ホントに綺麗ですよ。


<お参りしたあとに護国神社名物の絵馬の前で記念写真>

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☆1月2日(水) 飯田市・貧乏神神社

ここ数年の私のツキのなさを見かねて、かみさんが勧めてくれた珍しい神社です。ただのお参りだけでは効き目がないと思い、かみさんと一緒に行ってみました。

怪しいなりにもありがたいお言葉を頂いたり、『気』まで入れてもらい、結構楽しいお参りとなりました。

あっけにとられて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、興味のある方は上のリンクを参考に行ってみてください。私はここで元気をもらいました。

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☆1月4日(金) 静岡県御殿場市・御殿場プレミアム・アウトレット

かみさんが行きたいというので行って来ました。アウトレット近くまで来たら東西南北どちらの方面から来る車も大渋滞。

やっとの事でアウトレットに入ってはみたものの、ファッションに関心のないお父さんと子供はただただ退屈な時間を過ごしたのでした。

ここは女性達の天国みたいな場所のようですが、周りのお父さん達も皆さん疲れ切っていました。

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☆1月4日(金)夜 静岡県沼津市・丸天・魚河岸店

アウトレットに寄った日の夜、沼津のホテルに泊まる予定で来たのですが、宿に入る前に晩飯を食べに沼津港へ向かいました。沼津に来ると必ずここに立ち寄ります。本当におすすめのお店。

周りのお店はほとんど閉まっているのに、ここだけは店の外で並んで待っているくらいの賑わい。

食べ応えありのうまい料理を家族で腹一杯食べて満足満足。

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☆1月5日(土) 静岡県裾野市・富士サファリパーク

昨年夏にも来たのに無料入場券が2枚あるからと再び来園。天気は良かったけれど、風が冷たくて、震えながら園内を回りました。

正月早々綺麗な富士山が拝めただけでも良かった。子供にライオンのぬいぐるみをせがまれ、お札がヒラヒラと売店へ舞っていったのでした。

会員になったり、お土産を買って100ポイントためると入場無料券がもらえるようです。


<冷たい風が吹く中、キリンさん達は見せ物にされていました。大変だね。>

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遊びすぎて明日からの仕事の事を考えると、今から気が重くなります。

さてあと半日、これから田溝池に偵察に行って来ようっと。

感謝・感謝

2007年06月29日 01時10分29秒 | 今日の出来事
感謝してます。

最近忙しくてなかなか早く帰れなくてごめんなさい。

いつも早起きして弁当作ってくれてありがとう。

いつもお父さんに優しくしてくれてありがとう。

これからも仲良く、楽しく過ごしましょう。



おじさん、わざわざ訪ねてくれてありがとう。

お茶菓子届けてくれたのにお茶も入れなくてごめんなさい。

本当に感謝しています。



こんな自分でも、まだまだ必要としてくれる人がいます。

感謝・感謝。

ありがとう。

テンプレート変えました

2007年03月02日 23時16分53秒 | 今日の出来事
登山はあまりやらないけど、山の景色を眺めるのは大好き。

そんな中、大町市内から見える爺ヶ岳・鹿島槍の写真を撮りました。ここ数日天気がよいので、雲のない時がねらい目です。次回、もっときれいな写真が撮れるよう頑張ります。


<大町市三日町・農具川横から2月26日に撮影、左:爺ヶ岳、右:鹿島槍>


<大町市新行・グランドから3月1日に撮影、左:爺ヶ岳、右:鹿島槍>

これ以外にも大北地方には景色のいいところがたくさんありますので、自分の目で確かめに来てみてください。

かわいい犬見つけた

2007年02月08日 00時35分04秒 | 今日の出来事
昼休みに散歩していたらなぜか人気のないところにつながれている犬2匹を見つけた。全く同じ顔つきで毛並みも同じの柴犬(だよね?)。



実を言えばこの犬は保健所で保護されている犬。人なつこくて、近づくとシッポを振って近寄ってきて、手を差し出せば「何かくれるのか?」と言わんばかりに手を舐めてくる。

ただ、「お手」や「お座り」と言っても反応しない。頭をなでようとすると俺に触るなという感じで避けようとする。不思議な犬だ。動物を飼ったことがないので、野良犬なのか捨て犬なのかもよく分からない。

片方は足取りもしっかりしているのだが、もう片方は全身がブルブル震えていて、病気なのか?と思うほど。立ち上がってもすぐにヘナヘナと座り込んでしまい、立ってジッとしている気力もないよといった感じ。

日曜日に動物愛護センターに行ったばかりで、この2匹の犬たちの今後が気になってしまった。

長野県動物愛護センターにて

2007年02月05日 00時49分32秒 | 今日の出来事
今日は前々から行きたいと思っていた長野県動物愛護センターに行って来ました。

自宅から三才山トンネルを抜けて車で約一時間の行程です。小諸市の上信越道小諸インター近くで、高台の上にあって非常に景色のいいところにありました。北を見れば浅間山、南を見れば八ヶ岳、西を見れば遠くに北アルプスの山並みがはっきり見えます。雲一つない快晴でした。


<センターの北側に見える浅間山。水蒸気らしきものが少し見えました。>

館内に入ってビックリ。やたらときれいで広々とした施設です。目の前には広大な佐久平がガラス越しに広がっており、建物の外には犬の訓練スペースかと思われる屋根付きの広場が見えました。入ったところは二階のようで、動物とふれあう所は一階の別棟のよう。

一階に下りると広い部屋があり、そこで5・6人の人たちとひもでつながれた犬たちが歩き回っています。何の気なしに部屋へ入ると若い女性が近づいてきて、子供に「犬に触ってみる?」と聞いてきました。そのためにここに来たのに、子供は恥ずかしがって触りません。

この犬が何ともかわいい。じゅうたんのような毛をした犬で、人なつこい。聞けばここにいる人たちはボランティアで来ているようで、犬は飼い犬らしい。どおりでみんな毛並みがいいわけだ。最初は触らなかった子供も慣れてきて、触っているうちにかわいくなってきた様子。


<犬の訓練中>

このほか犬猫の成長記録等色々な展示物があって、じっくり見てしまった。館内案内を見ると、犬・ネコ・ウサギ・モルモットとのふれあいが時間ごとにできるようになっているらしく、ネコやモルモットのふれあいに行こうと別棟に移動した。


<館内展示>

移動の途中に外のオリに放されている犬たちが目に付いた。何となく寂しそうな顔つきをしているように見えた。ここは名前の通り、動物愛護センター。県内各地の保健所から送られてきた、飼い主のいなくなった動物たちの施設なのです。

ここにいる犬猫は健康管理がされており、後々に引き取り希望のある飼い主に譲渡されるようです。命を長らえたラッキーな動物たちなのです。この反対に飼い主が現れない不運な犬猫たちは殺処分されてしまうのです。そういったこともこのセンターの展示で訴えられており、考えさせられてしまいました。


<仲間とじゃれている子犬たち。一歩間違えれば、違う人生が待っています。>

他にヤギがいました。このヤギは狭い通路のようなオリの中に入れられてちょっとかわいそうな気もしましたが、よく見ているとこの通路の所を気に入っているのか、行ったり来たりしています。


<ヤギのオリとドッグランのコース>

ネコやモルモットとのふれあいは建物の中で行われました。しっかりと衛生管理されているようで、アルプス公園や長野の城山公園にあるような比較的自由なふれあいという感じではなかったけれど、ここにいる動物たちはいい生活をしているのがよく分かった。


<子供たちは喜んでだっこしています>

個人的には犬猫をペットとして飼うのは好きではないが、ここにいる犬猫なら安心して引き取って飼うこともできるなと感じた。もしペットを飼ってみたいと思っている人がいるなら、ペットショップで買うよりもまずここに足を運んでみてはいかが?

詳細は長野県動物愛護センターのホームページでどうぞ。
長野県動物愛護センター