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労働環境の末期か・・・・「雇用強制」脅迫(_ _;)... ウゥ

2008年06月29日 17時20分23秒 | 社会記事(注目記事)

勤務先店長に「首にしたら殺す」 37歳アルバイト逮捕(産経新聞) - goo ニュース

 

またもや、物騒なニュースが飛び込んできましたね・・・。

 

「解雇通告」に腹を立てたうえでの、凶悪な犯行予告のようです・・・。

 

 

解雇理由の詳細は分かりませんが、だからといって、腹いせに「従業員・会社」に対して恩を仇で返すような事をすることは絶対許されません。

 

 

年齢的にも、再就職するのは「厳しい状況」なのはわかります。

 

 

 

しかしながら、アルバイトの場合は、正社員とは違い、「雇用の確保」が正直ありません。会社の業績の悪化で、経費節減を図らざるを得ない場合、真っ先に「対象」になるのは、人件費です。その際、人員整理の対象となるのは、アルバイトパート・契約社員派遣労働者などのいわゆる「非正規労働者」です。

 

 

 

ニュースによると、この事件の容疑者が勤務していた業界は、「飲食業」です。

自分も若い頃、ファーストフード店「正社員」として、勤務した経験がありますが、正社員は、店舗規模にも因りますが、ファーストフード店を例にすると、1店舗あたり2~3人、後は学生・主婦の方のアルバイトパート10人前後といった状況です。

 

 

とくに、飲食業は店舗の立地条件もさることながら、顧客の「定着」がないと、採算が取れません。不採算店舗はすぐ「整理」されてしまいます。とかくε=ε=ε=ε=( * ̄▽)ノノ ||コンビニ||などの「流通業」「飲食業」は、経営環境の変化がとくにしいです。

 

 

容疑者が、普段の「勤務態度」に対して、会社からの解雇通告を受けたのなら、全くの「問題外」なのですが、店舗の業績を理由に解雇通告を受けたのならば、仕方ないことなのですが「お気の毒」としか言いようがありません・・・。

 

 

「労働格差」が叫ばれるようになって久しいのですが、このような事例は、他でも起こる可能性があるのではないか?と思うのです・・・・。(_ _;)... ウゥ

 

 

小泉政権がもたらした、「規制緩和政策」の中に、雇用に関する「規制緩和」がありました。それにより、急成長を見せ、一躍「日本」の表舞台に現われた、派遣登録労働会社代表格「グッドウィル」が、先日事業廃止の方針を発表しました。

 

 

一時期は、訪問介護「コムスン」を始め、時代の注目を集めていた企業ですが、実態「ずさんな経営体質」「過酷な労働環境」「脱法行為の蔓延」ばかりで、一挙に国民の信頼を失い、「廃業」の憂き目をみたのです・・・・。

 

 

最近、「非正規労働者」への待遇改善が本腰を挙げて、見直しを行う動きが見られるようになりましたが、一度「崩壊」した労働環境元に戻すのは、並大抵なことではありません。

「ワーキングプア」などで、明るい将来の見えない若者「反乱」が、凶悪事件として進展することの無いように、企業側政府努力不可欠だと思います。