Twitterつぶやき&気まぐれ備忘録

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安売り戦争、自販機の巻

2009年11月22日 14時00分00秒 | 社会記事(注目記事)

「格安自販機」首都圏に進出 飲料大手やPBも追随(朝日新聞) - goo ニュース

 

かなり、ご無沙汰してしまった感があります・・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

 

また、ぽつぽつと肩肘張らずに更新して行こうと思います。

 

 

復活最初に、この記事を取り上げたのは、今年の夏、政権交代した民主党中心の政府が「デフレ宣言」をしたことからなんですけど・・・・。

 

 

結局、4,5年前の状況に舞い戻ったとしか言いようがないんですけど、「デフレ」を逆手に取った企業が、近年また「元気」を取り戻したようです。

 

 

昨日から、低価格路線の衣類ブランドで、日本国民の心を鷲づかみにした、「ユニクロ」が、現在の本社である山口県宇部市で、前身の会社を創立して、今年で創業60周年を迎え、この3連休、全国400店舗で早朝6時開店の、「お客様還元祭」を開催しています。かなりの反響をよんでいます。

 

 

 

平成始めの「バブル景気」崩壊以来、日本は「失われた10年」いや、20年に向かっています。もう、右肩上がりの経済状況に復活することはないかもしれません。

 

 

 

ただ、この低成長を逆に「プラス」として、低価格ながら、商品品質を落とさず、消費者の支持を得た衣類や食品、流通業界が、この数年日本の経済を支えていったのも事実です。バブル期の大量消費社会から一転、「エコ」が声高に叫ばれるようになり、節約志向が大変顕著になりつつありますが、それならば・・・と「生活支援」という名目で、さまざまなブランドが誕生しています・・・・・。

 

 

今年の目玉は、定価1000円を切った、ジーンズです。

それは、イオングループが口火を切り、その後「ドン・キホーテ」という安売りディスカウントストアがそれより安い価格で、参戦して話題になりました・・・。

ただ、ここまで来ると、「安かろう・悪かろう」という潜在感と先入観もあって、生産工程の大幅な省略によって、多少の品質低下はやむを得ないのかもしれません。

 

 

この「破格値ジーンズ」は、価格を低価格に抑えている関係上、「既製品」扱いの為、消費者の細かな要求には応えられない状況です。そうなれば若干どころか、かなり「値」は張りますが、既存専門店にも「品質」で対抗できる余地は出てくるのです・・・・。

 

 

 

年々、コストダウンにより給与も減少傾向になり、購買意欲が薄れるのは、ある意味仕方のないことですが、僅かな一般庶民の「楽しみ」の為に、さまざまな「新商品」を生み出す意欲があるうちは、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思います。

 

 

だいぶ、横道に逸れ過ぎましたが・・・・( ̄▽ ̄;)アハハ、この記事の「格安自販機」の動き、大阪を中心に、西日本では、結構数年前から各地方でこの動きが見られました。自販機管理会社が、有名メーカー以外のオリジナルブランドを格安価格で提供する手法は、大手や地方のディスカウントストアや、ドラッグストア、スーパーでも、ここ数年定着しています。

 

 

特に飲料業界は、その動きが激しいので、今まで販売価格の厳格な維持を強いていた、日本の大手飲料メーカーも、利益確保の為に追随せざるを得ない状況です。

 

 

デフレ景気の見通しは、先が見えないのですが、最近の「産地偽装」や「消費・賞味期限」・「品質維持」等の諸問題に関し、消費者の「厳しい目」が注がれる中、どこまでこの「販売戦略」が支持を得られるのか、見ものですね・・・・。(  ̄- ̄)フムフム