小説・鉄槌のスナイパー・一章・NOー(30)&CG
「嗚呼ッ駄目ッ・・嗚呼ッ・・・」美保のブラウスを脱がせ、ブラを外した。汗ばんだ乳房がたまらなく刺激的だった。美保は間もなく絶叫すると達した。そんな美保を抱き上げ、シャワー室に連れて行った。
「京平さんったらッ鳴呼ッ・・駄目だったらッ・・」
私はシャワーを流しながら花園に舌を入れた。そして陰核を愛撫すると、美保は内股を痙攣させると達した。そして床に座り込んだ。
「もうっ京平さんったら・・・愛してる?・・・」。
「うん、愛しているよ美保」。
そして美保の体を洗い、湯舟に二人で浸かっていた。そして空腹も忘れてゆっくり風呂に入っていた。
そして出ると七時を回っていた。急いで着替えると「ちょっと待っていて、クリーニングに出すの持ってくるから」。
間も無く洗濯物が入った袋を持ってきた。フロントに出してホテルを出た。
そして南禅寺の近くにある、善、と言う古めかしい和食の料亭に入った。
「おやっ、紺野か?・・・紺野じゃないか。久し振りだな。お連れの美しいレディーはどちらさんかな」。
「先生、お久し振りです。妻の美保です」。
「は、はじめまして、妻の美保です。宜しくお願いします」。
「結婚したのか。おめでとう、会社辞めたんだって?・・」
「はい、二人で家の手伝いをしています。先生、先生のお進めを二つお願いします」。
「どうぞ」。と作務衣の店員が座敷に案内した。こじんまりとした懐かしい和室の座敷だった。
「ねえ、先生ってなんの先生なの。何も教えてくれないんだもん」。
「うん、前は早稲田大学の教授だった人だよ。教授を辞めてこの料亭を出したんだ。もう六年になるかな」。
「え~っ、大学の教授だったの。不思議な人ね、それで何の教授」。
「うん。電子物理学の教授だよ、僕の恩師だよ」。
「えっ、京平さん電子物理学を専攻していたの。それで電気関係にも強いんだね。でも変わっているわね。教授の道を辞めて料亭の主なんて」。
「うん、でも良い先生だよ。心が広くて寛大でさ。見習いたいよ」。すると料理が運ばれて来た。美保は目を見張って驚いていた。
刺身に煮物、焼き物にみそ汁、そして漬け物にと、此れぞと言わんばかりに運ばれて来た。
「紺野君、今日は心ばかりの結婚祝いだ。ゆっくり堪能してってくれ。奥さん、ごゆっくりどうぞ」。
「はい、とっても美味しいです。頂きます」。
そして所狭しと置かれた料理を美保は驚くほと良く食べた。
そして食事を済ませ時計を見ると、九時を回っていた。そして勘定を聞くと、やはり受け取って貰えなかった。
私達は言葉に甘えて御馳走になり、料亭を出た。そして公衆電話を探して二人で電話ボックスに入り、真田貴明の携帯に電話を入れた。
すると一回目のコールが鳴り終わらない内に真田が出た。
「は、はい、真田です。夕べの方ですね」?
「ああ、取引は成立しているか?・・・」。
「はい、言われた額は用意しました。夕方から家も出ていません」。
「それは分かっている。所で、今夜の取引だが延期だ。明日の夜までに全額用意してくれ」。
「ま・待って下さい、とても無理です。貯金を全部かき集めても無理です。なんとか勘弁してくれませんか」。
「お前ベンツがあるだろ、どうせ女から献がせた金で買ったんだろ。一度しか言わない、明日のこの時間に電話する」。
「ま・待って下さい、あのベンツはまだ月賦が残っているんです。五百万なら何とかなります。それで許して下さい。それからもう女とは付き合いません。真面目に働きますから」。
「駄目だ、お前は二人も殺しているんだぞ。甘い事は言うな、今は月賦が残っていても売れる。それとも自殺して詫びるか」。
「嫌です、分かりました。車を売って作ります」。
私は追い詰め過ぎたかと思いながら電話を切った。そしてホテルに戻った。シャワーを軽く浴びて浴衣に着替えソファーに掛けた。
そして電話の内容を美保に話した。
「五百万で許してくれだなんて虫が良すぎるわよね。友代も幸子もあの男に殺されて、この世に居ないのに。私は絶対に許せない。
お金で苦しめても生きてる限りあの男は同じ事をまたするわよ」。美保の瞳は憎しみに満ち、テーブルの灰皿をじいっと見ていた。
私は始末するのは止そうと思い始めていた。電話のうろたえた怯えた声、それがどうしても心に引っ掛かっていた。
しかし、美保は私よりあの男の事を知っている。そんな美保が言う言葉に決心が固まった。そして十時、携帯でグランドホテルに電話した。それは一つ仕掛けを残して来たからだった。
「もしもし、4012号室に泊まった紺野ですが。ベッドの棚にフィルムケースを忘れて来たと思うんですが」。
「はい、確かに一つありました。それで先程白馬の御自宅の方へお送りしました。それから、午後に見えた刑事さんがお詫びにみえました。腹を立てて予定を切り上げてお帰りになった事をお伝えするとガッカリしておりました」。
「そうですか、それは有り難うございました。ではまた京都に行く折りがありましたらお世話になります」。
やっぱり私の勘は当たった。此れで真田が殺されても私達の事は疑う事はないだろう。もし疑われた時は、明日の晩のシャワーに入っていた私の声のアリバイ工作が効いて来る。
「京平さん、どう言う事なの?・・フィルムって」。
「うん、きっとあの刑事がまた来るような気がしていたんだ。逆に刑事の心理を利用させて貰おうと思ってね。
それを確かめる為に業とフィルムを置いて来たんだ。理由もなしに電話出来ないからね。やっぱり土屋警部補がお詫びに来たってさ。それで、腹を立てて夕方の新幹線で帰った事を伝えたらガッカリして帰ったってさ」。
「そうか、それで真田を始末しても私達に疑いが来ないって寸法ね。もし疑われた時はこのホテルのボーイさんが夜食をもって来たときに貴方はシャワー室にいたと言うアリバイを主張してくれるって言う事ね。凄い、そこまで考えていたなんて」。
「じゃあ今からそのテープを録音するよ」。
そしてテープレコードを持って浴衣を脱いでシャワー室に入った。そしてシャワーの蛇口を捻った。鼻歌を歌った。「京平さん、来たわよ」。
NO-30-78
「嗚呼ッ駄目ッ・・嗚呼ッ・・・」美保のブラウスを脱がせ、ブラを外した。汗ばんだ乳房がたまらなく刺激的だった。美保は間もなく絶叫すると達した。そんな美保を抱き上げ、シャワー室に連れて行った。
「京平さんったらッ鳴呼ッ・・駄目だったらッ・・」
私はシャワーを流しながら花園に舌を入れた。そして陰核を愛撫すると、美保は内股を痙攣させると達した。そして床に座り込んだ。
「もうっ京平さんったら・・・愛してる?・・・」。
「うん、愛しているよ美保」。
そして美保の体を洗い、湯舟に二人で浸かっていた。そして空腹も忘れてゆっくり風呂に入っていた。
そして出ると七時を回っていた。急いで着替えると「ちょっと待っていて、クリーニングに出すの持ってくるから」。
間も無く洗濯物が入った袋を持ってきた。フロントに出してホテルを出た。
そして南禅寺の近くにある、善、と言う古めかしい和食の料亭に入った。
「おやっ、紺野か?・・・紺野じゃないか。久し振りだな。お連れの美しいレディーはどちらさんかな」。
「先生、お久し振りです。妻の美保です」。
「は、はじめまして、妻の美保です。宜しくお願いします」。
「結婚したのか。おめでとう、会社辞めたんだって?・・」
「はい、二人で家の手伝いをしています。先生、先生のお進めを二つお願いします」。
「どうぞ」。と作務衣の店員が座敷に案内した。こじんまりとした懐かしい和室の座敷だった。
「ねえ、先生ってなんの先生なの。何も教えてくれないんだもん」。
「うん、前は早稲田大学の教授だった人だよ。教授を辞めてこの料亭を出したんだ。もう六年になるかな」。
「え~っ、大学の教授だったの。不思議な人ね、それで何の教授」。
「うん。電子物理学の教授だよ、僕の恩師だよ」。
「えっ、京平さん電子物理学を専攻していたの。それで電気関係にも強いんだね。でも変わっているわね。教授の道を辞めて料亭の主なんて」。
「うん、でも良い先生だよ。心が広くて寛大でさ。見習いたいよ」。すると料理が運ばれて来た。美保は目を見張って驚いていた。
刺身に煮物、焼き物にみそ汁、そして漬け物にと、此れぞと言わんばかりに運ばれて来た。
「紺野君、今日は心ばかりの結婚祝いだ。ゆっくり堪能してってくれ。奥さん、ごゆっくりどうぞ」。
「はい、とっても美味しいです。頂きます」。
そして所狭しと置かれた料理を美保は驚くほと良く食べた。
そして食事を済ませ時計を見ると、九時を回っていた。そして勘定を聞くと、やはり受け取って貰えなかった。
私達は言葉に甘えて御馳走になり、料亭を出た。そして公衆電話を探して二人で電話ボックスに入り、真田貴明の携帯に電話を入れた。
すると一回目のコールが鳴り終わらない内に真田が出た。
「は、はい、真田です。夕べの方ですね」?
「ああ、取引は成立しているか?・・・」。
「はい、言われた額は用意しました。夕方から家も出ていません」。
「それは分かっている。所で、今夜の取引だが延期だ。明日の夜までに全額用意してくれ」。
「ま・待って下さい、とても無理です。貯金を全部かき集めても無理です。なんとか勘弁してくれませんか」。
「お前ベンツがあるだろ、どうせ女から献がせた金で買ったんだろ。一度しか言わない、明日のこの時間に電話する」。
「ま・待って下さい、あのベンツはまだ月賦が残っているんです。五百万なら何とかなります。それで許して下さい。それからもう女とは付き合いません。真面目に働きますから」。
「駄目だ、お前は二人も殺しているんだぞ。甘い事は言うな、今は月賦が残っていても売れる。それとも自殺して詫びるか」。
「嫌です、分かりました。車を売って作ります」。
私は追い詰め過ぎたかと思いながら電話を切った。そしてホテルに戻った。シャワーを軽く浴びて浴衣に着替えソファーに掛けた。
そして電話の内容を美保に話した。
「五百万で許してくれだなんて虫が良すぎるわよね。友代も幸子もあの男に殺されて、この世に居ないのに。私は絶対に許せない。
お金で苦しめても生きてる限りあの男は同じ事をまたするわよ」。美保の瞳は憎しみに満ち、テーブルの灰皿をじいっと見ていた。
私は始末するのは止そうと思い始めていた。電話のうろたえた怯えた声、それがどうしても心に引っ掛かっていた。
しかし、美保は私よりあの男の事を知っている。そんな美保が言う言葉に決心が固まった。そして十時、携帯でグランドホテルに電話した。それは一つ仕掛けを残して来たからだった。
「もしもし、4012号室に泊まった紺野ですが。ベッドの棚にフィルムケースを忘れて来たと思うんですが」。
「はい、確かに一つありました。それで先程白馬の御自宅の方へお送りしました。それから、午後に見えた刑事さんがお詫びにみえました。腹を立てて予定を切り上げてお帰りになった事をお伝えするとガッカリしておりました」。
「そうですか、それは有り難うございました。ではまた京都に行く折りがありましたらお世話になります」。
やっぱり私の勘は当たった。此れで真田が殺されても私達の事は疑う事はないだろう。もし疑われた時は、明日の晩のシャワーに入っていた私の声のアリバイ工作が効いて来る。
「京平さん、どう言う事なの?・・フィルムって」。
「うん、きっとあの刑事がまた来るような気がしていたんだ。逆に刑事の心理を利用させて貰おうと思ってね。
それを確かめる為に業とフィルムを置いて来たんだ。理由もなしに電話出来ないからね。やっぱり土屋警部補がお詫びに来たってさ。それで、腹を立てて夕方の新幹線で帰った事を伝えたらガッカリして帰ったってさ」。
「そうか、それで真田を始末しても私達に疑いが来ないって寸法ね。もし疑われた時はこのホテルのボーイさんが夜食をもって来たときに貴方はシャワー室にいたと言うアリバイを主張してくれるって言う事ね。凄い、そこまで考えていたなんて」。
「じゃあ今からそのテープを録音するよ」。
そしてテープレコードを持って浴衣を脱いでシャワー室に入った。そしてシャワーの蛇口を捻った。鼻歌を歌った。「京平さん、来たわよ」。
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