今年最後の更新です。本年はお世話になりました。
来年も宜しく御願いします。
良いお年をお迎え下さい。
刻塚-(NO-32)
「手島、Y大の辻本教授を調べてくれないか」。
「猿渡さん、済みません。さっき言うのを忘れていました。辻本教授は三年前に病気で亡くなっています」。
「エッ・・・そうですか。じゃあ十年前の研究生と学芸員を調べてくれ」。
「分かった、電話借ります」と、手島加奈は受話器を持つと本庁に電話した。その口調は命令形でてきぱきと端的に指示していた。
「猿渡さん、手島警部はどんなお立場なんです」と、主は小声で訊いた。
「私の肩書は警視庁生活安全課捜査一係りデカ長です。山田さん、そんなこそこそ訊かない」。と手島はキャリアを露に見せた。
「はい、失礼しました。凄いですね女性でデカ長さんとは」。
「それが偏見って言うの、女性でとは失礼よ。ねえ麻代さん公子さん」と、笑った。二人はどう答えていいのかただ笑ってごまかしていた。
「そんなんだから嫁の貰い手がないんだよお前は、話さなきゃ良い女なのにな」。
「まあっ失礼しちゃうわね、そんな女・・・」と、言いかけて言葉を飲み込んだ。
「じゃあ私はお先に失礼します」と、出で行った。
やっぱり、啓太さんと付き合っていたんだ。と、麻代は手島加奈が出て行ったドアを見詰めていた。そして思い返した様に猿渡を見ては靨を作った。
周りを見ると雰囲気的に暗くなっていた、何をどう話したよいのか誰にも分からず、茶を啜る音があちらこちらから聞こえていた。
リリリリ~ンッと静けさを破る様に電話が鳴った、ビクッと誰もの肩が動いた。
電話に近い猿渡が取った。その猿渡の頬が笑った様に見えた。
「太一さん、娘さんの若子さんからですよ」。太一は小躍りする様に駆け寄った。
「いま何処にいるんだ、心配させて」。そして太一の声は涙声に変わった。
そして、分かったと言うと受話器を置いた。涙を拭うと苦笑いを浮かべていた。
「済みませんでした。娘のやつ家から電話が来たら帰って来いと言われるからって、友達に帰ったと言う様に頼んでいたそうで。ハリウッドにいるそうです」。
太一は体裁悪げにペコペコと頭を下げまくっていた。
「まあ、太一よ、嘘でも何でもええ。生きいてたんならそれでええ。のう皆」主の父でもある長老は、そう言うと甲高く笑った。
リリリリ~ンッとまた電話が鳴った。太一が取った。娘の若子の事を話していた。
その話の内容から、山田刑事からの様ようだった。
チラッチラッと皆を見ながら受話器に向かって何度も頭を下げて切った。
「政男からで、出入国管理局で調べたけど帰国してないと行って来た。事情を話したら笑っていたよ。本当に心配かけて済まなかった」。
そして話は終え、部屋に戻った。麻代は手島加奈との関係を訊きたくて仕方なかった。そして訊く事もなくベッドに入った。
麻代はいつになく激しく悶え、絶叫するとグッタリと体を横たえた。そんな体を密着させ、何も語らず猿渡の腕を枕に眠った。
そして翌八月六日日曜日、その日は筒井警部補と南田刑事、山田刑事も戻る事もなく連絡もなかった。
「猿渡君、私は帰るよ。辻本教授と当時の研究クルーの事が分かり次第連絡するから」と、手島加奈はタクシーを呼ぶと夕方の新幹線で東京へ帰った。
明日は麻代も仕事だ、筒井警部補は仕事で帰れそうもないし。と新幹線の時刻表を見ていた。「啓太さん、もう二~三日いちゃだめ?・・・」麻代は甘えた様に背中に抱き着いた。「でも明日から仕事だろ、そんなに休んだら首になっちゃうぞ」。
猿渡はそう言うと背中の麻代を抱える様に膝に座らせた。麻代はウフッと笑うと首に抱き着いた。「アッ・・・もう電話したな?・・・」
「へへ~ッ当たり~ッ!だってこのままじゃ中途半端じゃん。ねえいいでしょう」。「仕方ないなもう、でももう着替えないぞ」。すると麻代はニヤッと笑った。
「ヘヘ~ッ、啓太さんが社へ行ってた午前中に洗濯機借りて洗ったもん。もう乾いてるよ、それにアイロンかける物はないから」。
「分かったよ、家にも知らせたのか?・・」
「うん、啓太さんと一緒ならいいって。事件のニュースで見て驚いていた」
「そうか、でも俺達はここにいてもする事ないぞ。白骨はDNA鑑定するそうだし、さっき聞いたんだけど、女性は全裸で身元を確認できる物は何一つ身に付けて無かったって言うからさ、身元は簡単に分からないだろうからな」。
NO-32-61
来年も宜しく御願いします。
良いお年をお迎え下さい。
刻塚-(NO-32)
「手島、Y大の辻本教授を調べてくれないか」。
「猿渡さん、済みません。さっき言うのを忘れていました。辻本教授は三年前に病気で亡くなっています」。
「エッ・・・そうですか。じゃあ十年前の研究生と学芸員を調べてくれ」。
「分かった、電話借ります」と、手島加奈は受話器を持つと本庁に電話した。その口調は命令形でてきぱきと端的に指示していた。
「猿渡さん、手島警部はどんなお立場なんです」と、主は小声で訊いた。
「私の肩書は警視庁生活安全課捜査一係りデカ長です。山田さん、そんなこそこそ訊かない」。と手島はキャリアを露に見せた。
「はい、失礼しました。凄いですね女性でデカ長さんとは」。
「それが偏見って言うの、女性でとは失礼よ。ねえ麻代さん公子さん」と、笑った。二人はどう答えていいのかただ笑ってごまかしていた。
「そんなんだから嫁の貰い手がないんだよお前は、話さなきゃ良い女なのにな」。
「まあっ失礼しちゃうわね、そんな女・・・」と、言いかけて言葉を飲み込んだ。
「じゃあ私はお先に失礼します」と、出で行った。
やっぱり、啓太さんと付き合っていたんだ。と、麻代は手島加奈が出て行ったドアを見詰めていた。そして思い返した様に猿渡を見ては靨を作った。
周りを見ると雰囲気的に暗くなっていた、何をどう話したよいのか誰にも分からず、茶を啜る音があちらこちらから聞こえていた。
リリリリ~ンッと静けさを破る様に電話が鳴った、ビクッと誰もの肩が動いた。
電話に近い猿渡が取った。その猿渡の頬が笑った様に見えた。
「太一さん、娘さんの若子さんからですよ」。太一は小躍りする様に駆け寄った。
「いま何処にいるんだ、心配させて」。そして太一の声は涙声に変わった。
そして、分かったと言うと受話器を置いた。涙を拭うと苦笑いを浮かべていた。
「済みませんでした。娘のやつ家から電話が来たら帰って来いと言われるからって、友達に帰ったと言う様に頼んでいたそうで。ハリウッドにいるそうです」。
太一は体裁悪げにペコペコと頭を下げまくっていた。
「まあ、太一よ、嘘でも何でもええ。生きいてたんならそれでええ。のう皆」主の父でもある長老は、そう言うと甲高く笑った。
リリリリ~ンッとまた電話が鳴った。太一が取った。娘の若子の事を話していた。
その話の内容から、山田刑事からの様ようだった。
チラッチラッと皆を見ながら受話器に向かって何度も頭を下げて切った。
「政男からで、出入国管理局で調べたけど帰国してないと行って来た。事情を話したら笑っていたよ。本当に心配かけて済まなかった」。
そして話は終え、部屋に戻った。麻代は手島加奈との関係を訊きたくて仕方なかった。そして訊く事もなくベッドに入った。
麻代はいつになく激しく悶え、絶叫するとグッタリと体を横たえた。そんな体を密着させ、何も語らず猿渡の腕を枕に眠った。
そして翌八月六日日曜日、その日は筒井警部補と南田刑事、山田刑事も戻る事もなく連絡もなかった。
「猿渡君、私は帰るよ。辻本教授と当時の研究クルーの事が分かり次第連絡するから」と、手島加奈はタクシーを呼ぶと夕方の新幹線で東京へ帰った。
明日は麻代も仕事だ、筒井警部補は仕事で帰れそうもないし。と新幹線の時刻表を見ていた。「啓太さん、もう二~三日いちゃだめ?・・・」麻代は甘えた様に背中に抱き着いた。「でも明日から仕事だろ、そんなに休んだら首になっちゃうぞ」。
猿渡はそう言うと背中の麻代を抱える様に膝に座らせた。麻代はウフッと笑うと首に抱き着いた。「アッ・・・もう電話したな?・・・」
「へへ~ッ当たり~ッ!だってこのままじゃ中途半端じゃん。ねえいいでしょう」。「仕方ないなもう、でももう着替えないぞ」。すると麻代はニヤッと笑った。
「ヘヘ~ッ、啓太さんが社へ行ってた午前中に洗濯機借りて洗ったもん。もう乾いてるよ、それにアイロンかける物はないから」。
「分かったよ、家にも知らせたのか?・・」
「うん、啓太さんと一緒ならいいって。事件のニュースで見て驚いていた」
「そうか、でも俺達はここにいてもする事ないぞ。白骨はDNA鑑定するそうだし、さっき聞いたんだけど、女性は全裸で身元を確認できる物は何一つ身に付けて無かったって言うからさ、身元は簡単に分からないだろうからな」。
NO-32-61
刻塚-(NO-31)
「はい、写真を撮ってつい今し方帰りました。それより女性の死体が見付かったそうですが、馬場達の仲間でしょうか」。
その問いに猿渡は首を振った。「分かりません」、
ガチッ・・・鈍いその音に塚を見た。捜査員はスコップを置いて手で掘り始めた「山田刑事、スコップが埋まってました。ここまで掘ったんでしょうか」。そう言うと現場写真を撮らせた、そして手で土を掘り返していた。そして、錆びたスコップが出土した。表に運びだし、ビニールシートで包んでいた。
「山田さん南田さん、俺も帰るよ。筒井先輩にそう言っといて下さい。麻代帰るぞ」猿渡はそう言い残すと麻代の腰に手を添えた。
「もうっ・・・」麻代はポッと頬を染めた。手島加奈は追う様に二人の後を追った。
そして駐車場に着くころには応援の警察車両が到着した。
ワゴン車から鑑識班と制服警官が手に手にチエンソーや担架、長い棒を持って続々と降りて来た。そして整列し、警備の巡査の誘導で山道に向かった。
「啓太さん、応援ってこんなに来るの?・・・」麻代はゾロゾロと社に向かう捜査官の後ろ姿を見ていた。
「それだけ大事件って事だよ。帰るぞ」すると、オートバイの音がして宿の主と後藤公子が乗った三輪のバイクが下って来た。
後ろの荷台にはダンポール箱が積まれていた。「どうも、いま大勢の警察が上って行きましたけど。あんなに必要なんですか」。
「ええ、外にも穴があると困りますからね。警察は総動員ですよ」。
その晩、社と雑木林の中には灯光機の明かりが煌々と照らされ、捜査は続けられていた。雑木林は警察の手で切り開かれ、閑散としていた。
そして、雑木林の地面は捜査の為に積もった枯れ葉は長い棒で弾かれ、真っ黒な扶養土が露出していた。
そして午後八時、食事を済ませ、シャワーを浴びてくつろいでいると電話が鳴った。主からだった、猿渡は麻代を連れて部屋を出ると、向かいの部屋の手島加奈へ声を掛け、三人で事務所に向かった。
行くと、山田一族の親戚が一同に顔を揃え、主の横には後藤公子が座っていた。
「どうしたんです、また何か問題でも」猿渡はクーラーの効いた事務所の椅子に腰を降ろした。
「猿渡さん、地下室から特種メイクの道具が見付かったと言っていましたね」。
宿の主はそう言うと暗い顔をして分家の山田太一を見た。
「ええ、確かにあれは特種メイクに使う薬品と化粧品ですが。それが何か」。
「あれから戻ると息子から電話がありましてね、若子は何処にいるかと訊いてきたんです。若子と言うのは分家の太一の娘でして、映画の特種メイクを勉強したいとハリウッドへ行っているんです」。
「エ~ッ!・・・太一さんの娘さんが特種メイクの勉強?・・・」。
「はい、それで太一叔父に話して連絡を取る様にと。そしたら、アメリカで勉強している友達が一年も前に帰国していると言うんです」。
「それで、自分は訊いてないんですが。山田刑事はなんて?・・・」
「はい、息子が言うには、腐乱がひどくて女性としか分からないそうです。それでつい先程電話があって、帰国しているか調べて連絡してくれるそうです」。
「そんな事どうしてもっと早く言わないの!私は警視庁の刑事よ。そんな事私に言えばすぐに手を打ったのに。そう言う風になんでも一族でって言う閉鎖的な考えがこうなったんでしょう。貴方たち、外にまだ何か隠してなんかないでしょうね」と、全員を睨む手島だった。
「いえ、事件に関係する様な事は何も」。主は神妙な赴きで静に語った。
「山田さん、皆さん。もし遺体が若子さんだっとすると、若子さんは一時塚の事を知っていたんですね。と言うより小判が埋まっている事を知っていたんですか」。
「ええ、若子は知っていました。十年前に改築した時にいて、柱の下に大判が埋もれていたのを見ていましたから。でも塚の中がどうなっているのかは知りません」。「山田さん、あの塚を地質探査したのはどこの会社ですか」。
「はい、会社ではなく東京のY大学の考古学研究の権威ある辻本学教授にお願いしました。そうか、若子の出た大学だ。なあ太一さん」。
山田太一は目に涙が光っていた、そして頷くとポタッと涙が畳みに落ちた。
「まだ若子さんと決まった分けじゃありませんよ。その地質調査の時に何か言っていませんでしたか。あれだけ古銭が埋まっていたら計器に出る筈ですがね」。
その言葉に一族は驚いた様に互いの顔を見ていた。
「いいえ、ただ数枚の古銭あったとだけで、今日聞いて驚いている所です。誰か聞いているかね」。主は一人一人確認する様に分家を見ていた。
NO-31-59
「はい、写真を撮ってつい今し方帰りました。それより女性の死体が見付かったそうですが、馬場達の仲間でしょうか」。
その問いに猿渡は首を振った。「分かりません」、
ガチッ・・・鈍いその音に塚を見た。捜査員はスコップを置いて手で掘り始めた「山田刑事、スコップが埋まってました。ここまで掘ったんでしょうか」。そう言うと現場写真を撮らせた、そして手で土を掘り返していた。そして、錆びたスコップが出土した。表に運びだし、ビニールシートで包んでいた。
「山田さん南田さん、俺も帰るよ。筒井先輩にそう言っといて下さい。麻代帰るぞ」猿渡はそう言い残すと麻代の腰に手を添えた。
「もうっ・・・」麻代はポッと頬を染めた。手島加奈は追う様に二人の後を追った。
そして駐車場に着くころには応援の警察車両が到着した。
ワゴン車から鑑識班と制服警官が手に手にチエンソーや担架、長い棒を持って続々と降りて来た。そして整列し、警備の巡査の誘導で山道に向かった。
「啓太さん、応援ってこんなに来るの?・・・」麻代はゾロゾロと社に向かう捜査官の後ろ姿を見ていた。
「それだけ大事件って事だよ。帰るぞ」すると、オートバイの音がして宿の主と後藤公子が乗った三輪のバイクが下って来た。
後ろの荷台にはダンポール箱が積まれていた。「どうも、いま大勢の警察が上って行きましたけど。あんなに必要なんですか」。
「ええ、外にも穴があると困りますからね。警察は総動員ですよ」。
その晩、社と雑木林の中には灯光機の明かりが煌々と照らされ、捜査は続けられていた。雑木林は警察の手で切り開かれ、閑散としていた。
そして、雑木林の地面は捜査の為に積もった枯れ葉は長い棒で弾かれ、真っ黒な扶養土が露出していた。
そして午後八時、食事を済ませ、シャワーを浴びてくつろいでいると電話が鳴った。主からだった、猿渡は麻代を連れて部屋を出ると、向かいの部屋の手島加奈へ声を掛け、三人で事務所に向かった。
行くと、山田一族の親戚が一同に顔を揃え、主の横には後藤公子が座っていた。
「どうしたんです、また何か問題でも」猿渡はクーラーの効いた事務所の椅子に腰を降ろした。
「猿渡さん、地下室から特種メイクの道具が見付かったと言っていましたね」。
宿の主はそう言うと暗い顔をして分家の山田太一を見た。
「ええ、確かにあれは特種メイクに使う薬品と化粧品ですが。それが何か」。
「あれから戻ると息子から電話がありましてね、若子は何処にいるかと訊いてきたんです。若子と言うのは分家の太一の娘でして、映画の特種メイクを勉強したいとハリウッドへ行っているんです」。
「エ~ッ!・・・太一さんの娘さんが特種メイクの勉強?・・・」。
「はい、それで太一叔父に話して連絡を取る様にと。そしたら、アメリカで勉強している友達が一年も前に帰国していると言うんです」。
「それで、自分は訊いてないんですが。山田刑事はなんて?・・・」
「はい、息子が言うには、腐乱がひどくて女性としか分からないそうです。それでつい先程電話があって、帰国しているか調べて連絡してくれるそうです」。
「そんな事どうしてもっと早く言わないの!私は警視庁の刑事よ。そんな事私に言えばすぐに手を打ったのに。そう言う風になんでも一族でって言う閉鎖的な考えがこうなったんでしょう。貴方たち、外にまだ何か隠してなんかないでしょうね」と、全員を睨む手島だった。
「いえ、事件に関係する様な事は何も」。主は神妙な赴きで静に語った。
「山田さん、皆さん。もし遺体が若子さんだっとすると、若子さんは一時塚の事を知っていたんですね。と言うより小判が埋まっている事を知っていたんですか」。
「ええ、若子は知っていました。十年前に改築した時にいて、柱の下に大判が埋もれていたのを見ていましたから。でも塚の中がどうなっているのかは知りません」。「山田さん、あの塚を地質探査したのはどこの会社ですか」。
「はい、会社ではなく東京のY大学の考古学研究の権威ある辻本学教授にお願いしました。そうか、若子の出た大学だ。なあ太一さん」。
山田太一は目に涙が光っていた、そして頷くとポタッと涙が畳みに落ちた。
「まだ若子さんと決まった分けじゃありませんよ。その地質調査の時に何か言っていませんでしたか。あれだけ古銭が埋まっていたら計器に出る筈ですがね」。
その言葉に一族は驚いた様に互いの顔を見ていた。
「いいえ、ただ数枚の古銭あったとだけで、今日聞いて驚いている所です。誰か聞いているかね」。主は一人一人確認する様に分家を見ていた。
NO-31-59