タイ・バンコクの庶民の生活に迫る!

~タイの庶民の生活とは? 一歩でも近づくために~

タイの地域主義と、ゴッドマザーを訪ねて

2011年09月25日 | わが家族のこと
2011.09.24
午後、京大の東南アジア研バンコク事務所に向かう。
定期的に行われている「タイスクサー」に出席。
今日の話題提供者はウボンラチャタニー大学で日本語を教えていらっしゃる高橋勝幸さん。
1947年にタイで地域義が起こり、タイを中心として東南アジア連盟を起こそうとした。
想起者はプリディー パノムヨン。
但し、周辺国を巻き込むつもりだったのだろうが、タイの覇権が見え隠れしていて周辺国の理解は得られなかったらしい。
タイの人のアイデンティティーを研究すると面白いのではないかと思う。
イーサーン人はイーサーン人として、民族主義が見て取れる。「独立」まで標榜しているか疑問だが、バンコクを中心とする、国民国家主義と一線を画しているように見える。

当日興味深かった点がいくつか。
・当時も失地回復を旗印にデモが行われていたが、今回のカオ・プラ・ウィハーンに対する国境紛争との違い
・東南アジア連合が、現在は経済的圏としての統合になってしまったこと。
・レヌカーさんに始めてお会いした。レヌカーさんは旅行業もしており以前は大学で人類学の教鞭をとっていらしたと聞いた。
・「東南アジア」と言う概念は古いものではないだろうとは思っていたが、1937年の頃のイギリスの文献から散見できるらしい。当然列強がアジア進出のためにくくったものだとは思っていたが。
日本では「南洋」と言っていた。
なお高橋氏の発表資料は「こちら」から入手できます。

この後、19:00から長年私のタイの姉役をしてくれているゴッドマザーコイさんに会いに行く。

久々にお会いして、四方山話をしたが、連日育児で疲れている細君にとっては気の毒だった。


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