おはようございます~。
昨夜中にUPしようと思っていたのに、いつの間にか夢の中。
使命感のためか(!?)、今朝はとんでもない時間に目が覚めたので、
どうにか、16話レビューを完成・・・17話放送までに間に合いました^^;
では、「スターの恋人」16話です・・・
○追いかけてきたマリを硬く抱きしめたチョルスだったが・・・
「仕事で来た、お金がいるから・・・お金を渡しただろ?・・・何としても返す・・・」
「キム・チョルス!どういう意味なの?・・・仕事やお金のため以外には
会わないってこと?ねえ、別れるってこと?・・・」
「・・・そうだ。話はそれだけ?・・・」
「お金を渡してごめん・・・妹さんを助けるにはそれしかなかった・・・
じゃあ、知らん顔しろと?・・・」
「どうしたい?付き合っていたい?そばにいてほしい?・・・お前からのお金を
受け取り、お前が初恋の人といても見て見ぬ振りを?・・・彼に求められたら
そばにいる気だろ?・・・そうなんだな・・・」
「だめよ、行かないで!・・・お願いだから聞いて・・・」
「聞きたくない!いくら女優でもニセモノでもひどい!こうなるなら、どうして
僕と付き合った!?・・・」
「付き合ったことを後悔しているのね・・・人生がボロボロになったから・・・」
「・・・そうだ・・・後悔している・・・できることならお前と出会う前に戻りたい・・・」
背を向けて行ってしまったチョルス。しゃがみこんで涙に暮れるマリ・・・
ああ、何と言う事でしょう! お互いに痛いほど愛しているのに、素直に一言
「愛している」と言えば、それでいいだけなのに・・・。チョルスには男としての
プライドと意地があり、マリには返さねばならない恩があり・・・。
○チョルスは、以前は硬く断った小説執筆の依頼を、引き受けることにする。
女性編集者の話し振りから、間接的にウニョンが薦めてくれたものと分かり、
ウニョンにお礼を言いに行く。
「・・・今度こそと思ったけど、あなたにペンを取らせるのは、いつもあの人ね・・・
分かったわ・・・これからは後輩として会うことにする・・・イ・マリさんと
上手く行くよう願っている・・・」
「ごめん・・・ありがとう」
○いったんは家に帰り、ウジンと食事をしていたマリだが、やはり居ても立っても
いられなくなり、チョルスの家に向かう。
門の前に座って待っていると、チョルスがウニョンとともに帰って来た。
見つめあう二人・・・。「あんな風に帰るなんて・・・」とマリ。
ただならぬ様子に、ウニョンが帰ろうとすると、チョルスは腕を取って引き止めた。
「本当に、別れるつもり・・・?」
「そう言っただろ・・・」
「本当に、私と別れたい?」
「じゃあ、どうしたいと? もう話すことはない・・・帰れ」
チョルスはウニョンの手を引いて、家の中へ入ってしまった。
マリは呆然と立ちすくした・・・
○強い事を言ったチョルスだが、部屋に入るとベッドにへたり込んでしまった。
「ごめん・・・」と一言ウニョンに言うのがやっとだった。
○ウニョンが原稿を受け取って外へ出ると、マリはまだそのまま立っていた。
ウニョンはマリを自分のアパートへ呼んだ。
チョルスは誤解して勘ぐるような人でないからと、マリに言う。
「ウニョンさんは彼とケンカしたり、怒ったこともないでしょ?・・・
私は彼のことを苦しめてばかり・・・」
「私もあなたを許せない・・・あなたのせいで彼はひどい目にあった」
「そうよね。なのに自分を理解してもらおうなんて都合が良過ぎるわね?・・・」
「そんな事私に聞いてどうするの?・・・」ウニョンはこんな時でも冷静でいられる
自分がイヤになると言う。そして、チョルスはいつでもマリがきっかけで文章を
書く、チョルスを刺激できるマリが羨ましい、と。
「私はそんな大した人間じゃない・・・それにもうチョルスさんのそばには
いて上げられない・・・」
常に理性的で冷静なウニョンは、知的で考え深くて優しくもある、非の打ち所のない
優れた女性なのに、感情を刺激するような魅力には欠ける・・・。
一方、マリは、やはりスターとして成功した女性。一般的な知性や常識の枠を
外れていたとしても、感情に訴えるカリスマを持っているということでしょうか。
つまりは理屈抜きに好きになってしまう魅力を持っている女性。
恋愛は頭でするものではなく、心で感情でするものなのですね・・・
そして、文学や芸術の力になるのは、古今東西、マリのような女性のようです。
○マリが家に帰ると、ウジンが荷物を持って出て行こうとしていた。
ウジンは、マリの気持ちはもう分かったし日本に帰って手術を受けることにした、
手術の前に一目マリに会っておきたくてソウルに来ただけだから、と言う。
「私も一緒に日本へ行く・・・私毎日後悔しながら生きてきたの。また同じ後悔は
したくない・・・罪悪感はもうたくさん・・・」
「じゃあ、彼はどうする?」
「彼にとって、私はいない方がいい・・・その方が幸せになれる・・・私はあなたの
ためじゃなく自分のために行くの・・・お願い」
○写真集の原稿を書き終えたチョルスは、マリとウジンの元にやって来た。
マリは、ウジンが重い病気で日本で手術を受けるので、それについて行くことを
チョルスに話す。
「どうして今まで黙っていた?どちらを取るか迷っていたから?僕と別れたいから?」
「それはあなたでしょ・・・私と別れた方が幸せになれるんでしょ・・・」
「ああ、そうだな・・・ケンカもなくなる」 「そう、ケンカもしない・・・」
「お金は返す」 「いいってば・・・慰謝料だと思えば?・・・」
「返す・・・別れよう・・・」 言い放つとチョルスはエレベーターに乗り込んだ。
マリはドアの前にしゃがみ込んで動けなかった・・・
売り言葉に買い言葉か・・・想いとは裏腹にいつも口喧嘩になってしまう二人・・・
○だが、マリの本当の気持ちが分かっていたソ・ウジンは一人日本へ帰る。
「そばにいてくれると言ってくれてありがとう・・・うれしかった・・・いい思い出だ。
でも、いつまでも輝く星でいてほしくてお前の元を去った・・・あの時も・・・
日本に僕を待ってくれている人がいる・・・いつまでも輝いていて・・・」
ウジンは、ソ社長からマリを守るために、チョン・ウジンに全てを託して日本へ発った。
○あれから、ひと月?ふた月?・・・チョルスの妹と母は手術のためにアメリカへ。
釜山の大学の講師となったチョルスの小説は、もうすぐ出版の予定。
一人になったマリは、時々写真集を開いてはチョルスの文章を読む日々。
○そんなある日、チョン・ウジンの所有する放送会社とソ社長の会社の合併が
発表される日、マリは出席を拒んで、ある書店にいた。
何とそこでチョルスに再会するのだった・・・
「キム・チョルス!」去ろうとするチョルスに声を掛けたのは、またもやマリ。
言葉少なに近況を話す二人。そこにウニョンが現われて、チョルスは行ってしまった。
この時のマリの帽子、ユニークでしたね。マリだから似合ってサマになっていますが、
私などが被ったら、どこかのルンペンになってしまいそうです~^^;
○その夜マリはチョルスに電話して「会いたい、話したい、何も考えずに会おう」と。
時間を置いて、マリもチョルスも冷静になっていたようです。あの時、勢いで(?)
別れてしまったが、今でもお互いを好きなことに変わりはない・・・
マリの率直さが、再び二人を結びつけるはずだったが・・・。
○一方、会社合併の席ではチョルスの先輩ビョンジュンが、ソ社長の代筆を巡る
陰謀を暴き、会見場は混乱していた。ソ社長はマスコミに攻撃され窮地に陥るが、
皮肉にもそれとともに忘れられていた「代筆」事件が再び蒸し返されることになる。
○マリとチョルスは、二人の思い出の地である郊外の湖で会う約束をしていた。
だが、マリは、行く事を躊躇していた。それは「代筆」事件の作家キム・チョルスに
再びマスコミが注目し、間近だった小説出版までも取り止めになることを知ったから。
いつまでも終わらない「代筆」のスキャンダル。
再び二人を苦しめることになりそう・・・
さて 、紆余曲折の多い今回でしたが、これも韓ドラの楽しみ?と思いましょう^^;