こんにちは。
大変しばらくお待たせしました・・・15話のマリです~。
一昨日は『スタ恋』の放送がお休みだったので、手持ち無沙汰な夜でしたね。
でも、後2週分しか残っていないので、私的にはゆっくりの放送でもいいです~^^v
では、またまた長くなりそうですが、どうぞ・・・
○撮影所に向かったマリは、思わぬ人に再会する。なんと、忘れる事が
できなかった初恋の人、ソ・ウジンがそこにいたのだ。
「ウジナー・・・」 あまりの驚きのためそれ以上声の出ないマリ。
今日の撮影はできないと断り、外へ駆け出したマリは、車で走り去る。
居合わせたチョルスは、そんなマリの変化に衝撃を受けマリの家へ向かう。
○マリが向かったのは、昔ウジンと暮らした(?)思い出の場所。
若くて幸せだったある日、ウジンはバニラアイスクリームを買いに
行ったきり、戻って来なかったのだ。
「マリ・・・」ウジンは、声をかけて、アイスクリームの袋も差し出した。
「バニラアイスクリーム?」
「買ってきたよ・・・」
「もう会えないと思っていた。死んだと思っていたのよ・・・生きていたのなら
なぜ連絡をくれなかったの?・・・会いに来てよ、謝りたかったのに・・・」
「ごめん・・・」
マリとウジン、涙に濡れた再会・・・。
○チョルスはマリを心配し、家の前で、今か今かと待っていた。
だが、ようやく帰って来たマリの車には、ウジンも一緒だった。
チョルスは、二人を見ると無言で帰ろうとする。「キム・チョルス」と言ったきり、
ウジンに制止されると声が続かないマリ。早足で去るチョルス。
困り果てたマリの表情が切なかったですね。
チョルスと仲直りをしたくてやっと会えた今日だったのに、今、愛しているのは
チョルスなのに、なぜ、マリはチョルスを追いかけなかったのでしょう?
マリは、自分勝手に見えても、やはり生来の優しさを持っている女性。
自分のために消えたであろうウジンに気を使ったのでしょう。
○ウジンは、マリに、ここでしばらく一緒に暮らしたいと申し出た。
思いもかけない言葉に当惑するマリだった。
チョルスからの「どうしても会おう、話し合うべきだ」というメールを見て、
電話しようとするが、掛けられないマリの苦しみ。電話を待つチョルスも辛い・・・
ところで、ドラマでは後ほど映像になっていますが、マリは当初、ウジンの
同居の申し出を断っています。しかし、ウジンが難しい病気であることを知って、
ウジンと同居することにしたようです。この時点でチョルスに相談すべき
だった気もしますが、その余裕もなかったのでしょうか? それとも理解
されないと思ってしまったのかも知れません。
マリのウジンに対する気持ちはすでに恋ではなく、親友への愛・・・
その昔、マリのために身を引いて行った過去の恋人への謝罪と親愛。
それにはすでに、異性に対する恋のような気持ちは全くないのだが・・・
○チョルスと会わぬまま、撮影を進めるマリ。
順調に進む撮影だったが、マリの表情には深い悲しみの色が・・・
○マリは、同居したいと言うウジンの申し出を受け入れていた。
ウジンは同居生活を楽しんでいるようだったが、マリは・・・。
「泊めろなんて、無理言ってごめん・・・韓国にいる間一緒にいたかったんだ」
「私もうれしいわ・・・あなたの望むことは何でもなるべく叶えてあげたい」
「もし、僕がもっと欲を出したらどうする?」
答えに窮したマリは「その話はまた後で・・・フルーツでも食べましょう」
そこへ、インターホンが鳴り、現われたのはウニョンだった。
ウニョンは、ウジンの仕事を頼まれていた。ウジンがマリの所に居ることを
知ったウニョンは、「やはり断るかもしれません」と。
目が合ってしまったマリとウニョン・・・困惑のマリ、睨むように見つめるウニョン。
マリは、ウニョンがチョルスに、このことを知らせる事を予期し、チョルスの電話に
すぐに対応した。だが、チョルスはマンションから出て来たウジンに居合わせると
ウジンの呼び掛けを無視してきびすを返して去ってしまった・・・
ここでのウジンの一連の行動は何を考えてのものだったのか?後になれば
全ての謎は解けるのだが、この時点のマリとウジンは、チョルスにとっては
理解し難かったのはもちろんだ。
○チョルスの元を訪ねたマリ。マリの口からウジンと一緒にいることを聞くと、
チョルスは突然、マリを本棚に押し付け、無理やりキスをする。
だが、マリの口は硬く閉じられたままだった・・・
「・・・やめて」
「僕は今、どん底だよな・・・」
「何言ってるの? ・・・」
絶望の表情で、マリを離れるチョルスと、無言の涙を流すマリ・・・
「あなたが怒ると思ったから、ウジンのこと言えなかった・・・
最近ずっと怒ってばかりだったから、怖かったの・・・こうやって怒らせて
傷つけてばかりいたら、今度こそ本当に別れてしまいそうで・・・」
「どうしたいんだ?初恋の人と暮らしながら・・・僕と付き合うのか?」
「違うの・・・」
「何が違う? 彼氏は彼氏で、初恋は初恋だって、言うのか?・・・
吹っ切れてないだけだろ・・・なら、俺と付き合うのはよせ・・・」
「私、今はあの人のそばにいなきゃ、どうしてもよ・・・分かって・・・」
なんて辛く悲しい場面だったことでしょう。
マリはなぜ本当の理由を言わなかったのでしょう?もはや自分には真実を
告げる資格すらないという諦観?
マリはすでに「覚悟」を決めていたのか・・・
○ソ・ウジンも決してマリを取り戻すのが目的なのではない。マリの苦しむ姿を
見て、ホテルに帰ることにするとマリに告げる。
そして、ウジンはチョルスに会う。
「ソウルに戻ったのは、ソ社長に借りを返すため。もう一つはあなたに会うため」
ウジンは、自分はマリのために去ったことを後悔していない、マリも相手が
あなたでなければ苦しまないだろう、とチョルスに言う。
「全くあきれた人だ・・・マリが心配なら正々堂々と守ればいい。別れるか
どうかは、僕とマリが決める・・・」チョルスは怒りの表情で言い返し、
席を立った。ウジンはチョルスを追いかけ、写真集に文章を書いてほしいと
無理やりマリの写真を渡すのだった。
○「話をしよう」というチョルスのメールに、返事ができないでいるマリ。
チョルスに会った後、ウジンはマリに去った時の自分の本当の気持ちを
告白する。「去ったのは、貧しい写真家として付き合うのはプライドが
許さなかったからだ・・・彼に会って自分の愚かさに気付いた」と。
「彼と別れるな。俺は大丈夫・・・」
「そんなことはできない・・・できない」
○チョルスが家に帰ると、ボヨンはユリを連れてアメリカへ行くと言う。
しかも、マリからのお金で・・・チョルスの怒りは頂点に達したが、倒れたユリと
泣く母親を見ると、あることを決意して、パソコンに向かった。
○撮影日ラスト、思いがけず、チョルスが撮影所に現われた。
お互い無言のままのマリとチョルス・・・
チョルスはウジンに、仕事を引き受けると言って封筒を渡し、足早に去る。
マリの写真に付けられたチョルスの文章を読んだマリは、チョルスを追う・・・
あの時 私には二人の人生の風景や人生を支える価値観が
どれほど違うか分かっていた
あの時 私は線を越える術を 真実になる術を学び始めていた
あの時 胸が締め付けられるたび 熱い涙がこみ上げるたび
心が深い悲しみに包まれるたび 生きている全ての瞬間に
誰を愛しているのかも分かっていた
あなたを愛していると気付いていたのだ
○「キム・チョルス!」マリは去るチョルスに叫んだ。
振り返ったチョルスは、マリをきつく抱きしめた・・・
チョルスの告白と追いかけるマリ、そして熱い抱擁・・・
ああ、やっと二人の愛が確かめられ、愛の日々が戻るか・・・
14話にコメントくださったbonbonさん、Taoさん、ありがとうございます~^^
ドラマにどっぷりと嵌っていらっしゃるようですね・・・嬉しいです~。
イ・マリとキム・チョルスの愛の物語『スターの恋人』は、
語るべきことの多い深いドラマですね・・・ついつい長くなってしまうレビューです。
観る人それぞれの人生から、様々な想いを持って観るのがドラマや映画の
楽しみです・・・どうぞ、私のレビューなど気になさらずに、
皆さまの思う所や感想を気軽にコメントしてくださいね~、楽しみにしています^^v