宮城県の温泉旅館「湯主 一條(ゆぬしいちじょう)」は、今年の東日本大震災で、お客様は全てキャンセルとなり、無期休業状態となったが、その間に出来る事、特に普段出来ない事を実践し、4月23日から再開をされている。
休業中は、従業員一丸となり、「館内の徹底した掃除」「障子の張替え」「建物の改修」「露天風呂の拡充」「料理の研究」「接客サービスの研修」・・・普段出来ない事を、じっくりと考え、お客様が喜んで頂けるように、準備をされていたそうです。現在では、お客様が多く来てくださり、客室は95%の稼働率だそうです。
キーワードは「忍ぶ時間に勝機あり」だそうです。
景氣の動向で、仕事量が少ない時に、次に備える事の大切さを教えてくれ、考えさせられますね。
~OHK 「景気満開テレビ2011」より~