三宅孝治の独り言

税理士三宅孝治の日々の想いを綴ります。

震災を乗り越えて~老舗旅館の取り組み~

2011-12-31 06:22:26 | 経営者にちょっといい話

宮城県の温泉旅館「湯主 一條(ゆぬしいちじょう)」は、今年の東日本大震災で、お客様は全てキャンセルとなり、無期休業状態となったが、その間に出来る事、特に普段出来ない事を実践し、4月23日から再開をされている。

休業中は、従業員一丸となり、「館内の徹底した掃除」「障子の張替え」「建物の改修」「露天風呂の拡充」「料理の研究」「接客サービスの研修」・・・普段出来ない事を、じっくりと考え、お客様が喜んで頂けるように、準備をされていたそうです。現在では、お客様が多く来てくださり、客室は95%の稼働率だそうです。

キーワードは「忍ぶ時間に勝機あり」だそうです。

景氣の動向で、仕事量が少ない時に、次に備える事の大切さを教えてくれ、考えさせられますね。

~OHK 「景気満開テレビ2011」より~