三宅孝治の独り言

税理士三宅孝治の日々の想いを綴ります。

「三行提報」

2010-08-22 06:17:13 | 経営者にちょっといい話
先日(7月26日)の「カンブリア宮殿」で「三行提報」ということを実践されている、サトー経営顧問の藤田東久夫氏が出演されていました。サトーとは、バーコードのトップ企業である。
「たった三行で会社が変わる」「たった三行でイノベーションが起こる」と、興味深い言葉が並びました。


「三行提報」とは、
1.すべての社員が毎日書く
2.会社に役立つと思われる情報を社長に提案・報告する
3.127文字以内


なぜ、127文字か?
・電子化した時に三行で画面にちょうど良く納まる
・一行だと、「気付きました」で終わってしまうが、三行あるので「なぜそうなのか」「自分はどう思うか」も書かないといけないので、気付きになる。要するに仕事の中で「裏を取りに行く」ようになる。


社員は、「誰かが聞いてくれる」という安心感があり、また、何か気付いた事や感じた事を誰に言ったらいいのか分からないことも多いので、繋がっている喜びもある、という。



身近なところで、三行提報を採用している会社があるそうです。それは、岡山県鏡野町にある、山田養蜂場です。約1年前から採用し、「しょうがが冷え症に良い」という三行提報から、広告に力を入れたことにより「蜂蜜のしょうが漬け」が大ヒットし、前年対比5倍になっているそうです。


この方法は、大きなヒントがありそうですね。



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