三宅孝治の独り言

税理士三宅孝治の日々の想いを綴ります。

JALのV字回復は、稲盛和夫氏・・・・・

2012-12-22 10:59:23 | 経営者にちょっといい話

JALのV字回復は、稲盛和夫氏以外には出来なかったのではないかと思います。・・・・・言い切ってしまうと、お叱りを頂戴するかもしれませんが、これは「私見」ということで、お許しください。

「社長が選ぶ今年の社長」で1位になられた、稲盛和夫氏は、JALが経営破綻した時に、「会長」に就任され、JALを再建されました。就任にあたり、3つのことを考えられたそうです。そして、無給で引き受けられました。

1.JALの残った社員のため

2.日本経済のため・・・JALが二次破綻すると、日本経済に与える影響が大きすぎる

3.国民のため・・・航空事業が、実質的に独占になると、競争原理が働かず航空料金が高くなるなど、国民が多くの負担を強いられることになる

JALのV字回復には、「フィロソフィ」と「アメーバ経営」を引っ提げて、臨まれたとおっしゃっていますが、それだけで真の回復は出来なかったのではないかと感じています。それは、稲盛和夫氏のお人柄・取組みをされるお姿・わかり易いお話などが、JALの社員の皆様の心を打ち、一つの方向に向いたのでしょうね。

私も、最近、自分自身の努力が不足していることを痛感しています。残された人生の中で、元氣なうちは、仕事に全力で臨みたいと考えています。これから、私は「フィロソフィ」と「アメーバ経営」を更に学び、実践してゆきます。

 

 

それでは、記事をご紹介いたします。

 

■「社長が選ぶ今年の社長」に稲盛和夫氏 2位は孫ソフトバンク社長 産能
大調べ

 産業能率大学が11日に発表した年末恒例の「社長が選ぶ今年の社長」で、
1位に日本航空名誉会長の稲盛和夫氏が選ばれた。トップ10には最年少上場
社長や格安航空会社社長など、今年話題となった顔ぶれが並んだ。

 稲盛氏は、今年再上場を果たした日本航空の再建手腕が評価され、調査に回
答した経営者からは「非常に困難と思われた企業再建を予想外の短期間で達成
した」(47歳、卸売り・小売業)などとの理由があがった。

 2位はソフトバンクの孫正義社長で「常に攻めの姿勢で経営している」(5
5歳、運輸業)、3位はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長で「ぶれ
ない方針で世界市場に挑戦している」(67歳、卸売り・小売業)。

 7位には25歳で東証一部上場会社社長となったリブセンスの村上太一氏、
9位にはピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)がラン
クインし、「最年少での上場はすごい」(40歳、製造業)、「新市場を開拓
しLCCを根付かせた」などとのコメントが寄せられた。

 また、「来年注目する会社」では、1位にシャープ、2位にパナソニックが
選ばれ、「危機から脱出できるか」(50歳、情報サービス)、「家電業界が
活性化しないと消費が上がらない」(50歳、卸売り・小売業)などど、電機
メーカーの動向に対する関心の高さがうかがえた。

 調査は11月22日~12月4日の期間で、従業員数10人以上の企業経営
者565人を対象に実施。有効回答数は「今年の社長」が445人、「来年注
目する会社」が373人。

産経新聞2012.12.11

 

 


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