アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

文楽のゆかりツアーで錦秋公演へ

2015-11-08 | 文楽とか映画とか


11月7日、国立文楽劇場へ11月錦秋公演 第を観に行って来ました。

〔公演期間〕
2015年10月31日(土)~11月23日(月・祝)
※11月12日(木)は休演

Kさんは、着付けレッスンでお稽古された素敵な装いです。
雨が降らなくて良かったです
文楽大好きまきちゃんもご一緒させていただきました

開演1時間前集合で文楽のゆかりツアー、
まず後藤静夫先生から詳しい解説をしていただきました。
江戸で書かれた脚本だそうで、珍しい奥州訛りの浄瑠璃が聴けます。
そして、さすが江戸っ子といえる点、作家自身のペンネーム自体が洒落なんですって。

後半は三味線の鶴澤清丈'さんのお話でした。
この方は10月の「にっぽん文楽」でも解説を楽しませていただきましたが、今回は別ネタ(笑)
それも面白かった。
間近で弾いてくださる太棹三味線の音にも大感激です。
これからますますのご活躍を期待しています

お昼の部は、珍しい演目だそうです。
幕が開いたら田植えの場面だったので、思わず本町着物フリマで見た田植えの帯を買えば良かったなぁなんて・・・冗談ぷぷ。

理不尽な理由で殺される場面、健気な子供が泣く場面、いろいろあるよなぁ。
今回大笑いしたのは、浅草雷門の段。「手品師豆造ことどぜうでござります~~」
これについては、数年前に豊松清十郎さんがブログに書いておられますので
人形の姿などご覧ください。

笑いながらも怖かったんですけどね・・・

美しい花魁は清十郎さん、美しくてうっとりです。
最後の団子売りは明るく朗らかに。
「そんならお臼」「杵造さん」
けっこうのっぺりした顔が怖かった・・・。
玉男さん勘十郎さん、盛り上がって幕となりました。


来年のカレンダーと、夜の部に備えて狐のストラップをお土産に買いました
思い返すと、実は私は人形が怖い。怖いもの見たさに通うのか。

またまたHata婆さんの一揃い。
この大島紬には共布で道行コートもあります。高齢者好みの・・・セット。


暖かいというより暑い!
一応ショールを持ちましたが、使わずじまいでした。
夜の部は、21日の文楽のゆかりツアーに行く予定です。

これが終わったら、次はお正月公演か・・・









着付けのグループレッスン

2015-11-08 | シュシュ便り


こちらは、ひと月かふた月に一度のグループレッスン、
気長にマイペースでの着付けレッスンですが
季節ごとにその季節に合ったキモノでお稽古を進めてきました。
お互いを観察することが出来るから気づきも多く、切磋琢磨出来るのがグループレッスンの大きなメリットです。
肩痛のリハビリにもなるお太鼓作り、出来ましたね!
それぞれ持って来られるお道具も様々で、それが貴重な教材になっています。
ありがたい事です。

私はHata婆さんの大島紬に秋色の九寸名古屋帯。


お稽古の後、キモノのままでお昼ご飯に出かけました。
キモノを着たら「ちょっとそこまで」が大きな自信に繋がっていきます。
草履で歩いたりキモノで食事をして、洋服の時とはとは違う身のこなし方を発見できるので、「ちょっとそこまで」を積み重ねましょう




四條畷市、学研都市線忍ヶ丘  『着付けのシュシュchouchou』

着付けのレッスン(日にちはご相談ください) 10時半~・13時~・15時~
着付けいたします(出張可)
[完全予約制]
申込・お問合せはemi09069874553gmail.com
を@に変えてください)
必ずお名前と連絡先メールアドレスをお知らせください。






百目柿

2015-11-04 | 日記


家人の里の柿の木は、樹齢70年ほど経つそうで
最近の実りはずいぶん少なくなってきました。
家屋も取り壊すそうで、これが最後の景色かも知れません。
その中に「百目柿」という大きな渋柿の木があります。
変な顔。


以前、渋抜きチャレンジしたものの全て腐らせてしまい、もうこりごりなのですが
木の上で熟したひとつ、義母が大事に採って「美味しいよ~」と食べさせてくれました。


ジャムのようなねっとり感と、しびれるような甘さ。
生まれて初めての体験。自然ってすごいですね。
今年は少しだけ干し柿名人さんへ送らせていただきました。


うまく渋抜きが出来ますように~
















本町きものフリマ終了しました

2015-11-02 | キモノ


本町きものフリマは無事に終了しました。
たくさんの方においでいただきまして
スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました

何か良い見つけものがあったでしょうか?
不手際があったかも知れませんがご勘弁を。

あるもん屋も美人看板娘がハッスル。


裏で糸引くやり手ババア。


久しぶりにお会い出来た方々もあって、 感激しっぱなしの1日でした。
キモノあってこそのご縁に、大きな喜びを感じました。

そして、色んな事を学べる場でもあります。
人それぞれの人生に添ったキモノ達の物語があって、これはもう日本ならではの繊細さがあって、それを触らせてもらって、話を聞いて驚いたり頷いたりする事は、本当に貴重な体験となります。

さて、片付けも終わりましてこちらは「着物みゅ~ず」の美女たち。
なかなかお会い出来ない方々ともご一緒出来て楽しかったです。またねー


撤収後にコメダでちょっと一服。
お疲れさまでした!


Hataばあさんの大島紬にこころやさんで買った半幅帯、往復には絣模様の木綿羽織。羽織紐は琴さんメイド。


キモノを脱いでジャージでゴロンとしたら最後、風呂も入れず1日遅れのゾンビと化しました。