台風、豪雨、強風後の登山に対する注意です。
山は台風などが通過した1週間ぐらいは崩落や倒木の危険があります。
晴れているからと安心していると思わぬ事故になります。
2017年10月の台風21号。 六甲山(魚屋道)有馬温泉~六甲山最高峰。
3年前の台風11号から台風が来るたびに倒木が有ります。 2017年10月の台風21号が過ぎ去ったあと沢山の倒木がありました。
菊水山。
2014年8月台風11号。 菊水山。
左、2014年6月撮影。 右、8月18日撮影(台風11号8月10日)。
左、2014年6月撮影。 右、2014年8月台風後、登山道の右側が大きくえぐれるように崩れ、土砂で ゛あと900m ゛ の看板は押し流されていた。
六甲山の魚屋道(有馬から六甲山)2014年8月20日撮影。
魚屋道は安全な登山道ですがアチコチ崩れています。
こんな酷い魚屋道を見たのは初めてです。
一軒茶屋近くに登山道通行禁止の表示がありました。
2017年10月現在、紅葉谷(ロープウェイ~灰形道)はまだ通行できません。
大岩ヶ岳。 2005年2月27日撮影。
下山を南東のコースへ下りた。途中から倒木や土砂で登山道が無くなっていた。
流されてきた物が沢に堆積していた。
かわす道が無いので倒木の中を真直ぐ進んだ。
左、中、登山道をふさぐ倒木。 右、まったく登山道が分からない。 ヤブ漕ぎで進んだ。
目の前に堆積物の山が出来ており仕方がないので乗り越えた。 堆積物は不安定で危険です。
これ以外にも豪雨後の晴天、六甲山のツエンティークロスを歩いていたとき沢が増水し渡れなかったことがあった。
その場所は沢が狭くなっており水流が早くなる場所だった。
置石の上30mぐらいまで水かある。 足が流されると命に係わる事故になる。 残念だがこの時は引き返しました。
登山初めて36年になる。
高山から低山までいろんな山を登り危険な事も何度も経験してきた。
ここら辺りはベテランの方はよく御存じだと思います。
初心者の方にお願いしたいのは、台風や豪雨強風の後、晴れていても注意を要するということです。
山はスポンジだと考えてください。 天気が良くなっても山は沢山水を吸い込んでいます。
普段はチョロチョロの沢も濁流になっています。
どうしても行くなら絶対に安全と分かっている山へ行きましょう。
途中、軽い沢みたいなのと並行した道?泥濘に棒や倒木・1メートルほどの裂け目みたいな所を通り、色々経験できるアスレチック(某番組のサスケ)みたいで、聞いてたよりハードだなと思ってたのですが、台風11号の影響だとは。。。。
後で詳しく調べてビックリしました。どうりで、魚屋道が川が流れた感じで、登山道にしては歩きにくいし、崩れている所が多かったんですね(;´・ω・)
こんなのが今、広島や全国各地で起こっているとは、改めて天気の恐ろしさが分かりました。
やはりかなり荒れていたようですね。
これだけ酷い状態はあまり記憶にありません。
実は南アルプスを登山予定だったのですが天候が不安定でまだ行けていません。
今年は雨が多すぎます。
それで気に成るのが、岩や地中に打ち込まれた鉄柱です。有ったであろう階段の木材は無く只、木材を止めるが為の鉄柱のみが残っています。それも多数。
私など何回か鉄柱に足を取られ転げかけました。
転げたらまたそこに鉄柱が有り大きな怪我をしそうで怖かったです。
縦走路の整備をされているのは知っていますが、鉄柱の処理の対応はご存知無いですか。
縦走路に限らず登山道には丸太等を支えている鉄柱が有ります。
山田さんが書かれているように丸太が外れたり朽ち果てたりして無くなっり地面から鉄柱が出ている場合が有ります。
私もあれは危険だと思っています。特に下りの時に足を引っ掛けると転倒して大怪我をする。
六甲全山縦走路は大会が有る前に整備されます。ただ登山道のすべてを細かく整備できるかはわかりません。東六甲の下山は暗い中歩くので足元には特に注意を要します。
山は近隣の人やボランティアの人が整備しています。
山は手入れをしないとすぐにジャングルになる。
私は整備された登山道を見ていつも感謝しながら歩いています。