みわこの館

徒然なるままに、みわこの日記を書いてみます。

癌と闘う友のこと

2008-10-27 | 感じたこと


一昨日 千葉県柏市にある 国立がんセンター東病院に入院している
友人の お見舞いに行ってきました。


彼は 学生時代 同じサークルに所属していた仲間です。


癌で入院していることを聞いたのは つい 数日前のことで
聞いた時は ショックで 涙が止まらず 号泣してしまいました。


今年の2月 体調不良により 病院で診てもらった時には
もう すでに 胃癌の末期状態だったようです・・・。


その後 2度 手術をし 先月 3度目の開腹手術をしたそうですが
手術をしても 治癒する見込みがないほど進行し 転移もしていて
お医者様は 何もせずに 塞いだ ということでした。


治療の副作用で 食事も 喉を通らずに
かつて 80kg近くあった体重も 50kgまで痩せてしまい
手足も 骨に皮がついているような 痛々しい姿でした。


奥様と家族で 毎日看護をしていたようですが 
家族だけでは もう 限界がきていて 昔の仲間に SOSの電話があり
その当時 彼が所属していた 2つのサークルの仲間計6名で お見舞いに行ったのです。


抗がん剤により 髪の毛が抜け落ち 寝たきりになって数ヵ月が過ぎ
床ずれで 腰も背中も 痛い と話していました。


病室に入った時には 弱々しかった彼も 帰る頃には 声にも張りが出て
最後に 握手をした手は 力強く 表情も明るく 笑顔でいっぱいでした。


病院のお薬は 治療する上で 必要なものですが
優しさや思いやり そして 愛する気持ちが どんなに素晴らしいお薬になったのか
彼の 顔を見ただけで それが この上なく大切なもの だったということを
とても強く感じました。


奥様のお話では あと 数ヵ月の命だと お医者様から宣告されたそうですが
奥様やご家族のお気持ちを考えると 辛くて苦しくて たまらなかった・・・ 
みんなのために 一日でも長く 生きていてほしい!!



今朝撮影した 大島の写真を UPします。


雲の間から輝く オレンジ色の光が 眩しかった。


I君 私からも またパワーを送るので
絶対に負けないで 頑張ってください!!