夫の体調記録~がんばろっ!~

お気楽夫婦だったのに・・・悪性リンパ腫と闘った夫、妻の日記

主治医のメルロー先生

2005-03-17 12:44:53 | プロフィール
昨日の診察待ちの時、アカオさんは同じ待ちの女性に声をかけられたそうだ。

「毎週来てますが、やはり化学治療ですか?
 担当はメルロー先生ですか?」

そのご婦人は、娘さんも、重度の機能障害があるらしく(病名は忘れた)、
家族皆、メルロー先生に診てもらっているとのこと。

「最初は教授だか何だか知らないけど偉い先生が担当だったんだけど、
 肌が合わないというか、感じ悪いので、
 『担当を替えてください』と言ってみたら、メルロー先生に代わってもらって。。。」

その女性はさらに話を続け、
「メルロー先生は、評判いいみたいですよ。
 最初はぶっきらぼうで、声も大きいし、つかめなかったんですけど、
 今は心から信頼しています。家族全員診てもらってるんですよ。
 親身になってくださるし、本当にいい先生です。
 それからというもの、娘もだいぶ良くなってきてるんですよ。」

と、思いっきりべた褒め(笑)だったそうです。

やっぱり、重度の患者とその家族としてみたら、
生命にかかわることですもの、ちょっとした先生の態度や言葉が
何倍にも心に響きますよね。
結局人間だから。
患者にしてみたら、医療の技術とか名誉とか、そんなことよりも
メンタルな部分での影響が
かなりあるのかもしれないですね~?なんて思えました。

「感情」、心に感じる思い、
これは細胞に影響するんですね?たぶん。
人間の体の神秘です。

だから、先生を信頼すること、大切です。
信頼できない先生なら、代えてもらった方がいいんですね。

アカオさんも、それからその話しかけてきたご婦人と娘さんも、
担当がメルロー先生で良かったです。

メルロー先生は、他の先生よりも
待ち時間が長いというか、いつも患者が少ない気がします。
たぶん、一人一人丁寧に、
待ち時間に、調べたり、書き込みしたり、丁寧にしているかなあ?

アカオさんはそんな風に言ってましたけど。


私は、付き添った時、メルロー先生の白衣姿を初めて見ました。
それまでは、仕事が終わって、プライベートで食事に来ている姿だったから。
といっても半分は仕事絡みかな?

だから、仕事してる姿なんて想像できなかった(笑)。
本当にドクターなのかなあ?一般的な医者のイメージがないし・・・
お洒落というか、センスいいし、
とっても面白い人。
なんていうか・・・本音トークだし、ツボを抑えてるから、おかしい(笑)。
決してふざけてはない。面白いというのは、ユーモアがあって、かなり真意をつかんでいるから、
頭のいい人だなあ、集中力がある人だなあ、さすがドクター。
なーんて思っていた。
で、決していばらない!
そこがすごく面白くて、、、。


まさか、まさか、私たちが患者としてメルロー先生にお世話になるなんてねえ・・・
不思議なものです。縁とは。




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