夫の体調記録~がんばろっ!~

お気楽夫婦だったのに・・・悪性リンパ腫と闘った夫、妻の日記

七回忌に納骨しました

2012-10-15 18:02:55 | 夫を想う
昨日、七回忌法要を無事営みました。


明日が命日です。
早いものです、もう丸6年経ったということ。。。


ずっと悩んでいた納骨、お墓のこと。
納骨堂に預けたまま、それが気がかりでした。


私達の間には子供がいません。
アカオさんには先妻の子供がいるとはいえ、
娘達で、すでに嫁いでいるわけですし、、、。


行く末、墓守する人がいないわけですし、
嫁いだ娘達、その子供達に負担をかけるのも気が引けます。


当初、未亡人となった私に、
住職さんは
「まだ若いし、慌てなくてもいいですよ、決めるのは。
 七回忌、十三回忌頃でも。」
と、おっしゃってくださいましたが、

早いもので七回忌を迎える年になりました。



残された骨だけを納骨堂にとどめておかずに、
土に帰して安らかに、、、という祈りで、
永代供養墓に納骨することにしました。


よくはわかりませんが、
お墓とか、遺骨を残すとか、、、「形」というのは、
遺族というか現世の人の執着というか、
よりどころだけなのかな?不安で、、、。

魂は、場所とか形にこだわらず、
私達を見守ってくれているでしょうし、
私達の祈りも通じていることでしょうし。

だから、「形」を残すのは、現世の人のためなのかな?
そう思えて、だんだん気が楽になってきました。
そう思わせてくれる歳月が
ちょうどこの七回忌の頃なのかもしれません。


”時間が解決してくれる”
ということを、以前言ってくれた人がいました。

一周忌、三回忌までは気を張っていたせいか
あまり寂しさを感じずにいましたが、
逆にそれを過ぎてからがなんとも不安になる年月でしたけれど、
七回忌の頃になると、
そうではいけない、いつまでも下を向いて、前を見失ってはいけない、
そう思えて、やっと前向きになれる、そういう年月が
ちょうど七回忌頃なのかもしれません。

まあ、私の場合は、そうかな。




私達の場合、遺族達に相談をして決めたことですので、
これでよかったと思っています。

七回忌供養と納骨供養をし、手を合わせました。

やっと、土に帰すことができました。

”長い間、私の不安と迷いで、心配かけてごめんね。
 安心して、安らかに眠ってね”




彼の孫達が前会った時より大きくなっていて、感動しました。
健やかに育って、立派に成長することを祈るばかりでした。
嬉しかったです。