角川『俳句年鑑』2021年版!
〜60代男性「句境を深く掘り下げる」の欄に掲載さる〜
【年代別2020年の収穫 60代男性】
藤田直子氏選
永田満徳(昭和29年生) 63P
大阿蘇を踏石として月昇る 「未来図」12
秋の雨地にあるものは音を立つ 「未来図」11
熊本在住の作者。折々に阿蘇の雄大さを詠んできた。
二句目の、一切を省略した潔さも佳い。
(その他)
【全国結社・俳誌」一年の動向】
「俳句大学」410P
〈学長〉として
鰓呼吸したき残暑の夜なりけり 永田満徳
「火神」312P
〈編集長〉として
ボールペンくるりと回し春惜しむ 永田満徳
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