やっパリ、メトロで。

パリ在住だったブログ主が語る、パリ・フランス、日本の交通系散歩日記。鉄分やや多め。

京成「シティーライナー」:成田まで先代「スカイライナー」に乗ってみる

2015-12-05 | 日記
11月14日からフランス出張でした。成田空港から飛行機に乗ります。

当ブログでもいくつか記事を書いてきたとおり、
静岡から成田空港に行く道はさまざまあります。
今回も、安く、しかもアクセントをつけようと、
あえて新幹線とせずに「湘南ライナー」などに乗っていこうと考えていましたが、出発当日は土曜日。
運転していません。
そのため東京まではおとなしく新幹線としました。
じゃあ、その先は成田までJRか、バスか、それとも…

が、京成電鉄の時刻表を調べてみると、土休日のみ運転「シティーライナー」が走っているではありませんか。
これは、2010年に現在の車両になる前の「スカイライナー」に使われていたAE100形で運転されています。
運転経路も、現在の成田スカイアクセス線ではない、京成本線を行くもの。
JR派の私ですが、これを機に「シティーライナー」に乗ってみたいと思いました。

折から、この1日1本だけ残された「シティーライナー」も、
12月5日のダイヤ改正で姿を消してしまいます。
これに専属で使われていたAE100形も、今後の去就は発表されていません。

というわけで、2010年以前の空港アクセスの気分になってたどってみます。




京成上野駅、シティーライナーが入線してきました。
乗り込む人はわずか。というのは、こちらは空港までは入らず、
京成成田駅止まりです。しかも所要時間の長い京成本線回り。
隣のホームには、空港まで行く「スカイライナー」が待っていて、
スーツケースを持った人たちを吸い込んでいきます。


車内販売設備もあったと思われます。


室内はオーソドックスにまとめられており、全体的に90年代前半を感じさせる設えです。
ほぼ同区間を走っていたJRの初代「成田エクスプレス」253系と同時期ながら、
雰囲気はだいぶ違います。


座席は固め基調のリクライニングシート。


フットレストも付いています。


空港アクセス列車のため、大型荷物置き場がついています。


都内を抜けると、田園地帯を行きます。


ちょっと走ると、一気に街が見えてきて、途切れるとまた田園地帯、という景色が連続します。

約50分で京成成田駅です。




この列車はここで終点。スーツケースを引きずりながら降り、
次の空港行の列車を待ちます。空港まであと10km程度。

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