生かして生かされて生きる

日々感じる事 気になる言葉
宗教問わず信仰について考える
ほとんど私用メモ帳化してます

カナリヤ

2006年03月21日 | 宗教被害・虐待被害関連
3月20日は、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こした日だそうだ。

こちらのブログでも記事があった。

私のとある知人は丸の内に勤務にいくその日、
たまたまいつもの地下鉄に間に合わず、一本遅らせたことで、現場に居合わせることはなかった。
けれど、ホームを出る時、外に出るにつれバタバタと人が倒れ、床の嘔吐物などと、身悶え苦しむあの惨状を目にし、間接的でも自分も目の調子がおかしくなったらしく、すぐに会社に電話をし病院へいったらしい。

オウム真理教元信者と家族で作られた「カナリヤの詩」というサイトがある。
元信者の体験が痛々しく、生々しい。
信者は皆、何か特別な人でも、悪人なわけでもないと思う。
何かを求めてたどりついたところがたまたまオウムだったのだろう。

オウムの件も含め、宗教被害対策、カルト被害対策、脱会カウンセリングについては、
日本は国からの対策がないに等しい。
宗教、カルトの個人トラブルに対しての法律もない。
ようやくわかってきたのがPTSDという言葉だろうか。
宗教被害者ケアの民間公式ボランティアもない。

オウムは名前を変えて残っている。
一部の信者も残っている。その中に絶対的な正しさを見出しているのだろうか。
殺人に関連した教義の部分は削除されたわけでもなく、
解釈を変えることによってそのまま残っているそうだ。
その教義を原理的にでなく、概念として通用していれば、個人の信仰にいたっては一応問題ないわけではある。

サティアンがあった場所と、坂本弁護士一家失踪事件の、子供が埋められた場所に訪れたことがある。

どちらも風光明媚な場所だった。

被害者の方に哀悼の意を表するとともに、いまだ後遺症に苦しむ方に心からお見舞い申し上げます。
また、元信者の皆さんの心の回復とあらたな道の歩みを願っています。


去年の地球

2006年03月18日 | その他
 TIME誌の「The Best Photos Of The Year2005」

今頃ながら、昨年一年の世界のニュースを写真で振り返る。
ショッキングな写真も含まれます。

一年はあっという間に過ぎてしまいますが、
同じ地球でさまざまなことが起こっているのだと、
写真を見てしみじみ思う。
写真だけでは暑さ、寒さ、痛さ、つらさは、
想像でしか知る事は出来ないということをちょっと本気で思ってみる。

先日ヨーロッパに住む友人と気候についてメールしていたら、
向こうの天気模様となんとなくリンクしている。
日本も大寒波で大雪記録なら
向こうも異常気象でマイナス20度の記録で
池が凍り白鳥が氷に閉じ込められたと。

春が来たかと思ったら
こないだ冬に逆戻りしたというのも、こちらと向こうで同じく。

こちらは桜がこれからもう少し先。
そちらはどうか。


宗教被害、虐待問題関連ブログ内リンク集

2006年03月04日 | 宗教被害・虐待被害関連
 
旧ブログのカルト問題記事まとめ
●全部

●うちわけ
・ブラックメール
・カルトを問いなす
・脱カルト協会 シンポジウム1
・脱カルト協会 シンポジウム2
・脱カルト協会 シンポジウム3

・そのいち
・そのいち、番外編
・そのに
・そのさん、さんぶんのいち
・そのさん、さんぶんのに
・そのさん、さんぶんのさん

・カルト・セクトを知る
・バグダッド
・カナリヤ
・カナリヤ2
・日本のカルト宗教問題
・日本の宗教事情
・日本のカルト
・信仰が人を殺すとき
・宗教との付き合い方
・カルト信者の共通点
・布教活動と幸せの押し売り(メサイヤコンプレックス)
・セクトを知ろう
・宗教依存性と2世3世

・虐待スパイラル
・日本の宗教被害とケア
・危ない宗教の見分け方
・幸福
・宗教と社会


愛を乞う人
虐待と脳と心
ダメージと昇華


過去記事になりますが、ご意見等などありましたらお待ちしております。