■特殊清掃「戦う男たち」
遺体処理から特殊清掃・撤去の仕事をする方の現場の話。
(人によってはショッキングかも)
調べたら、人気ブログなのですね。
人は死ぬと、
生命活動は止まって、今度はゆっくりと腐敗に向かってゆく。
誰でもいつか、必ず死ぬ。
死は身近なのに、日常での死はわりとクリーンなイメージが先行する。
生々しい腐乱死体に出くわす事は、私の周りではめったにない。
けれどもそれも自然に消えるわけでなく、だれかが掃除してくれている。
そんな当たり前の事をあらためて知らしめてくれる。
そういえば水の底で遺体で見つかった親戚も、だれかが作業してくれたのだな。
偶然出くわした自殺現場も、引き上げ後、だれかが清掃してくれたのだな。
そういった現場は、雰囲気も臭いも日常生活からは想像もつかない特殊な空間になる。
人によってはかなりの精神的ダメージをおう場合だってある。
だからこそ、そういう体験をした人たちの言葉は、ずんとくるのかも。
大江健三郎の本「死者の奢り」に影響されて、
友人と一緒に病院の死体洗いのアルバイト希望の電話を入れてみた学生の頃。
「そんな仕事はありません」と断られた。
それもそうか。